ore.envAsEmptyenv
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Oracle Databaseへのシリアライズ中にオブジェクト内の参照される環境を空の環境で置き換えるかどうかを指定する論理値。TRUEの場合、オブジェクト内の参照される環境は親が.GlobalEnvである空の環境で置き換えられ、参照される元の環境内のオブジェクトはシリアライズされません。これにより、シリアライズされるオブジェクトのサイズを大幅に削減できる場合があります。FALSEの場合、参照される環境内のすべてのオブジェクトがシリアライズされますが、シリアライズを解除したりメモリーにロードすることもできます。このオプションのデフォルト値はFALSEです。
このグローバル・オプションは次のOracle R Enterprise関数で使用されます。
シリアライズされたlistオブジェクトをデータベースに保存するためのore.push
オブジェクトをOracle R Enterpriseデータストアに保存するためのore.save
ore.doEval、およびlistタイプのパラメータをシリアライズし、埋込みRの実行時にR関数により返されたオブジェクトをシリアライズするためのその他の埋込みR実行関数
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ore.na.extract
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ore.frameオブジェクトまたはore.vectorオブジェクトの論理サブスクリプト中に使用される論理値。TRUEが指定されると、NA論理サブスクリプトを含む行または要素は、NA値を含む行または要素を生成しますが、これは、Rによるdata.frame値およびvector値の欠損値の論理サブスクリプトの処理方法を模倣します。
FALSEが指定されると、NA論理サブスクリプトはFALSE値として解釈されるため、対応する行または要素が削除されます。デフォルト値はFALSEです。
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ore.parallel
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埋込みRの実行で使用する優先並列度。次のうちの1つ。
デフォルト値はNULLです。
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ore.sep
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ore.frameの複数列の行名間で使用するセパレータを指定する文字列。デフォルト値は|です。
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ore.trace
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Oracle R Enterpriseの反復関数が反復ごとに出力を印刷するかどうかを指定する論理値。デフォルト値はFALSEです。
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ore.warn.order
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順序付けが必要な関数で行名がないore.frameまたは要素名がないore.vectorを使用したときにOracle R Enterpriseが警告メッセージを表示するかどうかを指定する論理値。デフォルト値はTRUEです。
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