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Oracle® R Enterpriseユーザーズ・ガイド
リリース1.5
E67082-02
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1.5 Oracle R Enterprise使用時の通常の操作

Oracle R Enterpriseの使用での一般的な操作の進め方を次に示します。

  1. Rセッションで、Oracle Databaseインスタンスのスキーマに接続します。

  2. スキーマをアタッチして、データベース表に対するOracle R Enterpriseのプロキシ・オブジェクトを生成するスキーマ・オブジェクトと同期化します。

  3. 分析用のデータを準備し、探索的データ分析およびデータの視覚化を実行する場合があります。

  4. OREmodelsパッケージまたはOREdmパッケージの関数を使用してモデルを構築します。

  5. ローカルのRセッションで、または埋込みRの実行を使用して、モデルを使用してデータをスコアリングします。

  6. 分析結果をエンド・ユーザーにデプロイします。

図1-1 一般的なOracle R Enterpriseのワークフロー

この図は、これらの手順および手順の一般的な繰返しを示しています。

図1-1の説明が続きます
「図1-1 一般的なOracle R Enterpriseのワークフロー」の説明

「Oracle R Enterpriseの概要」では、次の操作について説明します。

「データベースでのデータの準備および探索」では、分析用のデータの準備およびデータの探索について説明します。データの準備および探索には、次のような操作が含まれる可能性があります。

「Oracle R Enterpriseでのモデルの構築」では、OREmodelsパッケージおよびOREdmパッケージの関数を使用して、Oracle Data Miningモデルを含むモデルを構築する方法について説明します。

「Rモデルでの予測」では、Oracle R Enterpriseモデルでのore.predict関数の使用について説明します。

「Oracle R Enterpriseの埋込みRの実行の使用方法」では、データベース・サーバー上で稼働する1つ以上のRエンジンでRスクリプトを作成および実行する方法と、それらのスクリプトをOracle R Enterpriseのスクリプト・リポジトリに保存する方法について説明します。