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Oracle® Application Expressエンド・ユーザーズ・ガイド
リリース5.1
E89952-01
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2.5 対話グリッドのリセット

データベースに最新版のデータを導入するには、対話グリッドをリフレッシュします。対話グリッドをリセットすると、最後に保存されたとき以降のすべての変更が元に戻されます。過去の一時点(分単位)にグリッドをフラッシュバックすると、その時点に存在したとおりにデータベースからデータを取得し、そのとき以降にデータベースのデータに行われた変更はすべて無視されます。

2.5.1 対話グリッドのリフレッシュ

データベースにある最新のデータで対話グリッドを更新するには、「アクション」の「データ」サブメニューで「リフレッシュ」を選択します。

ブラウザでページ全体をリロードするより、対話グリッドをリフレッシュする方が高速です。流動性の高いデータ・セットの場合、リフレッシュは有効な機能です。

対話グリッドをリフレッシュするには、次のステップを実行します。

  1. 「アクション」メニューをクリックし、「データ」を選択します。
  2. 「リフレッシュ」を選択します。
グリッドがリフレッシュされます。データの更新が適用されますが、マークされません。

2.5.2 対話グリッドのリセット

対話グリッドへの変更を元に戻すには、「リセット」ボタンをクリックするか、「アクション」の「レポート」サブメニューから「リセット」を選択します。

警告:

対話グリッドをリセットすると、前回保存された状態に戻ります。そのとき以降の変更はすべて失われることがあります。

対話グリッドをリセットするには、次のいずれかを実行します。

  • リセット」ボタンをクリックします。
  • 「アクション」メニューをクリックした後、「レポート」「リセット」の順に選択します。
グリッドが、最後に保存した状態にリロードされます。

2.5.3 保存した対話グリッド・レポートへの「リセット」ボタンの影響

「リセット」ボタンをクリックすると、グリッドがリロードされて、最後に保存した状態になります。この保存状態は、レポート・タイプにより異なります。

プライベート・レポートで「リセット」ボタンを押すと、ユーザーが前回ビューを保存したとき以降の変更だけが元に戻されます。ユーザーは、「アクション」の「レポート」サブメニューでレポートを保存できます。

プライマリ・レポートで「リセット」ボタンを押すと、時間枠に関係なく、エンド・ユーザーが行ったすべての変更(再編成、新しい内容など)が元に戻されます。これは、エンド・ユーザーはプライマリ・レポートを上書きできないためです。

2.5.4 前回状態への対話グリッドの回復

対話グリッドを特定の時点に戻すには、「アクション」の「データ」サブメニューで「フラッシュバック」を選択します。

対話グリッドを回復するには、次のステップを実行します。

  1. 「アクション」メニューをクリックし、「データ」「フラッシュバック」の順に選択します。
    「フラッシュバック」ダイアログが表示されます。
  2. 戻したい過去の分数を入力します。
  3. 「保存」をクリックします。
グリッドがリロードされます。