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Oracle® Application Expressエンド・ユーザーズ・ガイド
リリース5.1
E89952-01
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2.4 対話グリッドの保存

変更を、新しいレポートとしてアプリケーション内に保存します。これらの対話グリッド・レポートは、名前を付けてプライベートのままにすることも、パブリックにして他のユーザーと共有することもできます。

2.4.1 対話グリッドのレポート・タイプについて

対話グリッドのレポートには、様々な用途と特性があります。エンド・ユーザーは対話グリッドのプライマリ・レポートと対話して、変更をプライベート・レポートとして保存します。

Oracle Application Expressのエンド・ユーザーが利用できるデフォルト・レポート・タイプのリストを次に示しますが、開発者はさらに追加することを選択できます。

プライベート・レポート

ユーザーは対話グリッドのプライベート・レポートを保存して、それに対して行った変更を維持できます(たとえばフィルタ、集計、列順序、表示する列およびその他のカスタマイズ)。

プライベート・レポートは、そのレポートを作成したユーザーのみが表示できます。

プライマリ・レポート

対話グリッドのデフォルトの状態はプライマリ・レポートです。

ユーザーはプライマリ・レポートの外見と構成をカスタマイズできますが、上書きも、名前の変更もできません。プライマリ・レポートは、バックアップまたは対話グリッドの新しいビューをカスタマイズするための出発点として有効です。

プライベート・レポートを保存すると、ドロップダウン・リストがツールバー上、検索バーの近くに表示されます。これを使用してレポートを選択できます。

関連項目:

『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』利用できる保存オプションへのユーザー・タイプの影響

2.4.2 対話グリッドでのレポートの保存

対話グリッドに変更を保存するには、「アクション」の「レポート」サブメニューで「名前を付けて保存」をクリックします。

プライベート対話グリッドを保存するには、次のステップを実行します。

  1. 「アクション」メニューをクリックし、「レポート」を選択してから「名前を付けて保存」を選択します。
    「別名保存」ダイアログが表示されます。
  2. 「名前を付けて保存」ダイアログで、次のようにします。
    1. タイプ - 「プライベート」を選択します。
    2. 名前 - グリッドの名前を入力します。
  3. 「保存」をクリックします。

    レポートにさらに変更を保存するには、「アクション」の「レポート設定」サブメニューで「保存」を選択します。

レポートが保存され、確認メッセージが表示されます。

対話グリッドに複数の保存されたレポートがある場合、検索バーと「アクション」メニューの間のツールバーにドロップダウン・リストが表示されます。


レポートのドロップダウン・リスト

2.4.3 対話グリッドでのレポートの名前変更

対話グリッド・レポートの名前を変更するには、「アクション」の「レポート」サブメニューで「編集」を選択します。

レポートの名前を変更するには:

  1. ドロップダウン・リストからレポートを選択します。
  2. 「アクション」メニューをクリックした後、「レポート」「編集」の順に選択します。
    「レポート設定」ダイアログが表示されます。
  3. レポートの名前を変更します。
  4. 「保存」をクリックします。
レポートが保存されます。

2.4.4 対話グリッドでのレポートの削除

対話グリッドからプライベート・レポートを削除するには、「アクション」の「レポート」サブメニューで「削除」を選択します。

対話グリッド・レポートを削除するには、次のステップを実行します。

  1. ドロップダウン・リストからレポートを選択します。
  2. 「アクション」メニューをクリックした後、「レポート」「削除」の順に選択します。
    確認のダイアログが表示されます。
  3. 「OK」をクリックします。
レポートは削除され、プライマリ・レポートがリロードされます。