シノニムは、スキーマ・オブジェクトの別名です。シノニムを作成、表示および削除できます。
シノニムは、オブジェクトの名前および所有者をマスキングし、分散データベースのリモート・オブジェクトに対する位置の透過性を提供することで、一定レベルのセキュリティを提供できます。また、データベース・ユーザーにとって、シノニムは使いやすく、SQL文の複雑さが軽減されます。
関連項目:
シノニムについては、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください
オブジェクト・ブラウザを使用してシノニムを作成します。
シノニムを作成するには、次のステップを実行します。
「オブジェクト・ブラウザ」が表示されます。
シノニム名: 名前を入力します。
パブリックまたはプライベート: シノニムをパブリックにするか、プライベートにするかを指定します。
スキーマ: シノニムを作成するオブジェクトを所有するデータベース・スキーマ(またはユーザー名)を選択します。
オブジェクト: シノニムを作成するオブジェクトの名前を入力します。
データベース・リンク: リモート・オブジェクトに対してシノニムを作成する場合に使用するデータベース・リンクの名前を入力します。
「次へ」をクリックします。
確認ページが表示され、シノニムの作成に使用されるSQLが表示されます。
「オブジェクト選択」ペインで、シノニムを選択します。
シノニムを表示するには、次のステップを実行します。
「オブジェクトの詳細」ビューに、次の項目が表示されます。
シノニム所有者
シノニム名
オブジェクト所有者
オブジェクト名
オブジェクト・タイプ
ステータス
「オブジェクト選択」ペインからシノニムを選択して、「削除」をクリックします。
オブジェクト・ブラウザでシノニムを削除するには、次のステップを実行します。