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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース5.1
E83810-03
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6.13 アプリケーション・ユーティリティの使用

ユーティリティ・ページには、開発者が様々な観点からアプリケーションを表示できるサマリーとレポートへのリンクがあります。

トピック:

6.13.1 ユーティリティ・ページへのアクセス

アプリケーション・ビルダーのユーティリティ・ページにアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  2. アプリケーションを選択します。
  3. 「ユーティリティ」アイコンをクリックします。

    ユーティリティ・ページには、次のツールおよびレポートへのリンクがあります。

6.13.2 アプリケーション・ダッシュボードの表示

「アプリケーション・ダッシュボード」には、アプリケーション・コンポーネントと属性の詳細が表示されます。

アプリケーション・ダッシュボードを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
  2. 「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  3. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  4. 「ユーティリティ」をクリックします。
  5. 「アプリケーション・ダッシュボード」をクリックします。

    「アプリケーション・ダッシュボード」が表示され、次のセクションが表示されます。

    • アプリケーション概要: カレント・アプリケーションに関する詳細情報および統計(ID、名前、別名、解析対象スキーマ、関連付けられているグループ、ページ数、関連付けられているテーマなど)が表示されます。

    • セキュリティ: 現在の認証スキーム、パブリック・ページと非パブリック・ページの数およびカレント・アプリケーション内で使用される認可スキームの数が表示されます。

    • テンプレート: カレント・アプリケーション内で使用されるテンプレートのレポートへのリンクが表示されます。

    • タイプ別の表示: コンポーネントのカウント(レポートとフォームのタイプ、動的HTMLなど)が表示されます

    • アプリケーション・コンポーネント: アプリケーション・レベルのコントロールとロジックのレポート(リスト、ショートカット、LOV、タブ、アプリケーションの計算、アプリケーション・アイテム、プラグインおよびアプリケーション・プロセスなど)へのリンクが表示されます。

    • ページ・コンポーネント: リージョン、アイテム、ブランチ、計算、検証、動的アクション、クラシック・レポートの列、対話モード・レポートの列およびボタンを含むページレベルのコントロールおよびロジックのレポートへのリンクが含まれています。

  6. 特定のレポートを表示するには、コンポーネント・タイプまたはテンプレートの右にある数字をクリックします。

6.13.3 新しいコンポーネントを組み込むためのアプリケーションのアップグレード

開発者は、現在のリリースで使用可能な新しいコンポーネントが組み込まれるように既存のアプリケーションをアップグレードできます。

トピック:

6.13.3.1 新しいコンポーネントを組み込むためのアップグレードについて

ユーティリティ・ページの「アプリケーションのアップグレード」を使用して、次のコンポーネントをアップグレードします。

  • AnyChartチャートをOracle JETチャートにアップグレードします。

  • 「はい」および「いいえ」ラジオ・ボタンおよび選択リストをスイッチにアップグレードします。

  • 表形式フォームを対話グリッドにアップグレードします。

    次の属性は移行されません。

    • デフォルトの列のソート順序と方向

    • データが見つからなかった場合のメッセージ

    • データがさらに見つかった場合のメッセージ

    • 行カウント最大値

6.13.3.2 アプリケーションのアップグレードの実行

既存のアプリケーションをアップグレードするには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
  2. 「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  3. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  4. 「ユーティリティ」をクリックします。
  5. 「アプリケーションのアップグレード」をクリックします。
  6. 画面に表示されるステップに従います。

6.13.4 「最近更新されたページ」レポートの表示

「最近更新されたページ」レポートには、現在のユーザーによって最近更新されたページのレポートが表示されます。

「最近更新されたページ」レポートを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
  2. 「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  3. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  4. 「ユーティリティ」をクリックします。
  5. 「最近更新されたページ」をクリックします。

    検索バーがページの上部に表示されます。

6.13.5 「変更履歴」レポートの表示

「変更履歴」レポートには、カレント・アプリケーションに対する編集のサマリー・レポートが開発者、コンポーネント・タイプおよびページ番号別に表示されます。

「変更履歴」レポートを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
  2. 「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  3. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  4. 「ユーティリティ」をクリックします。
  5. 「変更履歴」をクリックします。

6.13.6 「データベース・オブジェクトの依存性」レポートの使用

「データベース・オブジェクトの依存性」レポートは、カレント・アプリケーションで参照されるデータベース・オブジェクトを識別します。アプリケーションのデプロイ時に移動するオブジェクトを判別するには、このレポートを確認します。

データベース・オブジェクトの依存性レポートを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
  2. 「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  3. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  4. 「ユーティリティ」をクリックします。
  5. 「データベース・オブジェクトの依存性」をクリックします。

    データベース・オブジェクトの依存性ページが表示されます。

  6. 「依存性の計算」をクリックします。

    ヒント:

    アプリケーションのサイズや複雑性に応じて、レポートの表示に時間がかかる場合があります。

    「データベース・オブジェクトの依存性」レポートが表示されます。

6.13.7 Application Expressビューへのアクセス

Application Expressビューは、アプリケーションのメタデータを公開するデータ・ディクショナリ・ビューです。Application Expressビューでは、ビューを表示するだけでなく、ビューに含まれているデータを表示することもできます。

「Application Expressビュー」へアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
  2. 「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  3. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  4. 「ユーティリティ」をクリックします。
  5. 「Application Expressビュー」をクリックします。

    Application Expressビュー・ページが表示されます。

    検索バーがページの上部に表示されます。使用可能なコントロールは次のとおりです。

    • 検索列の選択: 虫めがねに似ています。このアイコンをクリックして、検索を絞り込みます。すべての列を検索するには、「すべての列」を選択します。

    • テキスト領域: 名前でビューを検索するための大/小文字を区別しない検索基準(ワイルドカード文字を含む)を入力し、「実行」をクリックします。

    • 「実行」ボタン: 検索を実行したり、フィルタを適用します。

    • アイコンの表示: 各ビューを大きいアイコンとして表示します。ビューにアクセスするには、適切なアイコンをクリックします。

    • レポートの表示: 各ビューをレポート内の1行として表示します。ビューにアクセスするには、名前をクリックします。

    • アクション・メニュー: このアクション・メニューを使用して、レポート・ビューをカスタマイズします。「アクション」メニューについてを参照してください。

  6. ビューを選択します。

ビュー内のデータを表示するには、「列の選択」タブで列を選択し、「結果」ボタンをクリックします。

「結果」タブで、「問合せ」リージョンを拡張して、実行された問合せを表示します。この問合せをコピーしてSQLコマンドまたはSQL Developerで再利用できます。

6.13.8 ページ固有のユーティリティへのアクセス

「ページ固有のユーティリティ」ページへアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
  2. 「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    アプリケーション・ビルダーのホームページが表示されます。

  3. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  4. 「ユーティリティ」をクリックします。
  5. 「ページ固有のユーティリティ」で、次のいずれかを選択します。
    • クロス・ページ・ユーティリティ

    • ページ・グループ

    • リージョン・ユーティリティ

    • ボタン・ユーティリティ

    • アイテム・ユーティリティ

    • 計算ユーティリティ

    • 検証ユーティリティ

    • プロセス・ユーティリティ

    • 動的アクション・ユーティリティ

    • ブランチ・ユーティリティ

6.13.9 クロス・ページ・ユーティリティへのアクセス

クロス・ページ・ユーティリティ・ページにアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  2. アプリケーションを選択します。
  3. 「ユーティリティ」をクリックします。
  4. 「ページ固有のユーティリティ」で、「クロス・ページ・ユーティリティ」をクリックします。

    クロス・ページ・ユーティリティ・ページでは、次のツールおよびレポートにアクセスできます。

    • すべてのページのグリッド編集このレポートを使用して、ページ名、別名、タイトル、ページ・テンプレートおよびセキュリティ・オプションを編集します。特定のページにリンクするには、ページ番号の横の「編集」アイコンをクリックします。変更を保存するには、「変更の適用」をクリックします。

    • 複数のページの削除。一度に複数のページを削除します。

    • ページ属性。ページ名、ページ・タイトル、定義されたグループ、コンポーネントやコントロールのタイプおよび数、アプリケーション・ロジックなど、現在のアプリケーション内のすべてのページの詳細のレポートを表示します。レポートをカスタマイズするには、ページ上部にある検索バーを使用します。特定のページにリンクするには、ページ番号をクリックします。

    • ページ・ロック。アプリケーション開発中に競合が発生しないようにするには、「ページ・ロック」を使用します。ページをロックすると、他の開発者がページを編集できなくなります。「」および「」を参照してください

6.13.10 アプリケーション間レポートへのアクセス

現在のワークスペースで複数のアプリケーションの情報を表示および編集するには、アプリケーション間レポート・ページ上のリンクを使用します。ワークスペース・ユーティリティ・ページからアプリケーション間レポートにアクセスします。

アプリケーション間レポートにアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. Oracle Application Expressにサインインします。

    ワークスペースのホームページが表示されます。

  2. 「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    アプリケーション・ビルダーのホームページが表示されます。

  3. 「ワークスペース・ユーティリティ」アイコンをクリックします。
  4. ウィンドウの右側に、「アプリケーション間レポート」があります。
  5. 「アプリケーション間レポート」で、「すべてのレポート」をクリックしてアプリケーション間レポート・ページを表示します。
  6. 表示するレポートを選択します。

6.13.11 対話モード・レポート・ユーティリティの使用

この項では、ユーティリティ・ページの右側の対話モード・レポート・ユーティリティの下にあるオプションについて説明します。

トピック:

6.13.11.1 保存された対話モード・レポートの削除

保存された対話モード・レポート・ページには、現在選択しているアプリケーションに保存された対話モード・レポートが一覧表示されます。

保存された対話モード・レポートを管理するには、次の手順を実行します。

  1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  2. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  3. 「ユーティリティ」をクリックします。
  4. 「対話モード・レポート・ユーティリティ」で、「保存されたレポート」を選択します。

    レポートに、プライマリ・デフォルトではないアプリケーションの保存されたレポートがすべて表示されます。各行には、ページ番号、リージョン名、レポート・タイプ、レポート名、レポートの別名および所有者が含まれます。

  5. プライベートの保存済レポートを表示するには、検索バーの下にある「プライマリ・デフォルト」フィルタのチェック・ボックスの選択を解除します。
  6. レポートを削除するには、ページ番号の横にあるチェック・ボックスを選択して「チェックした項目の削除」をクリックします。
  7. レポートを含むページを表示するには、ページ番号をクリックします。

関連項目:

6.13.11.2 サブスクリプションの表示

エンド・ユーザーはレポートをサブスクライブすると、レポートの更新バージョンを受信できます。ワークスペース管理者はサブスクリプション・ページでこのサブスクリプションを表示して管理できます。

保存された対話モード・レポートを管理するには、次の手順を実行します。

  1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  2. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  3. 「ユーティリティ」をクリックします。
  4. 「対話モード・レポート・ユーティリティ」で、「サブスクリプション」を選択します。

    レポートが表示されます。