この項では、Webシート・アプリケーションへのアクセスの制御方法について説明します。
管理者は、次の認証メカニズムのいずれかを指定して、Webシート・アプリケーションにログインできるユーザーを制御します。
パブリック・アクセス(認証なし)
Oracle Application Expressアカウント
シングル・サインオン検証
LDAP資格証明の検証
カスタム
認証が「カスタム」として定義されている場合は、このアプリケーションのユーザーの権限はアクセス制御リストで管理されます。
認証がOracle Application Expressアカウントの場合は、Application Expressワークスペースに定義されたユーザー・ロールで認可を判断するか、アクセス制御リストで認可を判断するかを指定する必要があります。Oracle Application Expressアカウント以外のすべての認証タイプでは、認可は常にアクセス制御リストで判断されます。
ユーザーがアプリケーションにログインすると、ユーザーに割り当てられたロールによってアクセス権が判断されます。ユーザーに割り当てられるロールには次のものがあります。
リーダー: コンテンツを表示できますが、編集はできません。
コントリビュータ: コンテンツを表示および編集できます。
管理者: コンテンツを表示および編集でき、「Webシート・プロパティ」の編集および「アクセス制御リスト」の管理を行うこともできます。
ユーザー・ロールと権限の詳細は、「ヘルプ」をクリックし、「アクセス制御」を選択してください。
アクセス制御リストを使用するには、「Webシート・プロパティ」を編集し、「アクセス制御リスト・タイプ」を「カスタム」として定義します。
「Webシート・プロパティ」ページにアクセスするには、次の手順を実行します。
関連項目:
アクセス制御リスト・エントリを作成するには、次のステップを実行します。
Webシートにログインし、Webシートを実行します。
「管理」メニューから、「アクセス制御」を選択します。
「エントリの作成」をクリックします。
エントリの詳細ページが表示されます。
エントリの詳細ページで、次のステップを実行します。
ユーザー名: アクセス制御の対象ユーザーのユーザー名を入力します。
権限: ユーザーの権限を指定します。
リーダー: コンテンツを表示できますが、編集はできません。
コントリビュータ: コンテンツを表示および編集できます。
管理者: コンテンツを表示および編集でき、「Webシート・プロパティ」の編集および「アクセス制御リスト」の管理を行うこともできます。
「作成」または「作成後、さらに作成」をクリックします。
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