散布図

散布図は、各ポイントがディメンション値を表す、データ・ポイントを表示します。ポイントは、ビン散布図のビンに集計することや、3番目のメトリックに対して計測し、バブル・チャートのスケーリング済バブルとして表示することもできます。このチャートは、メトリック間の相関関係を示す場合に役立ちます。

データ・ポイントの分布に明確な傾向がある場合、散布図は最も適合する線を表示できます。

ビンの例として、XおよびYの両方の値が0から50の間であるすべてのポイントを1つのビンに含めることができます。その右側のビンには、Xが50から100まで、Yが0から50までのすべてのポイントが含まれます。デフォルトでは、1000を超えるデータ・ポイントがある場合、散布図は個々のポイントからビンに自動的に切り替えられます。

ビンのポイントの相対数を示すようにビンに影が付けられます。ビンに含まれるポイントが多いほど影が濃くなります。次に例を示します。

ビン散布図
散布図は次のバリアントを特徴とします。

散布図の使用について

ビンまたはバブルの上にマウスを置くと、対応するメトリック値がすべて表示されます。凡例の色を強調表示すると、対応するポイントが強調表示されます。

単一のポイントまたはバブルをクリックするか、クリックおよびドラッグして一連のポイントを選択してから、その選択を絞込みとして適用するために2回目にクリックすることによって、表示されたデータを絞り込むことができます。または、[CTRL]キーを押しながら複数のポイントを選択し、終了時に選択ボックスで「絞込みの適用」をクリックします。色の凡例または軸から同じように絞込みを選択することもできます。

選択した絞込みは「選択した絞込み」パネルに表示され、それらを否定絞込みとして設定するために切り替えることができます。詳細は、「選択した絞込み」パネルについてを参照してください。

散布図の構成について

散布図では、構成されたメトリックに基づいてサブタイプが自動的に設定されます。バブル・チャートをグループ化散布図に変換すると、「サイズ」メトリックの選択がクリアされます。同様に、グループ化散布図を散布図に変換すると「色」メトリックがクリアされます。

「表示オプション」でビン化の動作を自動または手動のどちらにするか設定できます。チャートが最適な線をレンダリングするかどうかも設定できます。

詳細な構成手順は、チャートの構成を参照してください。