4 ライブラリおよびドライブ

この章では、DIVArchive 7.5 によってサポートされるさまざまなライブラリおよびドライブについて説明します。

サポートされるライブラリおよび制御ソフトウェア

次の表に、DIVArchive 7.5 によってサポートされるライブラリおよび関連する制御ソフトウェアを示します。LibAttach は Linux ではなく、Windows ベースの環境でのみ有効です。

製造元
ライブラリ
制御ソフトウェア
Robot Manager モジュール
Dell TL4000/TL2000脚注 1 

ML6010脚注 2 

Direct SCS/FC

Direct SCS/FC

Robot_SCSI

Robot_SCSI

HP StoreEver

ESL G3-700

ESL G3-1500

ESL G3-3000

ESL G3-5000

MSL-2024

MSL-2048

Direct SCS/FC

Direct SCS/FC

Direct SCS/FC

Direct SCS/FC

Direct SCS/FC

Direct SCS/FC

Direct SCS/FC

Robot_SCSI

Robot_SCSI

Robot_SCSI

Robot_SCSI

Robot_SCSI

Robot_SCSI

Robot_SCSI

IBM TS3100

TS3200

TS3310

TS3500

TS4500

Direct SCS/FC

Direct SCS/FC

Direct SCS/FC

Direct SCS/FC

Direct SCS/FC

Robot_SCSI

Robot_SCSI

Robot_SCSI

Robot_SCSI

Robot_SCSI

Oracle StorageTek SL8500脚注 3 

SL500脚注 4 

SL150

9310

5500

L180

L7000

SL24

L80

L40

L20

L1400M

LibAttach 1.4.2脚注 5 

Direct SCSI/FC

Direct SCSI/FC

ACSLS 7.1

ACSLS 7.2

ACSLS 7.3 または Direct SCSI/FC

ACSLS 8.0 または ACSLS 8.2

LibAttach 1.4.2脚注参照 5

Direct SCSI/FC

Direct SCSI/FC

Direct SCSI/FC

Direct SCSI/FC

Robot_ACSLS

Robot_SCSI

Robot_SCSI

Robot_ACSLS

Robot_ACSLS

Robot_ACSLS または Robot_SCSI

Robot_ACSLS

Robot_ACSLS

Robot_ACSLS

Robot_ACSLS

Robot_ACSLS

Robot_ACSLS

Oracle StorageTek SL3000 LibAttach 1.4.2脚注参照 5

Direct SCSI/FC

Robot_ACSLS

Robot_SCSI

Qualstar TLS-5000RLS-85210 Direct SCSI/FC

Direct SCSI/FC

Robot_SCSI

Robot_SCSI

Quantum (ADIC) Scalar i6000

Scalar i500

Scalar i40/i80

Scalar 100

Scalar 1000

Scalar 10000

Scalar 12000

Scalar i2000脚注 6 

Direct SCSI/FC

Direct SCSI/FC

Direct SCSI/FC

Scalar DLC または Direct SCSI/FC

Scalar DLC または Direct SCSI/FC

Scalar DLC または Direct SCSI/FC

Scalar DLC または Direct SCSI/FC

Scalar DLC または Direct SCSI/FC

Robot_SCSI

Robot_SCSI

Robot_SCSI

Robot_ADIC または Robot_SCSI

Robot_ADIC または Robot_SCSI

Robot_ADIC または Robot_SCSI

Robot_ADIC または Robot_SCSI

Robot_ADIC または Robot_SCSI

Sony Petasite S60 PSC 5.00 Robot_Sony
Sony ODA ODS-L10ODS-L30MODS-L60EODS-L100E Robot Manager

Robot Manager

Robot Manager

Robot Manager

Robot_SCSI

Robot_SCSI

Robot_SCSI

Robot_SCSI

Spectralogic T-Finity

T950

T680、T380、T200

T120

T50e

Direct SCSI/FC

Direct SCSI/FC

Direct SCSI/FC

Direct SCSI/FC

Direct SCSI/FC

Robot_SCSI

Robot_SCSI

Robot_SCSI

Robot_SCSI

Robot_SCSI


脚注 1 Dell TL2000 は IBM TS3100 ライブラリです。

脚注 2 Dell ML6010 は AIDC i500 ライブラリです。

脚注 3 複数の LSM および LSM ごとに 1 台のロボットが構成されている場合、ロボットの障害時に動作します。

脚注 4 SL500 ライブラリは、まもなく提供終了 (EOL) に移行されます。

脚注 5 DIVArchive は 64 ビットではなく、32 ビット LibAttach のみをサポートします。

脚注 6 自動クリーンはサポートされませんが、パーティション分割を含む Scalar i2000 がサポートされます。

サポートされるドライブ

このセクションでは、DIVArchive 7.5 によってサポートされるドライブについて説明します。

製造元
ドライブモデル
HP LTO-3

LTO-4

LTO-5

LTO-6

LTO-7

IBM LTO-1

LTO-2

LTO-3

LTO-4

LTO-5

LTO-6

LTO-7脚注 1 

3592

TS1120

TS1140

TS1150

Matsushita LFD30xx
Oracle StorageTek Titanium 10000-A

Titanium 10000-B

Titanium 10000-C

Titanium 10000-D

9840A

9840B

9840C

9840D

9940A

9940B

Sony (光学) ODS-D55U

ODS-D77F

DIVArchive 7.4 以降では、次のドライブがサポートされます。

ODS-280F

ODS-280U脚注 2 


脚注 1 IBM LOT-7 ドライブのドライバは現在、Windows Server 2008 ではなく、Windows Server 2012 に対してのみ存在します。

脚注 2 ODS-280U は、DIVArchive 7.5 での使用は保証されていません。

Sony ODA 光学ドライブ

Sony ODA ブルーレイ光学ドライブは、DIVArchive 7.5 では Windows でのみサポートされます。これらのドライブは、コントロール GUI の「Disk Drives」タブの下に (UDF 形式を持つ) テープドライブおよびカートリッジとして表示できます。これらのドライブは、システムで DIVArchive を構成する前に、光学ディスクアーカイブユーティリティーを使用して構成する必要があります。Windows デバイスマネージャーでは、使用できるドライバが存在しないため、これらのドライブは「不明なデバイス」として表示されます。DIVArchive システムにこれらのドライブを含めるには、いくつかの構成ファイルを変更する必要があります。詳細は、『Oracle DIVArchive インストールおよび構成ガイド』を参照してください。

DIVArchive 7.5 新しいドライブの互換性

DIVArchive 7.5 では、Sony の新しいタイプの ODA ドライブがサポートされます。これらのドライブの詳細は次のとおりです。

  • Sony は、新世代の ODA ドライブ ODS-280F および ODS-280U をリリースしました。DIVArchive は、ファイバチャネルタイプでのみテストされています。これらのドライブの速度は Gen1 ドライブの 2 倍です。ODS-280U は、DIVArchive 7.5 での使用が保証されていません。

  • このドライブでは、新しいタイプのカートリッジ ODC3300R が使用できます。これは、3.3T バイトの容量を持つ WORM ドライブです。

  • Gen2 ドライブは、Gen1 ドライブで Gen1 メディアに書き込まれたコンテンツを読み取ることができます。DIVArchive では、読み取り専用のメディアドライブ互換性はサポートされません。構成で Gen1 メディアを Gen2 メディアから切り離すことをお勧めします (世代間の互換性はなし)。また、Gen1 カートリッジを含むライブラリ内には少なくとも 1 台の Gen1 ドライブが存在する必要があります。