この章では、Oracle Database Applianceへの接続を確立した後で、Oracleソフトウェアをデプロイするタスクのチェックリストを提供します。
トピック:
この情報は、様々なデプロイメントに必要な手順、ログ・ファイルの保管場所、およびデプロイメント・タイプの変更方法について理解する場合に参照します。
この項のタスクには、ベア・メタル・デプロイメント、仮想化プラットフォーム・デプロイメント、またはその両方に適用されるかを示すマークが付けられています。ご使用のプラットフォームのデプロイメント用に指定されたタスクのみを実行します。
Oracle Database Applianceソフトウェアのデプロイを完了するには、ベア・メタル・インストールの場合は約1時間、仮想化プラットフォーム・デプロイメントの場合は約3時間が必要です。
注意:
Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームからベア・メタル・デプロイメントに変換する予定の場合、まず、互換性のあるイメージがインストールされていることをMy Oracle Supportで確認します。
失敗したデプロイメントからのリカバリ、またはデプロイメントの変更
この項で説明されているクリーン・アップ・スクリプトcleanupDeploy.sh
を使用して、システムをリセットできます。次のタスクを使用する場合は、クリーン・アップ・スクリプトを使用します。
失敗したデプロイメントの繰り返し
ベア・メタル・デプロイメントから仮想化プラットフォーム・デプロイメントへの変換
仮想化プラットフォーム・デプロイメントからベア・メタル・デプロイメントへの変換
OAKCLIデプロイ・コマンド・ログ・ファイルについて
oakcliデプロイ・コマンドは、次のファイルパスでログ・ファイルを作成します。
/opt/oracle/oak/onecmd/tmp/
ログ・ファイルの前には、ストリングSTEP
が付きます。次に例を示します。
/opt/oracle/oak/onecmd/tmp/STEP-6-20160226103534.log
この手順は、Oracle Database Applianceで仮想化プラットフォーム構成をデプロイする場合に実行します。
仮想化プラットフォーム構成でソフトウェアをデプロイする手順は、次の手順で構成されています。
Oracle Database Applianceハードウェアを確認して、それが仮想マシン(VM)で構成されているかどうか調べます。
Oracle Database ApplianceにODA_BASEテンプレートをインストールします。
Oracle Appliance Manager Configuratorを実行するアプライアンスを準備します。
Oracle Appliance Managerを使用して構成をデプロイします。
デプロイ・タスクは表示順に実行する必要があります。
Oracle Database Applianceのベア・メタル構成としても知られる、Oracleソフトウェアをアプライアンスに直接デプロイする場合に、この手順を完了します。
ベア・メタル構成でソフトウェアをデプロイする手順は、次の手順で構成されています。
エンドユーザー・バンドルのインストール(ベア・メタル・プラットフォームのデプロイメントの場合)
Oracle Appliance Manager Configuratorを実行するアプライアンスを準備します。
Oracle Appliance Managerを使用して構成をデプロイします。
他のソフトウェアをデプロイする前に、Oracle Database Applianceにエンドユーザー・バンドルをインストールする必要があります。エンドユーザー・バンドルをインストールするには、適切なパッチ・ファイルを外部クライアントにダウンロードします。パッチをクライアントからOracle Database Applianceにコピーし、パッチをインストールします。
リストされている順序で手順を完了する必要があります。