| Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGate Studioのインストール 12c (12.2.1.2.6) E85920-01 |
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この項の手順に従い、Oracle GoldenGate Studioをアンインストールまたは再インストールします。
ソフトウェアを削除するには、この項で説明する手順を常に使用することをお薦めします。ソフトウェアを手動で削除しようとすると、後でソフトウェアを再インストールする際に問題が発生する場合があります。この項の手順に従うことで、ソフトウェアを正常に削除できます。
Oracle Fusion Middlewareアンインストーラは、ソフトウェアが起動されるOracleホーム・ディレクトリからソフトウェアを削除します。
表5-1に、アンインストール手順の概要と、関連ドキュメントへのリンクを示します。
表5-1 製品アンインストールのロードマップ
| タスク | 説明 | ドキュメント |
|---|---|---|
Oracle Fusion Middlewareの停止。 |
Oracleホームに関連付けられているすべてのサーバーおよびプロセスをアンインストーラの実行前に停止する必要があります。 リポジトリから切断し、Oracle GoldenGate Studioを閉じる必要があります。 |
「Oracle Fusion Middlewareの停止」を参照してください。 |
データベース・スキーマの削除。 |
リポジトリ作成ユーティリティを実行して、GoldenGate Studioリポジトリ・スキーマを削除します。 |
「データベース・スキーマの削除」を参照してください。 |
ソフトウェアの削除 |
製品のアンインストーラを実行して、Oracle GoldenGate Studioを削除します。 Oracleホームに複数の製品が含まれている場合、アンインストーラは製品ごとに複数回実行する必要があります。 |
「ソフトウェアのアンインストール」を参照してください。 |
Oracleホーム・ディレクトリの削除。 |
アンインストーラは、Oracleホーム・ディレクトリからすべてのファイルおよびフォルダを削除しません。アンインストーラを終了したら、Oracleホームを手動で削除して、製品の削除を完了する必要があります。 |
「手動によるOracleホーム・ディレクトリの削除」を参照してください。 |
アンインストーラを実行する前に、削除するOracleホームに関連付けられているすべてのサーバーおよびプロセスを停止することを推奨します。
詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理』のOracle Fusion Middleware環境の停止に関する項を参照してください。
Oracleホームを削除する前に、リポジトリ作成ユーティリティを実行して、このインストールに関連付けられているGoldenGate Studioリポジトリ・スキーマを削除することをお薦めします。
データベースに複数のスキーマのセットがある場合は、削除するスキーマに関連付けられているスキーマ接頭辞を特定してください。
12c (12.2.1.2.6) GoldenGate Studioのリポジトリ・スキーマを削除するには、12c (12.2.1.2.6) GoldenGate StudioのOracleホームに関連付けられているリポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を使用します。前のインストールに関連付けられているRCUを使用して12c (12.2.1.2.6)リポジトリを削除するか、12c (12.2.1.2.6)インストールに関連付けられているRCUを使用して前のバージョンのリポジトリを削除すると、RCUのリポジトリの削除操作の実行中に問題が発生する可能性があります。
スキーマの削除の手順は、『Oracle Fusion Middlewareリポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成』のスキーマの削除に関する項を参照してください。
この項の手順に従い、製品のアンインストーラを起動して、ソフトウェアを削除します。
サイレント(コマンドライン)アンインストールを実行する場合は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Universal Installerによるソフトウェアのインストール』のOracle Universal Installerでのサイレント・アンインストールの実行に関する項を参照してください。
アンインストーラを起動する手順:
UNIXの場合
コマンドラインで、次のコマンドを入力します。
cd $ORACLE_HOME/oui/bin ./deinstall.sh
Windowsの場合
次の内の1つを実行します。
マネージャ・ウィンドウを使用して、ORACLE_HOME\oui\binディレクトリに移動し、deinstall.cmdをダブルクリックします。
コマンド・プロンプトを開き、次のコマンドを入力します。
cd %ORACLE_HOME%\oui\bin deinstall.cmd
「スタート」メニューから「すべてのプログラム」、「Oracle」、「OracleHome」の順に選択し、「Uninstall Oracle Software」を選択します。
Oracleホームには複数の製品が存在する可能性があるため、正しいディストリビューションをアンインストールしていることを確認してください。
アンインストーラを起動すると、プログラムを起動した元のOracleホームで複数のディストリビューションが検出された場合にのみ、「Distribution to Uninstall」画面が開きます。ドロップダウン・リストから、「GG Studio 12.2.1.2.6」を選択し、「Uninstall」をクリックします。アンインストール・プログラムでは、「アンインストール画面の操作」にリストされている画面が表示されます。
注意:
Oracleホームで他のソフトウェアが検出されない場合、「Distribution to Uninstall」画面は表示されません。
アンインストーラでは、ソフトウェアのアンインストールを確認するための一連の画面が表示されます。
表5-2に示された画面のヘルプが必要な場合は、画面で「Help」をクリックしてください。
表5-2 アンインストール画面および説明
| 画面 | 説明 |
|---|---|
Welcome |
製品のアンインストーラの概要を示します。 |
Deinstallation Summary |
アンインストールされるOracleホーム・ディレクトリとその内容が表示されます。これが正しいディレクトリであることを確認します。 これらのオプションをレスポンス・ファイルに保存するには、「Save Response File」をクリックして、レスポンス・ファイルの場所と名前を入力します。レスポンス・ファイルは、後でサイレント・アンインストールのときに使用できます。サイレント・アンインストールまたはコマンドライン・アンインストールの詳細は、『Oracle Universal Installerによるソフトウェアのインストール』のサイレント・アンインストールでのOracle Universal Installerの実行に関する項を参照してください。 「Deinstall」をクリックしてソフトウェアの削除を開始します。 |
Deinstallation Progress |
アンインストールの進行状況が示されます。 |
Deinstallation Complete |
アンインストールが完了すると表示されます。この画面の情報を確認し、「Finish」をクリックしてアンインストーラを閉じます。 |
ソフトウェアのアンインストール後に、Oracleホーム・ディレクトリと、アンインストーラによって削除されなかった既存のサブディレクトリを手動で削除する必要があります。
たとえば、UNIXオペレーティング・システムでOracleホーム・ディレクトリが/home/Oracle/product/ORACLE_HOMEの場合は、次のコマンドを入力します。
cd /home/Oracle/product rm -rf ORACLE_HOME
Windowsオペレーティング・システムでは、Oracleホーム・ディレクトリがC:\Oracle\Product\ORACLE_HOMEの場合、ファイル・マネージャ・ウィンドウを使用してC:\Oracle\Productディレクトリに移動し、ORACLE_HOMEフォルダをダブルクリックして「削除」を選択します。
Windowsオペレーティング・システムでは、プログラム・ショートカットも手動で削除する必要があります。アンインストーラでは削除されません。
Windows上のプログラム・ショートカットを削除するには、次のようにします。
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Oracle\ORACLE_HOME\Productディレクトリに移動します。
Oracleホームに製品が1つしかインストールされていない場合は、ORACLE_HOMEディレクトリを削除します。Oracleホームに製品が複数インストールされている場合は、全製品を削除してから、ORACLE_HOMEディレクトリを削除します。
Oracle GoldenGate Studioのキャッシュ情報は、ソフトウェアをアンインストールした後、新しいOracle GoldenGate Studioのインストールを同じシステムで開始する前に手動で削除する必要があります。アンインストーラはこの情報を削除しません。
ホーム・ディレクトリを再定義(ユーザー・ホーム・ディレクトリの設定を参照)しなかった場合、デフォルトでは、Oracle GoldenGate Studioのキャッシュ情報はユーザーのホーム・ディレクトリのディレクトリ内に格納されます。次に例を示します。
LinuxまたはUNIXの場合:
/home/exampleuser/.oggstudio
Windowsの場合:
C:\Users\exampleuser\AppData\Roaming\oggstudio
バイナリとユーザー・プリファレンスは、このディレクトリに格納されます。
将来、同じシステムにOracle GoldenGate Studioをクリーン再インストールする計画がある場合は、このディレクトリを見つけて削除する必要があります。Oracle GoldenGate Studioをアンインストールしても、キャッシュ・ディレクトリを手動で削除しないと、このディレクトリに保存されるバイナリは保持されます。その結果、同じユーザーとして同じシステムにソフトウェアを再インストールすると、アンインストール時にこのディレクトリを手動で削除しないかぎり、前のインストールのバイナリが使用されます。詳細は、以前のインストールと同じシステムでのクリーン再インストールの実行を参照してください。
この項の手順(Oracleホーム・ディレクトリの手動での削除を含む)に従って、ソフトウェアをアンインストールした場合のみ、前のインストールと同じOracleホームにソフトウェアを再インストールできます。
再インストールする場合は、前のインストールと同じOracleホームを指定できます。
次の場合(Oracleホームが空でない)を考慮してください。
同じ機能セットが含まれている既存のOracleホームのインストール。
インストール中に指定したOracleホームに、インストールしようとしている同じソフトウェアがすでに格納されていることがインストーラによって警告されます。
空でない既存のOracleホームのインストール。
たとえば、既存のOracleホーム内にドメイン・ホームまたはアプリケーション・ホームを作成するように選択したとします。このデータは、アンインストール・プロセス中に削除されないため、同じOracleホームに再インストールしようとしても、インストーラによって許可されません。オプションは次のとおりです。
Oracleホームからソフトウェアをアンインストールし(この章の説明に従って)、Oracleホーム・ディレクトリを削除します。ソフトウェアをアンインストールしてOracleホーム・ディレクトリを削除した後では、同じOracleホームの場所に再インストールして再利用できます。Oracleホームにあったドメインまたはアプリケーション・データは、再作成する必要があります。
異なるOracleホーム・ディレクトリを選択します。
Oracle GoldenGate Studioをアンインストールしても、インストールに関連付けられているキャッシュ・ディレクトリを削除しないと、このディレクトリに保存されているバイナリおよびプリファレンスは保持されます。前のインストールと同じシステムにソフトウェアを再インストールする場合、新しいインストールが古いバイナリおよびプリファレンスを自動的に使用します。
ソフトウェアのクリーン再インストールを実行して、キャッシュにある(以前のインストールの)古いバイナリを使用してGoldenGate Studioが実行されないようにするには、次のどちらかを実行します。
前のインストールに関連付けられているキャッシュ・ディレクトリを見つけて削除します。Oracle GoldenGate Studioキャッシュ・ディレクトリの削除を参照してください。
または
Oracle GoldenGate Studioをコマンドラインから起動するときに-cleanオプションを使用すれば、GoldenGate Studioは強制的に新しいバイナリを使用します。次に例を示します。
LinuxまたはUNIXの場合:
./oggstudio -clean
Windowsの場合:
oggstudioW.exe -clean
