ORACLE_HOME/oggstudio/bin
ディレクトリからOracle GoldenGate Studioの起動とアクセスが可能になります。Oracle GoldenGate Studioを初めて使用する場合は、(以前のインストールによりこのディレクトリがすでに存在するのでなければ) GoldenGate Studioのキャッシュ・ディレクトリが作成されます。このディレクトリは、インストールのバイナリとユーザー・プリファレンスを格納するために使用されます。この情報をデフォルトの場所に保存しない場合は、カスタム・ディレクトリを定義する必要があります。
デフォルトでは、キャッシュ・ディレクトリはユーザーのホーム・ディレクトリ内に作成されます。
LinuxまたはUNIXの場合:
/home/exampleuser/.oggstudio
Windowsの場合:
C:\Users\exampleuser\AppData\Roaming\oggstudio
デフォルトの場所が環境に適切でなければ、システムのide.user.dir環境変数に優先ユーザー・ディレクトリ・パスを設定できます。
たとえば、oggstudio.confに次のように設定します。
AddVMOption -Dide.user.dir=PATH
GoldenGate Studioを初めて起動したときに、「Help」メニューにアクセスし、ドロップダウン・メニューから「About」を選択して、「Properties」タブを選択し、ide.user.dir
の定義を見つけることにより、ユーザー・ホーム・ディレクトリが優先ディレクトリに設定されていることを確認できます。
ソフトウェアをインストールし、Oracleホームを作成すると、ORACLE_HOME/oggstudio/bin
ディレクトリからOracle GoldenGate Studioの起動とアクセスが可能になります。
最初に、Oracle GoldenGate Studioのインストール後に実行することの多い次の一般的なタスクを確認します。
表4-1 Oracle GoldenGate Studioの基本タスク
タスク | 詳細情報 |
---|---|
事前構成されたソリューションおよびデプロイメント・テンプレートが指定されるウィザードを使用します。 |
『Oracle GoldenGate Studioの使用』のソリューションの理解に関する項を参照してください。 |
データ・サーバーとレプリケーション・パスをソリューション・ダイアグラムにドラッグ・アンド・ドロップして、ソリューションを展開します。 |
『Oracle GoldenGate Studioの使用』でソリューションとデプロイメント・プロファイルの操作に関する項を参照してください。 |
物理リソースを定義し、それをデプロイメント・プロファイルに割り当てます。 |
『Oracle GoldenGate Studioの使用』のデプロイメント・プロファイルの理解に関する項を参照してください。 |
1つのソリューションに対して、複数のデプロイメント・プロファイル(たとえば、テスト・チームと本番チームで別々のプロファイル)を作成します。 |
『Oracle GoldenGate Studioの使用』のデプロイメント・プロファイルの理解に関する項を参照してください。 |
「AutoMap」または手動のマップ、スキーマ、表および列マッピングを使用し、レプリケーション・パスに割り当てます。 |
『Oracle GoldenGate Studioの使用』のマッピング・グループの理解に関する項を参照してください。 |
複数のレプリケーション・パスと、異なるプロジェクト間でマッピングを再利用します。 |
『Oracle GoldenGate Studioの使用』のマッピング・グループの理解に関する項を参照してください。 |
Oracle GoldenGateのオプションまたはパラメータを追加、削除、微調整します。 |
Oracle GoldenGate Studioの使用のプロパティ・インスペクタの使用に関する項を参照してください。 |
パラメータ・ファイルとOracle GoldenGateコマンドを生成します。それを稼働中のOracle GoldenGateにオンラインでデプロイするか、手動でデプロイするようにローカルに保存します。 |
『Oracle GoldenGate Studioの使用』のデプロイメント・プロファイルの理解に関する項を参照してください。 |
物理プロセスを開始、停止および監視します。 |
『Oracle GoldenGate Studioの使用』の監視に関する項を参照してください。 |
ソリューションを監視し、デプロイメント履歴情報を表示します。 |
『Oracle GoldenGate Studioの使用』のデプロイメント・プロファイルの理解に関する項を参照してください。 |
ソリューションとマッピングをXMLファイルにエクスポートします。これは、Oracle GoldenGate Studioユーザーがインポートできます。 |
Oracle GoldenGate Studioの使用のプロジェクト・ナビゲータの使用に関する項を参照してください。 |