Oracle Big Data Applianceリリース4 (4.4)の変更点は次のとおりです。
ソフトウェア更新
CDH (Cloudera's Distribution including Apache Hadoop) 5.5.1
CDM (Cloudera Manager) 5.5.1
Cloudera Navigator 2.4.1
MySQL Database Enterprise Server - Advanced Edition 5.6
Oracle Big Data Connectors 4.4
Oracle Data Integrator Agent 12.2.1 (Oracle Big Data Connectors用)
Oracle NoSQL Database 3.5.2
Perfect Balance 2.6
ハードウェア更新
Oracle Big Data Appliance X6-2サーバー
22コア(2.2GHz) Intel® Xeon® E5-2699 v4プロセッサ×2
32GB DDR4-2400メモリー×8 (1ノード当たり最大768GBまで拡張可能)
Oracle Big Data Applianceリリース4.4以降では、X6-2ノードは、CDHまたはNoSQLクラスタにおいて、X5-2ノード(および4.4以降と互換性のある以前のリリースのノード)と一緒に利用できます。X6-2サーバーには、4.4より前のリリースのOracle Big Data Applianceクラスタのノードとしての互換性はありません。
詳細は、Oracle Big Data Appliance X6-2データ・シートを参照してください。
新機能
Cloudera CDH 5.5.1およびCloudera Manager 5.5.1
CDH 5.5.1は、CDH 5.5に対するメンテナンス・リリースです。Cloudera CDH 5.5リリース・ノートを参照してください
Cloudera Manager 5.5および5.5.1の詳細は、Cloudera Manager 5の新機能と変更点に関する項を参照してください
Cloudera Navigatorの自動インストール
現在Mammothでは、Mammoth完全インストールとMammothアップグレードの両方で、Cloudera Navigatorの自動インストールを提供しています。ユーザーが操作する必要はなく、透過的にインストールが行われます。Cloudera Navigatorがまだインストールされていない場合は、Mammothによってクラスタのノード3 (他のCloudera Managementサービスがホストされる)にこのソフトウェアがインストールされます。Cloudera Navigatorがすでにインストールされている場合、Mammothはこのステップをスキップし、既存のインストールは上書きされません。
Cloudera Navigator Metadata ServerおよびAudit Serverが自動的にCloudera Managerに追加され、監査が有効になります。Mammothによって、Audit ServerのためにWeb UI暗号化も有効化されます。
Mammothでは、Cloudera Navigatorのキー管理コンポーネントは有効化されません。
Oracle Big Data SQL 3.0のサポート
Oracle Big Data Applianceリリース4.4には、Mammothのインストール時のオプションとして、Oracle Big Data SQL 2.0が含まれています。Oracle Big Data SQL 3.0もリリース4.4用にパッチとして提供されています。リリース3.0のインストール手順については、『Oracle Big Data SQLユーザーズ・ガイド』を参照してください。
注意:
Oracle Big Data SQL 3.0をインストールする場合、Mammothのインストール時にOracle Big Data SQL 2.0を選択しないでください。Oracle Big Data SQL 2.0がインストールされている場合、3.0パッチをインストールする前に2.0をアンインストールする必要があります。パッチのREADMEファイルには、2.0を先にインストールしていた場合に削除する手順が記載されています。以前のベース・イメージのアップデートとしてのリリース4.4
Mammoth 4.4.0は以前のいかなるOracle Big Data Appliance 4.xベース・イメージ上でも動作し、必要に応じてベース・イメージをアップデートします。