Oracle R Enterpriseでは、サーバーに複数のコンポーネントが組み込まれます。これらのコンポーネントによって、Oracle R EnterpriseクライアントとOracle R Enterprise Serverとの相互作用が可能になります。
Oracle Database Enterprise Edition
Oracle R Distributionまたはオープン・ソースR
Oracle R Enterprise Server
rqsys
スキーマ(「RQSYSスキーマについて」を参照)
sys
内のメタデータおよび実行可能コード
Oracle R Enterprise Serverライブラリ(LinuxおよびUNIXの場合は$ORACLE_HOME/lib
内、Windowsの場合は%ORACLE_HOME%\bin
内)
$ORACLE_HOME/R/library
(Windowsの場合は%ORACLE_HOME%\R\library
)内のOracle R Enterprise Rパッケージ
サーバーのOracle R EnterpriseパッケージおよびSupporting Packagesでは、埋込みRの実行がサポートされています。これと同じパッケージを各クライアント・コンピュータに個別にインストールする必要があります(「Oracle R Enterpriseパッケージについて」を参照)。
関連項目:
Oracle R Enterpriseのサーバー・コンポーネントとクライアント・コンポーネントについては、図1-2を参照してください。