Windowsの「コントロール パネル」の「プログラムの追加と削除」を使用して、他のWindowsプログラムのアンインストールと同様にOracle R Distributionをアンインストールします。
Oracle R DistributionをLinuxからアンインストールするには、rootでログインし、次のコマンドをこの順序どおりに実行します。
この例では、R-3.3.0をアンインストールします。異なるバージョンのRをアンインストールするには、例のRのバージョンを、アンインストールするバージョン番号に置き換えます。
例3-2 Oracle R Distributionのアンインストール用のLinuxコマンド
rpm -e rpmname
コマンドを実行します。rpmnameは、削除するRPMの名前です。
例えば、次のようにしてR-3.3.0をOracle Linux 6から削除します。
rpm -e R-3.3.0-2.el6 rpm -e R-devel rpm -e R-core rpm -e R-core-extra rpm -e libRmath-devel rpm -e libRmath rpm -e libRmath-static
Oracle R DistributionをOracle Solarisからアンインストールするには、これらの手順を実行します。
Oracle SolarisでOracle R Distributionをアンインストールするには、Oracle Technology NetworkのOracle R Distributionのダウンロード・ページのREADMEに記載されている手順に従います。
Oracle SolarisにおけるOracle R Distributionのインストール・ディレクトリには、アンインストール・スクリプトが含まれています。rootでログインし、スクリプトを次のように実行します。installation_pathはOracle R Distributionをインストールするディレクトリです。
例3-3 Oracle R Distributionのアンインストール用のSolarisスクリプト
./uninstall.sh installation_path
注意:
インストール・パスを指定しない場合、次のデフォルトのパスが使用されます。Solaris SPARCの場合: /usr/lib/sparcv9
Solaris Intelの場合: /usr/lib/amd64
IBM AIXでOracle R Distributionをアンインストールするには、Oracle Technology NetworkのOracle R Distributionのダウンロード・ページのREADMEに記載されている手順に従います。
例3-4 Oracle R Distributionのアンインストール用のAIXスクリプト
uninstall.sh
をrootで実行し、ファイルセットをOracle R Distributionからアンインストールします。
次のコマンドでは、installation_pathは、Oracle R Distributionはインストールされた場所で、rte_package_nameは、アンインストールするOracle R Distributionファイルセットです。
$ sudo ./uninstall.sh rte_package_name installation_path
インストール・パスを指定しない場合、パス/opt/R
が使用されます。
rte_package_nameのオプションは次のとおりです。
オプション | 説明 |
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すべてのファイルセットをOracle R Distributionからアンインストールします。 |
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次のコマンドを使用して、すべてのファイルセットを指定されたパスからアンインストールします。
$ sudo ./uninstall.sh ORD /opt/R/3_3
次のコマンドを使用して、ORD.core
およびORE.devel
ファイルセットをアンインストールします。
$ sudo ./install.sh ORD.core $ sudo ./install.sh ORD.devel