Oracle® Enterprise Manager Oracle GoldenGate System Monitoring Plug-Inインストレーション・ガイド 13c (13.2.1.0.0) E88298-02 |
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Enterprise Managerプラグインをデプロイした後には、プラグインを使用してプロセスをモニターする前に完了する必要があるタスクが多数あります。この項では、これらのタスクを完了する方法について説明します。
Oracle Walletを作成し、Oracle ManagementエージェントがOracle GoldenGateエージェントに接続してメトリック値を受信するために使用するパスワードを追加するには、次の手順を実行する必要があります。
Oracle Walletを作成するには、次のようにします。
ホスト、ポートおよびモニタリング・タイプのプロパティ値を設定して、Oracle Enterprise Managerで動作するようにOracle GoldenGateインスタンスを構成する必要があります。
Oracle Enterprise Managerのモニタリングを構成するには、次のようにします。
OGG_AGENT_ORA_HOME
ディレクトリに移動しますcfg/Config.properties
ファイルを編集します。このトピックでは、GGSCIコマンドを使用してOracle GoldenGateおよびモニターまたはJAgentエージェントを起動する方法について説明します。
詳細は、Oracle GoldenGate GGSCIコマンドを参照してください。
このトピックでは、SSHキー名前付き資格証明を作成する方法について説明します。
このトピックでは、Enterprise Manager Plug-In for Oracle GoldenGateをデプロイするすべてのエージェントに対して優先資格証明を設定する方法について説明します。
優先資格証明を設定するには、次のようにします。
このトピックでは、Oracle GoldenGate Management Packの高可用性機能のモニターについて説明します。Oracle GoldenGateプラグインで高可用性機能が適切に機能するには、Oracle GoldenGateのターゲット検出時にOracle GoldenGateホストの仮想IP (物理IPではなく)を指定する必要があります。
高可用性が必要なシナリオは2つあります。
Oracle GoldenGateインスタンスが、クラスタのノード間でフェイルオーバーする場合: このシナリオでは、既存のマスター・エージェントはそのままシームレスにOracle GoldenGateインスタンスのモニタリングを続行し、Oracle GoldenGate Managerページの「ホスト名」パラメータに新しいノードの物理ホスト名が表示されます。
現在のマスター・エージェントが機能を停止する場合: このシナリオでは、現在実行されているEMエージェントが、このOracle GoldenGateインスタンスのスレーブとしてマークされている必要があります。現在のマスター・エージェントが機能を停止すると、スレーブ・エージェントの1つがOracle GoldenGateインスタンスのマスターとして割り当てられ、モニタリングが続行されます。
この手順では、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlポータルとコンソール接続の両方が使用されます。
Enterprise Manager Plug-In for Oracle GoldenGateの検査および検証を行う前に、自動検出中に見つかったGoldenGateターゲットを昇格する必要があります。
詳細は、ターゲットの検出、昇格および追加を参照してください。
Enterprise Manager Plug-In for Oracle GoldenGateでデータの収集が開始するまで数分間待機した後、次の手順を使用して、プラグイン・ターゲットがEnterprise Managerで適切にモニタリングされていることを検査および検証します。
Enterprise Manager Plug-In for Oracle GoldenGateを正常にデプロイできたら、集中モニタリングおよび管理のためにプラグイン・ターゲットをEnterprise Manager Cloud Controlに追加する必要があります。
Enterprise Managerには、インスタンスレベルのセキュリティの柔軟性が備わっており、ターゲットレベルの権限が管理者に与えられます。たとえば、Enterprise Manager Plug-In for Oracle GoldenGateが3つのOracle GoldenGate (OGG)インスタンス(OGG1、OGG2、OGG3など)を管理している場合、これらのインスタンスとそのサブ・ターゲット(つまり、そのOGGプロセス)に対する権限をユーザーに付与することができます。