Oracle® Mobile Application Framework Oracle Mobile Application Frameworkでのモバイル・アプリケーションの開発 2.4.1.0.0 E89897-01 |
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次のトピックはOracle Mobile Application Development Framework (Oracle MAF)の新機能と変更された機能、およびこのガイドで説明されているその他の重要な変更点について概要を示しています。
Oracle MAFリリース2.4.1には、このガイドで説明されている次の新しい開発機能と変更された開発機能が含まれます。
「CordovaプラグインにWindowsプラットフォーム上のネイティブUIでの実行を許可する」項が追加されました。MAFアプリケーションがWindowsプラットフォームで実行するときに、カメラなどのWindowsアプリケーションを使用できるように、maf-plugins.xml
ファイルにプラグインのエントリを追加して、プラグインがWindowsのネイティブUIで実行できるようにする、windows-run-in-core-window="enabled"
属性について説明しています。
「デバイスの署名およびエクスポート・オプションの設定」は、新しい「メソッド」ドロップダウン・リストについて説明するように変更されました。MAFアプリケーション用にアーカイブをエクスポートしてパッケージ化またはiOSデバイスにデプロイするときに、そこからXcodeが使用する配布方法(「非定型」、「アプリケーション・ストア」、「開発モード」または「エンタープライズ」)を選択する必要があります。この変更は、このリリースで、MAFアプリケーションを作成しデプロイするのにMAFが必要とする、より新しいバージョンのXcode(8.3.x)をサポートするために行われました。
「AndroidプラットフォームへのMAFアプリケーションのデプロイ」は、AndroidにデプロイするMAFアプリケーションのmultidexサポートを有効にする、Androidデプロイメント・プロファイル・オプションの変更について説明するように変更されました。デフォルトでは、Multidexサポートは無効になっています。
「MAFアプリケーションのパフォーマンス・データの表示」が追加され、MAFアプリケーションのパフォーマンスを測定するときに、収集するパフォーマンス・データをデフォルトのブラウザにグラフで表示する、新しいパフォーマンス・モニター・グラフ・ツールの使用方法について説明しています。
このドキュメントは、このリリース用に一部が更新されています。次の表に、追加または変更された項を示します。
「MAFアプリケーションでのSSL証明書のファイル拡張子の登録」は、.DER
などのバイナリ形式のファイルの拡張子を使用して証明書を保存することをお薦めするように、変更されました。これはサポートしているプラットフォームのバージョンによっては、エンド・ユーザーに証明書のインストールを要求するのではなく、証明書をテキスト・ファイルで開いてしまう問題を回避するためです。
「MAFアプリケーションでのロギングの使用および構成」は、AndroidプラットフォームにデプロイするMAFアプリケーションの管理権限を要求するAPIの使用方法を示すコード例を示すように変更されました。たとえば、アプリケーションがログ出力を/sdcard/Android/data/<app.package>/files/<app.name>.txt
に書き込めるように、Android 6.0+ デバイスのエンド・ユーザーに、ストレージ権限をアプリケーションに付与する要求をする場合に、これらのAPIを使用します。