Cloudデータ・プロバイダ・タイプ: Oracle Analytics Cloud - Essbase、Oracle Planning and Budgeting Cloud
オンプレミス・データ・プロバイダ・タイプ: Oracle Essbase、Oracle Hyperion Planning、Oracle Hyperion Financial Management
説明
HypGetGlobalOption()は、Oracle Smart View for Officeグローバル(デフォルト)・オプションに関する情報を戻します。グローバル・オプションは、現在のワークブック全体および今後作成されるすべてのワークブックおよびワークシートに適用されるオプションです。
ヒント:
HypGetOptionを使用してグローバル(デフォルト)およびシート固有の両方のSmart Viewオプションを設定すると、2つのオプション・タイプでVBAコマンドを区別する必要はありません。
構文
HypGetGlobalOption(vtItem)
ByVal vtItem As Long
パラメータ
vtItem: 取得するオプションを示す番号
表13-1に、オプション番号とそれぞれの戻りデータ型を示します。
表13-1 HypGetGlobalOptionのパラメータ番号およびオプション
vtItem | オプション | 戻りデータ型 |
---|---|---|
1 | Excelフォーマットの使用 | ブール |
2 | アド・ホック操作にはダブルクリックを使用 | ブール |
3 | 「元に戻す」の使用可能化 | ブール |
4 | 未使用 | -- |
5 | メッセージ・レベル設定の指定:
このオプションと下位互換性の詳細は、「HypSetGlobalOption」の「注意」を参照してください。 |
整数 |
6 | 3桁ごとのセパレータの使用 | ブール |
7 | メッセージをログ・ファイルに送る | ブール |
8 | 次回起動時にログ・ファイルをクリア | ブール |
9 | データなし操作 | ブール |
10 | 未使用 | -- |
11 | 未使用 | -- |
12 | 無意味ラベルの指定 | テキスト |
13 | Excelファイル・サイズの縮小 | ブール |
14 | フォーマット済文字列の使用可能化 | ブール |
15 | 数値のフォーマットを保持 | ブール |
16 | 拡張コメント処理を有効にする | ブール |
17 | リボン・コンテキストの保持の使用可能化 | ブール |
18 | 起動時にSmart Viewパネルを表示 | ブール |
19 | リフレッシュ時に常に表示(「コメントの編集」ダイアログ・ボックス内。「拡張コメント処理」が有効で、グリッドにコメントが含まれる場合のみ使用可能) | ブール |
20 | プロファイリングの有効化。拡張情報ログ・エントリおよび関数呼出しの大部分が含まれます。アクティブなSmart Viewで各OfficeアプリケーションのXMLファイルを作成します。デバッグを目的としています。パフォーマンスに大きく影響します。 下位互換性の詳細は、「HypSetGlobalOption」の「注意」を参照してください。 |
ブール |
戻り値
該当する戻りデータ型(表13-1を参照)を戻します。それ以外の場合は、該当するエラー・コードを戻します。
例
次の例では、メッセージ・レベル・オプションを指定して、値の設定が有効かどうかを確認します。
Declare Function HypGetGlobalOption Lib "HsAddin" (ByVal vtItem As Long) As Variant Sub Example_HypGetGlobalOption() sts = HypGetGlobalOption(5) If sts = -15 then Msgbox ("Invalid Parameter") Else Msgbox ("Message level is set to" & sts) End If End Sub