Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド 12c (12.2.1.3.0) E90019-04 |
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テスト環境から本番環境への移動は、メタデータ(コンテンツ、データ・モデルおよび認可)のみに適用されます。
テスト環境から本番環境へ移動するには、通常テスト環境でのアプリケーションの開発およびテストと、本番環境の同じオペレーティング・システム上へのテスト・アプリケーション(および必要に応じてテスト・データ)のロールアウトを行います。これには、単一のコンピュータ環境から複数のコンピュータ環境への移動も含むことができます。
前提条件
「WLST (WebLogic Scripting Tool)の使用」を参照してください。
テスト環境から本番環境へ移行するには:
次のオプションを使用できます。
すべてのエクスポート
すべてのユーザーおよびデータソースが2つのシステム間で同じ場合などにこのオプションを使用できます。
ユーザー・フォルダ・コンテンツなしでエクスポート
テスト・ユーザーが異なるコンテンツを持ち、同じデータ・ソースにアクセスする(ただし、異なるデータ・アクセスを使用)ユーザー承認テストの一部としてこのオプションを使用できます
接続プール資格証明なしでエクスポート
実行する必要がある処理がテスト後にあるシステムから別のシステムにアップグレードされたメタデータを移動するだけである場合にこのオプションを使用できます(共通のユーザーなし、異なるデータソース・セキュリティ)。
これらのオプションをサポートするため、エクスポート・コマンドには、ユーザー・フォルダ・コンテンツまたは接続プール資格証明をエクスポートする次のようなオプション・パラメータがあります。
exportServiceInstance(domainHome, serviceInstanceKey, workDir, exportDir, applicationName=None, applicationDesc=None, applicationVersion=None, includeCatalogRuntimeInfo=false, includeCredentials=None)
事後状態:
既存のOracle BIシステムを元のインストール場所とは別の場所で再作成することによって、Oracle Business Intelligenceを新しい環境に移動(移行)できます。この場合の目標は、別のハードウェアで同一のデプロイメントを再作成することです。
新しい環境への移動理由として、次のような状況が考えられます。
より強力なハードウェアにシステム全体を移動する場合
別のオペレーティング・システムに移動する場合
別の物理的な場所に移動する場合
新しい環境への移行の詳細は、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionメタデータ・リポジトリ作成者ガイドを参照してください。
11gメタデータを新しい12cデプロイメントに移行して、11gデプロイメントをアップグレードできます。
プロセスは、12c ドメインをターゲットとして作成する必要があるアウトオブプレース・アップグレードです。読取り専用の11gの動作保証されているリリースからエクスポート・バンドルを最初に作成し、それを使用して新しい12cドメインを再構成します
移行およびアップグレードの詳細は、『Oracle Business Intelligenceのアップグレード』を参照してください。