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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド
12c (12.2.1.3.0)
E90019-04
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16 コンテンツの索引付けおよび検索方法の管理

ユーザーが検索したときに最新のコンテンツを見つけられるように、管理者はカタログおよびデータ・モデルのコンテンツの索引付け方法およびクロール方法を設定できます。デフォルトで、カタログおよびデータ・モデルは1日に1回クロールされ、すべての共有フォルダが対象になります。ビジネスに合うように別のスケジュールを設定し、検索したくないフォルダを除外することができます。

カタログ・オブジェクトの定期的なコンテンツ・クロールのスケジューリング

クロールするフォルダの選択、およびコンテンツをクロールする時期と頻度のスケジュールを行うことは、管理者の役割です。

  1. Oracle Business Intelligenceのホーム・ページで、「管理」をクリックします。
  2. 「BI検索」で、「クロールの構成」をクリックします。
  3. 「クロールの構成」ページの「カタログ」タブで、「カタログ・クロールの有効化」が選択されていることを確認します。
  4. 「クロールを実行するユーザー」フィールドに管理ユーザーを入力します。
  5. 「言語」で、索引を作成するすべての言語を選択します。
    クロール結果は、指定した言語で索引に追加されます。たとえば、会社の本社がアメリカ合衆国にあり、イタリアに事業所がある場合、英語イタリア語を選択して、英語とイタリア語の両方で索引を作成できます。
  6. 「スケジュール」セクションで、クロールを開始する日時を選択します。
  7. 「実行頻度」および「頻度」フィールドに値を入力して、クロールの実行頻度を選択します。
    デフォルトでは、カタログは1日に1回クロールされます。カタログが更新されると、索引が自動的に更新されます。
  8. どのカタログ・オブジェクトに索引を付けるかを選択するには、「ユーザー・フォルダの索引付け」を選択して、ユーザーのプライベート・コンテンツに索引を付けます。デフォルトでは、「ユーザー・フォルダの索引付け」は選択されます。
  9. クロールの対象にするフォルダを選択するには、「索引付け」を選択します。検索時に他のユーザーに見せたくないコンテンツを含むフォルダを除外するには、「索引付けしない」を選択します。
  10. 「保存」をクリックします。

リポジトリ・コンテンツの定期的なコンテンツ・クロールのスケジューリング

クロールするフォルダの選択、およびコンテンツをクロールする時期と頻度のスケジュールを行うことは、管理者の役割です。

  1. Oracle Business Intelligenceのホーム・ページで、「管理」をクリックします。
  2. 「BI検索」で、「クロールの構成」をクリックします。
  3. 「クロールの構成」ページの「データ・モデル」タブで、「データ・モデル・クロールの有効化」が選択されていることを確認します。
  4. 「クロールを実行するユーザー」フィールドに管理ユーザーを入力します。
    検索結果でのデータおよびメタデータの可視性は、管理ユーザーのアクセス権で制御されます。
  5. 「言語」で、索引を作成するすべての言語を選択します。
    クロール結果は、指定した言語で索引に追加されます。たとえば、会社の本社がアメリカ合衆国にあり、イタリアに事業所がある場合、英語イタリア語を選択して、英語とイタリア語の両方で索引を作成できます。
  6. 「スケジュール」セクションで、クロールを開始する日時を選択します。
  7. 「実行頻度」および「頻度」フィールドに値を入力して、クロールの実行頻度を選択します。
    デフォルトでは、データ・モデルは1日に1回クロールされます。リポジトリが更新された場合、これらの更新を取り込むために次の索引付け時間を調整する必要があります。
  8. 「索引付け対象データ・モデルの選択」セクションで、どのサブジェクト領域に索引を付けるかを選択します。
    デフォルトでは、すべてのサブジェクト領域のすべてのメタデータが索引付けの対象になります。サブジェクト領域のツリーを展開して、索引付けするサブジェクト領域、サブジェクト領域の表および列を選択できます。
    階層内のすべての要素で3つのオプションを使用できます。
    • メタデータのみ索引付け: これがデフォルトの選択肢です。その要素に関連付けられたメタデータのみに索引を付けます。たとえば、「製品」列、「注文」列または「注文数」などのメトリック名です。

    • 索引付け: メタデータとデータ値の両方に索引を付けるにはこの選択肢を使用します。このことは、ディメンション列または属性列にのみ該当します。たとえば、「製品」列でこれを選択した場合、製品に関するメタデータと、「iPad」、「iPod」、「iPhone」などのデータ値にも索引が付けられます。

    • 索引付けしない: 索引付けからサブジェクト領域、表または列を完全に除外するには、この選択肢を使用します。

  9. 右上隅にある「保存」アイコンをクリックします。

検索クロール・ジョブのモニタリング

管理者は、コンテンツが最後に索引付けされたときをチェックし、クロール・ジョブのステータスを監視できます。実行中のクロール・ジョブを停止したり、次にスケジュールされているクロールを開始前に取り消すことができます。

  1. Oracle Business Intelligenceのホーム・ページで、「管理」をクリックします。
  2. 「BI検索」で、「クロールのモニター」をクリックします。
    「クロール・ジョブ・ステータス」ページに、過去、現在および次にスケジュールされているクロールに関する情報が表示されます。
  3. コンテンツが最後にクロールされたとき、および次のクロールの期限を調べるには、「ステータス」列を参照します。
    データ・モデルまたはWebカタログなどの特定のタイプのクロールや、特定のステータスのジョブを表示するようにフィルタできます。
  4. 実行中またはスケジュールされたクロール・ジョブを停止するには、「取消」をクリックします。
  5. クロール・ジョブが失敗した場合は、「クロールの構成」ページに戻り、「データ・モデル・クロールの有効化」または「カタログ・クロールの有効化」をクリックし、「保存」アイコンをクリックして、ジョブを再起動します。