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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
12c (12.2.1.3.0)
E90221-01
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39.1 グラフおよびグラフ・ウィザードについて

グラフ・ウィザードでは、ペーパーベースとJSPベースの両方のWebレポートに、様々な種類のグラフを簡単に追加できます。Oracle Reports Builderは、ウィザードの各ページで指定された情報を使用して、グラフを表すXML定義を作成し、実行時に結果のグラフの外観を表示します。

グラフ・ウィザードを使用してグラフの属性値およびレイアウトの作成や編集ができますが、グラフ・ウィザードでは指定できない属性もあります。グラフ・ウィザードでは指定できない部分に関してグラフのXML定義をカスタマイズするには、グラフの「グラフ設定」プロパティ(ペーパーベースのレポートの場合)またはWebソース・ビュー(JSPベースのWebレポートの場合)で、XMLを直接編集します。使用できる全属性のリストは、DTDファイルgraph.dtdにあります。


注意:

graph.dtdは次の場所にあります。
  • ORACLE_COMMON/modules/oracle.adf.view_11.1.1/dvt-jclient.jar

  • Oracle Technology Network (OTN)の「Getting Started with Oracle Reports」: Oracle Reports製品ページ(http://www.oracle.com/technetwork/middleware/reports/overview/index.html)で、「Learn More」にナビゲートし、「Getting Started」をクリックし、「Getting Started with Oracle Reports」ホームページを表示します。左側にあるトピックのリストのセクションで「Index」をクリックします。「Collateral Type」リストで「Documentation」を選択し、「Search」をクリックします。表示されたリストの中から「Documented Graph DTD」を探します。


使用に関する注意

プライマリ・グラフ・タイプ

一般的なグラフの場合は、次のプライマリ・グラフ・タイプでデータを最適に表現できます。

セカンダリ・グラフ・タイプ

次のタイプは、特定のデータ型に関連付けられた特殊用途(特殊なグラフ)に使用されたり、独特のデータを表示する方法として使用されます。

第39.3項「新しいタイプのグラフ」を参照してください。

アクセス

ペーパー・レポートに対するグラフ・ウィザードを表示するには:

JSPベースのWebレポートに対するグラフ・ウィザードを表示するには:

再実行

ペーパー・レポートに含まれている既存のグラフに対してグラフ・ウィザードを再実行するには:

  1. ペーパー・レイアウト・ビューで、グラフをクリックします。

  2. グラフ・ウィザードを再実行モードで表示するには、次のいずれかの操作を行います。

    • グラフを右クリックして「グラフ・ウィザード」を選択します。

    • グラフをクリックし、「編集」→「設定」を選択します。

JSPベースのWebレポートに含まれている既存のグラフに対してグラフ・ウィザードを再実行するには:

「Webソース」ビューで、<rw:graph>タグと</rw:graph>タグの間の位置の場所にカーソルを置き、「編集」→「設定」を選択します。

グラフ・ウィザードの使用

ウィザードのタブ・ページのフィールドに関するヘルプを参照するには、タブ・ページの下部にある「ヘルプ」をクリックします。

関連項目

第4.9.8.2項「グラフの追加」

第4.9.8.3項「グラフの編集」

第4.9.8.4項「グラフ・ハイパーリンクの追加」