Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド 12c (12.2.1.3.0) E90221-01 |
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この項では、レポート・レイアウト内のオブジェクトを作成および変更する手順について説明します。手順は次の各項に分類されています。
この項では、コンテナ・オブジェクトを操作する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
レポート・レイアウトのフィールド・オブジェクトを手動で作成するには:
ペーパー・デザイン・ビュー、ペーパー・レイアウト・ビューまたはペーパー・パラメータ・フォーム・ビューで、ツール・パレットの「フィールド」ツールをクリックします。
四角形をクリックして、ドラッグします。
新しいフィールド・オブジェクトをダブルクリックします。
プロパティ・インスペクタの「フィールド」ノードで、「ソース」プロパティをそのフィールドの値を指定する列またはパラメータに設定します。
必要に応じて、他のプロパティを設定します。
関連項目
枠または繰返し枠を手動で作成するには:
ペーパー・レイアウト・ビューで、ツール・パレットの「枠」ツールまたは「繰返し枠」ツールをクリックします。
四角形をクリックして、ドラッグします。
注意: 四角形のサイズは、その中に含めるオブジェクトが収まる大きさである必要があります。 |
新しい枠オブジェクトをダブルクリックします。
プロパティ・インスペクタで、必要なプロパティを設定します。
関連項目
注意: ここでは、マトリックス・オブジェクトを手動で作成する手順について説明します。マトリックス・オブジェクトの作成には、レポート・ブロック・ウィザードを使用することをお薦めします(ペーパー・レイアウト・ビューで「挿入」→「レポート・ブロック」を選択します)。 |
マトリックス・オブジェクトを作成するには:
ペーパー・レイアウト・ビューで、ツール・パレットの「繰返し枠」ツールをクリックし、四角形をドラッグして繰返し枠を作成します。
プロパティ・インスペクタの「繰返し枠」で、マトリックスの「ソース」プロパティを列に設定し、「印刷方向」プロパティを「縦」に設定します。
ツール・パレットの「繰返し枠」ツールを再度クリックし、四角形をドラッグして最初の繰返し枠と交差するように2番目の繰返し枠を作成します。
プロパティ・インスペクタの「繰返し枠」で、マトリックスの「ソース」プロパティを「行」に設定し、「印刷方向」プロパティを「横」に設定します。
両方の繰返し枠の周囲を四角形にドラッグして選択し、「挿入」→「レイアウト・マトリックス」を選択します。
これにより、2つの繰返し枠の共通部分であるマトリックス・オブジェクトが作成されます。次に例を示します。
マトリックス・オブジェクトをダブルクリックして、プロパティを設定します。
関連項目
注意: Oracle9i Reportsリリース2 (9.0.2)から、バーコードが自動的に生成されるバーコードJavaBeanを使用できるようになりました。第43章「バーコードを使用したレポートの作成」のサンプル・レポートを参照してください。 |
バーコード・フォントを使用してバーコードを作成するには:
使用しているマシンにバーコード・フォントをインストールします(たとえば、WindowsではWindowsのコントロール・パネルの「フォント」を使用してインストールします)。バーコード・フォントは、ソフトウェア販売店で入手することができます。
注意: PostScriptのバーコード・フォントを使用すると、PostScript対応の任意の出力デバイスでレポートを印刷できるので、プラットフォーム間の移植性を向上させることができます。 |
レポートに含めるバーコードのデータが格納されている列を、データベースから選択する問合せを作成します。
ペーパー・レイアウト・ビューで、バーコード・フィールドをクリックして「書式」→「フォント」を選択し、フィールドにバーコード・フォントを適用します。
条件付き書式をレイアウト・オブジェクトに適用するには:
オブジェクトをクリックし、「書式」→「条件付き書式」を選択します。
ヒント: 複数のオブジェクトを選択するには、オブジェクトを1つクリックしてから[Shift]を押しながら他のすべてのオブジェクトをクリックします。すべてのオブジェクトを選択するには、「編集」→「すべて選択」を選択します。 |
「条件付き書式」ダイアログ・ボックスで、「新規」をクリックして、「書式の例外」ダイアログ・ボックスを表示します。
条件がTRUEと評価されたときに適用される、条件および書式設定の属性を指定します。
「OK」をクリックします。
使用に関する注意
PL/SQLエディタで、PL/SQLフォーマット・トリガーを使用してオブジェクトに対して条件を定義すると、さらに複雑な条件付き書式を指定できます。
関連項目
この項では、テキスト・オブジェクトを操作する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
テキストのボイラープレート・オブジェクトを作成するには:
ペーパー・デザイン・ビュー、ペーパー・レイアウト・ビューまたはペーパー・パラメータ・フォーム・ビューで、ツール・パレットの「テキスト」ツールをクリックします。
四角形をクリックして、ドラッグします。
ボイラープレート・オブジェクトに必要なテキストを入力します。
入力するテキスト内の各段落は、新しい行で区切ります。段落内のテキストは、ボイラープレート・オブジェクトの水平サイズ内でワードラップされます。
ボイラープレート・テキスト・オブジェクトの外側をクリックします。
関連項目
2ページごとに表示されるテキストのボイラープレート・オブジェクトを作成するには:
ページ上の表示させる位置、つまりマージン内または繰返し枠内(繰返し枠を拡張して繰返し枠内のフィールドの下にボイラープレート・テキストを表示するスペースを作成します)に、ボイラープレート・テキスト・オブジェクトを作成します。
ボイラープレート・テキスト・オブジェクトをダブルクリックして、プロパティ・インスペクタを表示します。PL/SQLエディタで次のコードを入力し、「拡張レイアウト」ノードで「フォーマット・トリガー」プロパティを設定します。
function XXX_HDRFormatTrigger return boolean is page_num number; begin srw.get_page_num(page_num); if mod(page_num, 2) = 0 then return(false); else return (true); end if; end;
レポートを実行して、ボイラープレート・テキストが2ページごとに表示されることを確認します。
関連項目
注意: この手順は、ペーパーベースのレポートに適用されます。 |
HTMLタグのボイラープレート・テキスト・オブジェクトを作成するには:
ペーパー・デザイン・ビューで、ツール・パレットの「テキスト」ツールをクリックします。
四角形をクリックして、ドラッグします。
ボイラープレート・オブジェクトに必要なHTMLを入力します。
ボイラープレート・テキスト・オブジェクトの外側をクリックします。
ボイラープレート・テキスト・オブジェクトをダブルクリックします(または、オブジェクトを右クリックして「プロパティ・インスペクタ」を選択します)。
プロパティ・インスペクタの「Webの設定」ノードで、「HTMLタグを含む」プロパティを「はい」に設定します。
使用に関する注意
テキスト・オブジェクトの「HTMLタグを含む」プロパティが「はい」に設定されていると、HTMLタグと属性がレポート出力に次のようにフォーマットされます。
レポートがHTML出力またはHTMLCSS出力で生成される場合、その出力のHTMLタグと属性がすべて解析およびフォーマットされます。
レポートが他のビットマップ出力フォーマット(PDF、RTF、PostScriptなど)で生成される場合は、第2.8.9項「HTMLフォーマットについて」で説明しているように、固定のHTMLタグと属性のセットが解釈されて、その出力にフォーマットされます。サポートされているタグと属性のセットにないHTMLは解釈されずに、レポート出力にそのまま表示されます。
例1: フォーマットのオンとオフの切替え
次のように定義されたテキスト・ボイラープレート・オブジェクトがあるとします。
<i><b>Design time format</b> is merged with <span style="font-family:Arial; color:#00F">run time formatting instructions.</span></i>
「HTMLタグを含む」プロパティを「はい」に設定すると、これは次のようなフォーマットになります。
Design time format is merged with run time formatting instructions.
「HTMLタグを含む」プロパティを「いいえ」に設定すると、次のフォーマットでレポートに出力されます。
<i><b>Design time format</b> is merged with <span style="font-family:Arial; color:#00F">run time formatting instructions.</span></i>
例2: ハイパーリンクとしてタグが付けられたボイラープレート・テキスト・オブジェクト
ボイラープレート・テキスト・オブジェクトには、次のテキストを入力できます。
<a href=http://your_webserver/reports/my_report.html><img src=oracle.gif> </a>
「HTMLタグを含む」プロパティを「はい」に設定すると、このオブジェクトはグラフ(oracle.gif)としてHTML/HTMLCSSレポートに出力され、エンド・ユーザーがこのグラフをクリックすると、my_report.htmlにリンクされます。
例3: HTMLに出力されるパラメータ値
ボイラープレート・テキスト・オブジェクトで、NervousText.class
という次のJavaアプレットを入力します。これに対して、オブジェクトの幅と高さをパラメータとして与えます。
<base href=http://cagney.uk.oracle.com/java/NervousText/> <applet code="NervousText.class" width=&ObjectWidth height=&ObjectHeight> <param name=text value="&deptno"> </applet>
「HTMLタグを含む」プロパティを「はい」に設定すると、このオブジェクトは実際の値に置換されたパラメータにより解釈されます。
<base href=http://cagney.uk.oracle.com/java/NervousText/> <applet code="NervousText.class" width=84 height=72> <param name=text value="10"> </applet>
関連項目
テキストを挿入および置換するには:
ペーパー・デザイン・ビュー、ペーパー・レイアウト・ビューまたはペーパー・パラメータ・フォーム・ビューで、テキスト・オブジェクトをクリックします。
テキストをクリックして、編集モードに切り替えます。
必要に応じてテキストを変更し、テキスト・オブジェクトの外側をクリックします。
テキストを削除するには:
ペーパー・デザイン・ビュー、ペーパー・レイアウト・ビューまたはペーパー・パラメータ・フォーム・ビューで、テキスト・オブジェクトをクリックします。
テキストをすべて切り取るには、「編集」→「削除」を選択します。
テキストの切取り、コピーまたは貼付けを実行するには:
ペーパー・レイアウト・ビューまたはペーパー・パラメータ・フォーム・ビューで、テキスト・オブジェクトをクリックします。
切取りまたはコピーの対象のテキストをクリック・アンド・ドラッグでマークします。次に、「編集」→「切取り」、または「編集」→「コピー」を選択します。
テキストを貼り付けるには、「編集」→「貼付け」を選択します。
ボイラープレート・テキスト内でフィールドの値を参照するには:
ペーパー・デザイン・ビューまたはペーパー・レイアウト・ビューで、フィールドへの参照を含むボイラープレート・テキストをクリックして表示します。
アンパサンド(&)に続けてフィールド名を入力します。
他のテキストの前に空白を含めずにフィールド参照を指定する場合は、フィールド名を山カッコで囲んでテキストと区別します(&<
fieldname
>Oracle
など)。他のテキストの後にフィールド参照を指定する場合、山カッコは必要ありません(Oracle&
fieldname
など)。複数のフィールド参照をそれぞれの間に空白を入れずに続けて、山カッコなしで指定することもできます(&field1&field2&field3
など)。
使用に関する注意
フィールドの参照には、そのフィールドのプロパティが含まれます。したがって、「水平拡張度」プロパティが「固定」に設定されていると、そのフィールド内の余分な空白がレポート出力に表示されることになります。たとえば、フィールドf_sal
の水平拡張度が固定に設定されている場合、$&<f_sal>/week
と指定すると、レポート出力に$800 /week
と表示される場合があります。
ボイラープレート・テキスト・オブジェクトのフィールドの参照に加えて、データベース列(&SAL
など)を直接参照することもできます。たとえば、$&<SAL>/week
と指定して、レポート出力に$800/week
と表示させることもできます。
関連項目
注意: この手順は、ペーパーベースのレポートに適用されます。ファイル・リンク・オブジェクトは、JSPベースのWebレポートに実装されていません。 |
ボイラープレート・テキスト・オブジェクトをファイルにリンクするには:
ペーパー・デザイン・ビューまたはペーパー・レイアウト・ビューで、ツール・パレットの「ファイル・リンク」ツールをクリックします。
四角形をクリックして、ドラッグします。
ファイル・リンク・オブジェクトをダブルクリックして、プロパティ・インスペクタを表示します。
「ファイル・リンク・ボイラープレート」ノードで次の操作を行います。
「ソース・ファイルのフォーマット」プロパティを「テキスト」に設定します。
「ソース・ファイル名」プロパティを、テキストを含むファイルの名前に設定します。
関連項目
注意: この手順は、ペーパーベースのレポートに適用されます。ファイル・リンク・オブジェクトは、JSPベースのWebレポートに実装されていません。 |
HTMLオブジェクトをファイルにリンクするには:
ペーパー・デザイン・ビューまたはペーパー・レイアウト・ビューで、ツール・パレットの「ファイル・リンク」ツールをクリックします。
四角形をクリックして、ドラッグします。
ファイル・リンク・オブジェクトをダブルクリックして、プロパティ・インスペクタを表示します。
「ファイル・リンク・ボイラープレート」ノードで次の操作を行います。
「ソース・ファイルのフォーマット」プロパティを「テキスト」に設定します。
「ソース・ファイル名」プロパティを、HTMLタグを含むファイルの名前に設定します。
「Webの設定」ノードで、「HTMLタグを含む」プロパティを「はい」に設定します。
使用に関する注意
テキスト・オブジェクトの「HTMLタグを含む」プロパティが「はい」に設定されていると、HTMLタグと属性がレポート出力に次のようにフォーマットされます。
レポートがHTML出力またはHTMLCSS出力で生成される場合、その出力のHTMLタグと属性がすべて解析およびフォーマットされます。
レポートが他のビットマップ出力フォーマット(PDF、RTF、PostScriptなど)で生成される場合は、第2.8.9項「HTMLフォーマットについて」で説明しているように、固定のHTMLタグと属性のセットが解釈されて、その出力にフォーマットされます。サポートされているタグと属性のセットにないHTMLは解釈されずに、レポート出力にそのまま表示されます。
関連項目
フィールドのテキストを折り返すには:
「ツール」→「レポート・ウィザード」を選択します。
レポート・ウィザードで、「ラベル」タブをクリックします。
テキストを折り返すフィールドの「幅」列の値を必要に応じて変更します。
「適用」をクリックします。
注意: ペーパー・レイアウト・ビューまたはペーパー・デザイン・ビューでレイアウトを手動で調整した場合は、レポート・ウィザードの「適用」または「終了」をクリックすると、これらのレイアウトの変更は失われ、レイアウトはデフォルトに戻ります。現行のレイアウトが上書きされないようにするには、ペーパー・レイアウト・ビューまたはペーパー・デザイン・ビューで列を目的の幅まで手動でドラッグします。 |
ペーパー・レイアウト・ビューまたはペーパー・パラメータ・フォーム・ビューで、フィールドをダブルクリックしてプロパティ・インスペクタを表示し、次のプロパティを設定します。
「標準レイアウト」で、「垂直拡張度」プロパティが「拡張」に設定されていることを確認します。
テキスト・オブジェクトのフォント、文字位置、間隔または文字の方向を変更するには:
ペーパー・デザイン・ビューで、テキスト・オブジェクトをクリックします。
ヒント: 複数のオブジェクトを選択するには、オブジェクトを1つクリックしてから[Shift]を押しながら他のすべてのオブジェクトをクリックします。すべてのオブジェクトを選択するには、「編集」→「すべて選択」を選択します。 |
「書式」メニューから、「フォント」、「文字の割付け」、「テキスト間隔」または「方向」を選択します。
ユーザー・インタフェースのかわりにPL/SQLを使用して、テキスト・オブジェクトのフォントまたは文字位置を変更するには:
オブジェクト・ナビゲータで、「ペーパー・レイアウト」ノードを開きます。
テキスト・オブジェクトの横の「PL/SQL」アイコンをダブルクリックします。
ヒント: 複数のオブジェクトを選択するには、オブジェクトを1つクリックしてから[Shift]を押しながら他のすべてのオブジェクトをクリックします。すべてのオブジェクトを選択するには、「編集」→「すべて選択」を選択します。 |
PL/SQLエディタで、次のビルトイン・プロシージャを使用してオブジェクトのフォントまたは文字位置を必要に応じて変更します。
SRW.SET_FONT_FACE
SRW.SET_FONT_STYLE
SRW.SET_FONT_WEIGHT
SRW.SET_FONT_SIZE
SRW.SET_JUSTIFICATION
関連項目
Oracle Reportsオンライン・ヘルプのリファレンス、PL/SQLリファレンスのビルトイン・パッケージに関する項にある、SRWのビルトイン・パッケージに関するトピック
この項では、ページ番号または日付/時刻スタンプを操作する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
デフォルトのページ番号を作成するには:
ペーパー・レイアウト・ビューまたはペーパー・デザイン・ビューで、「挿入」→「ページ番号」を選択します。
「ページ番号を挿入」ダイアログ・ボックスで、リストからページ番号の位置を選択します。
必要なページ番号の書式を選択します。「ページ番号のみ」または「ページ番号と合計ページ」に設定します。
必要に応じて、ページ番号テキストのデフォルト属性を変更することもできます。
カスタマイズされたページ番号を作成するには:
ペーパー・レイアウト・ビューまたはペーパー・デザイン・ビューで、ツールバーの「マージン編集」ボタンをクリックします。
注意: マージン領域は、本体と分離する黒の太線で定義されています。マージン領域を表示しながらレポートの本体部分にオブジェクトを作成すると、それらのオブジェクトはマージンが表示されているときにのみ編集できます。 |
必要なページ番号値(物理ページ番号、総物理ページ数など)ごとに、マージン領域でフィールド・オブジェクトを作成します(第4.9.1.1項「フィールド・オブジェクトの作成」を参照)。
フィールドのプロパティ・インスペクタの「フィールド」ノードで、「ソース」プロパティをページ番号のソースに設定し、「可視」プロパティを「いいえ」に設定します。「標準レイアウト」ノードで、「水平拡張度」プロパティを「可変」に設定します。
マージン領域でボイラープレート・テキスト・オブジェクトを作成し(第4.9.2.1項「テキストのボイラープレート・オブジェクトの作成」を参照)、&
fieldname
を使用してページ番号フィールドを参照します(第4.9.2.5項「ボイラープレート・テキスト内でのフィールドの参照」を参照)。
使用に関する注意
奇数ページ番号を右側に、偶数ページ番号を左側に生成するには、フィールドを2つ(右側に1つと左側に1つ)作成する必要があります。各フィールドのフォーマット・トリガーで、SRW.GET_PAGE_NUMを使用して、奇数ページか偶数ページかを調べます。次に、そのフィールドを表示するか非表示にするかを指定します。
デフォルトのページ番号(「挿入」→「ページ番号」で作成)をリセットする手順は次のとおりです。
ペーパー・レイアウト・ビューまたはペーパー・デザイン・ビューで、デフォルトのページ番号オブジェクトをクリックし、「編集」→「削除」を選択して削除します。
カスタマイズされたページ番号を作成します(第4.9.3.1項「ページ番号の作成」を参照)。
ページ番号フィールドのプロパティ・インスペクタの「フィールド」で、「ページ番号付け」プロパティの値をダブルクリックします。
「ページ番号付け」ダイアログ・ボックスで、目的の「リセット位置」の設定をクリックします。選択された枠がフォーマットされるたびに、ページ番号は「起動位置」の値にリセットされます。「OK」をクリックします。
日付スタンプまたは時刻スタンプをレポートに追加するには:
ペーパー・レイアウト・ビューまたはペーパー・デザイン・ビューで「挿入」→「日付と時間」を選択します。
「日付と時間を挿入」ダイアログ・ボックスで、リストから日付スタンプまたは時刻スタンプの位置を選択します。
日付または時刻の必要な書式をクリックするか、「カスタム」をクリックして独自の書式を定義します。
この項では、境界線を操作する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
オブジェクトのまわりの境界線を表示または非表示にするには:
オブジェクトをクリックします。
ヒント: 複数のオブジェクトを選択するには、オブジェクトを1つクリックしてから[Shift]を押しながら他のすべてのオブジェクトをクリックします。すべてのオブジェクトを選択するには、「編集」→「すべて選択」を選択します。 |
ツール・パレットの「線カラー」ツールをクリックします。
境界線を追加するには、塗りつぶされた四角形をクリックします。
レポート出力で境界線を透明にするには、カラー・パレットの下部にある枠なしをクリックします。
注意: すべてのオブジェクトの境界線を透明にすると、列見出しの下線も透明になります。下線を追加するには、下線にするオブジェクトをクリックし、ツール・パレットの「線カラー」を使用して線カラーを選択します。 |
境界線の一部を表示または非表示にするには、「書式」→「線」→「境界線」を選択し、各境界線の表示と非表示をメニューから選択して切り替えます。
オブジェクトのまわりの境界線を変更するには:
オブジェクトをクリックします。
ヒント: 複数のオブジェクトを選択するには、オブジェクトを1つクリックしてから[Shift]を押しながら他のすべてのオブジェクトをクリックします。すべてのオブジェクトを選択するには、「編集」→「すべて選択」を選択します。 |
線幅を変更するには、「書式」→「線」→「線幅」を選択します。
パターンを選択するには、「書式」→「線」→「破線」を選択します。線種パターンは、出力には表示されますが、オブジェクトのアウトラインで見にくくなる場合もあります。「ツール」→「オプション」→「ペーパー・レイアウト」を選択して、「オプション」の「枠アウトライン」チェック・ボックスの選択を解除できます。
境界線に枠を付けるには、「書式」→「凹凸」を選択します。
関連項目
ペーパー・レイアウト・ビューで、ツールバーの「制限オン」ボタンまたは「制限オフ」ボタンをクリックして、モードを切り替えます。
オン: 子オブジェクトは、それを囲む親オブジェクトの外に移動することはできません。
オフ: 子オブジェクトは、それを囲む親オブジェクトの外に移動することができます。
ペーパー・レイアウト・ビューで、ツールバーの「フレックス・オン」ボタンまたは「フレックス・オフ」ボタンをクリックして、モードを切り替えます。
オン: 子オブジェクトを親オブジェクトに対して移動すると、親の枠が伸びます。子オブジェクトは、移動先の親オブジェクトの辺からと同じ距離を維持します。
オフ: 子オブジェクトを親オブジェクトに対して移動しても、親の枠は固定されたままです。
関連項目
この項では、アンカーを操作する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
関連項目
アンカー・オブジェクトによって、アンカーされているオブジェクトは親オブジェクトとともに移動します。オブジェクトは、他の1つのオブジェクトにのみアンカーできます。
アンカーでオブジェクトを連動するには:
ペーパー・レイアウト・ビューで、ツール・パレットの「アンカー」ツールをクリックします。
子オブジェクトの境界線をクリックし、親オブジェクトの境界線をダブルクリックします。
子から親に線が1本描画されます。親オブジェクトに連結された線の最後に小さいボックスが表示されます。
デフォルトでは、レポート・エディタのペーパー・レイアウト・ビューで作成した明示的なアンカーが表示されます。
暗黙的なアンカーと明示的なアンカーの情報を表示するには:
オブジェクト・ナビゲータで、「ツール」→「オプション」→「ナビゲータ」を選択し、「オブジェクト・ナビゲータ・オプション」ダイアログ・ボックスを表示します。
「レイアウト」タブをクリックし、「アンカー情報」チェック・ボックスを選択します。
このオプションを選択すると、暗黙的なアンカーと明示的なアンカーの両方に関するすべての情報がオブジェクト・ナビゲータに表示されます。
注意: デフォルトでは、オブジェクトはそれを囲むオブジェクトの左上角にアンカーされています。このオブジェクト・ナビゲータ表示にオブジェクトのアンカー情報が表示されない場合は、オブジェクトがそれを囲むオブジェクト(枠または本体)にアンカーされていることを示します。 |
関連項目
アンカーを移動すると、オブジェクトどうしが相対的にどう表示されるかが変わります。
アンカーを移動するには:
ペーパー・レイアウト・ビューで、アンカーをクリックします。
ツール・パレットの「変形」ツールをクリックし、アンカー・エンドポイントの1つをオブジェクト枠上の新しい位置までドラッグします。
オブジェクト枠に沿ってアンカーを移動するには:
制約キー([Shift]など)を押しながら、アンカーを移動します。
オブジェクト枠上のアンカーの位置を縦(上から下)または横(左から右)に%単位で変更するには:
アンカー・オブジェクトをダブルクリックして、プロパティ・インスペクタを表示します。
「子の枠の割合(%)」プロパティまたは「親の枠の割合(%)」プロパティに新しい値を設定します。
アンカーを配置する枠を変更するには:
「子の枠の種類」プロパティまたは「親の枠の種類」プロパティを必要に応じて設定します。
この項では、カラー、パターンおよびハイライトを操作する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
オブジェクトまたはテキストのカラーを変更するには:
ペーパー・レイアウト・ビューで、オブジェクトをクリックします。
ヒント: 複数のオブジェクトを選択するには、オブジェクトを1つクリックしてから[Shift]を押しながら他のすべてのオブジェクトをクリックします。すべてのオブジェクトを選択するには、「編集」→「すべて選択」を選択します。 |
オブジェクトのどの部分にカラーを適用するかに応じて、ツール・パレットの「塗りつぶしカラー」ツール、「線カラー」ツールまたは「テキスト・カラー」ツールをクリックします。
注意: 3つのカラー・ツールの真上にある「塗りつぶし/線/テキスト・サンプル」ボックスには、現在選択されている塗りつぶし、境界線およびテキストが表示されます。Oracle Reports Builderによって作成されたオブジェクトのデフォルトの塗りつぶしおよび境界線は透明ですが、ユーザーが作成するオブジェクトのデフォルト値は白塗りのまわりに黒の1ポイント線です。 |
カラー・パレットでカラーをクリックします。
関連項目
オブジェクトのパターンを変更するには:
ペーパー・レイアウト・ビューで、オブジェクトをクリックします。
ヒント: 複数のオブジェクトを選択するには、オブジェクトを1つクリックしてから[Shift]を押しながら他のすべてのオブジェクトをクリックします。すべてのオブジェクトを選択するには、「編集」→「すべて選択」を選択します。 |
オブジェクトのどの部分にパターンを適用するかに応じて、ツール・パレットの「塗りつぶしカラー」ツールまたは「線カラー」ツールをクリックします。
注意: Windowsプラットフォームでは、境界線パターン(「線カラー」ツールのパターン)はサポートされません。 |
カラー・パレットで「パターン」をクリックします。
パターン・パレットでパターンをクリックします。フォアグラウンド・カラーおよびバックグラウンド・カラーを変更するには、パターン・パレットの下部にあるカラー・パレットから選択します。
関連項目
第4.12.8項「テンプレートの本体オブジェクトのカラー、パターンまたは境界線の変更」
Oracle Reportsオンライン・ヘルプのリファレンスに関する項のパターン・カラー・パレットに関するトピック
ユーザー・インタフェースのかわりにPL/SQLを使用してオブジェクトのカラーを変更するには:
オブジェクト・ナビゲータで、「ペーパー・レイアウト」ノードを開きます。
カラーを変更するオブジェクトの横の「PL/SQL」アイコンをダブルクリックします。
PL/SQLエディタで、次のビルトイン・プロシージャを使用してオブジェクトのカラーを必要に応じて変更します。
SRW.SET_BACKGROUND_BORDER_COLOR
SRW.SET_BACKGROUND_FILL_COLOR
SRW.SET_FOREGROUND_BORDER_COLOR
SRW.SET_FOREGROUND_FILL_COLOR
SRW.SET_TEXT_COLOR
SRW.SET_BORDER_PATTERN
関連項目
Oracle Reportsオンライン・ヘルプのリファレンス、PL/SQLリファレンスのビルトイン・パッケージに関する項にある、SRWのビルトイン・パッケージに関するトピック
カラー・パレットを変更するには:
まず、カラー・パレットを編集可能にします。
第4.2.6項「カラー・パレットの環境設定の設定」に記載されている手順に従って、「編集」→「プリファレンス」を選択して「カラー・モード」を「編集可」に設定します。
注意: デフォルトでは、カラー・パレットは読取り専用です。 |
Oracle Reports Builderをシャットダウンして再起動し、編集可能モードを有効にします。
ペーパー・レイアウト・ビューで、「書式」→「カラー・パレット」→「編集」を選択します。
「カラー・パレット」ダイアログ・ボックスで、必要に応じてカラー・パレットを変更します。
「編集」をクリックして、現行のカラーの設定を変更します。
現在のカラーに新しい名前を入力して「改名」をクリックすると、現行のカラーの名前を変更できます。
編集するカラーを選択には、現行のレポートのレポート・エディタで使用している現行のカラー・パレットが表示されます。パレットからカラーを選択し、そのカラーを変更します。
「OK」をクリックして、現行のレポートに変更を適用します。
注意: レポートにはカラー・パレットは1つのみ設定できます。 |
関連項目
Oracle Reportsオンライン・ヘルプのリファレンスのカラー・パレットとパターン・パレットに関する項にある、Oracle CDE1カラー・パレット、デフォルト・カラー・パレットおよびグレースケール・カラー・パレットに関するトピック
カラー・パレットをインポートまたはエクスポートするには:
まず、カラー・パレットを編集可能にします。
第4.2.6項「カラー・パレットの環境設定の設定」に記載されている手順に従って、「編集」→「プリファレンス」を選択して「カラー・モード」を「編集可」に設定します。
注意: デフォルトでは、カラー・パレットは読取り専用です。 |
Oracle Reports Builderをシャットダウンして再起動し、編集可能モードを有効にします。
ペーパー・レイアウト・ビューで、「書式」→「カラー・パレット」→「インポート」または「書式」→「カラー・パレット」→「エクスポート」を選択します。
ダイアログ・ボックスで、ファイルの名前と書式を指定します。
「OK」をクリックします。
注意: レポートにはカラー・パレットは1つのみ設定できます。 |
関連項目
Oracle Reportsオンライン・ヘルプのリファレンスのカラー・パレットとパターン・パレットに関する項にある、Oracle CDE1カラー・パレット、デフォルト・カラー・パレットおよびグレースケール・カラー・パレットに関するトピック
ペーパー・レイアウト・ビューまたはペーパー・デザイン・ビューで、ハイライトする値を含むフィールドをクリックします。
「書式」→「条件付き書式」を選択します。
「条件付き書式」ダイアログ・ボックスで、「新規」をクリックして、「書式の例外」ダイアログ・ボックスを表示します。
フィールドを選択し、値をハイライトする条件を定義します。
「書式」グループ・ボックスで、値のハイライトに使用する「塗りつぶしカラー」を選択します。
注意: ダイアログ・ボックスで希望する条件を選択できない場合は、必要な書式とプレースホルダに対する適当な条件を選択します。条件は、作成したフォーマット・トリガーに対してPL/SQLエディタで後から編集できます。 |
「OK」をクリックして「書式の例外」ダイアログ・ボックスを閉じ、「OK」を再度クリックして「条件付き書式」ダイアログ・ボックスを閉じます。コードがエラーなしでコンパイルされると、新しい書式がペーパー・レイアウト・ビューに反映されます。コードは、フィールドのフォーマット・トリガーとして格納されます。
例
次のコードでは、1か月の報酬を判別して、管理者ではない従業員の1か月の報酬が4,000ドルを超えるとバックグラウンド・カラーを赤に変更します。
function R_G_EMPNOFormatTrigger return boolean is varcomm number; begin if :comm is null then varcomm := 0; else varcomm := :comm; end if; if (:sal * 2 + varcomm > 4000) and :job != 'MANAGER' then srw.set_background_fill_color('red'); end if; return (TRUE); end;
関連項目
ペーパー・レイアウト・ビューで、ハイライトする行を構成するフィールドを含む繰返し枠をクリックします。
「書式」→「条件付き書式」を選択します。
「条件付き書式」ダイアログ・ボックスで、「新規」をクリックして、「書式の例外」ダイアログ・ボックスを表示します。
フィールドを選択し、ハイライトする行を説明する条件を定義します。
「書式」グループ・ボックスで、行のハイライトに使用する「塗りつぶしカラー」を選択します。
注意: ダイアログ・ボックスで希望する条件を選択できない場合は、必要な書式とプレースホルダに対する適当な条件を選択します。条件は、作成したフォーマット・トリガーに対してPL/SQLエディタで後から編集できます。 |
「OK」をクリックして「書式の例外」ダイアログ・ボックスを閉じ、「OK」を再度クリックして「条件付き書式」ダイアログ・ボックスを閉じます。コードがエラーなしでコンパイルされると、新しい書式がペーパー・レイアウト・ビューに反映されます。コードは、繰返し枠のフォーマット・トリガーとして格納されます。
例
次のコードでは、1か月の報酬を判別して、管理者ではない従業員の1か月の報酬が4,000ドルを超えるとバックグラウンド・カラーを赤に変更します。
function R_G_EMPNOFormatTrigger return boolean is varcomm number; begin if :comm is null then varcomm := 0; else varcomm := :comm; end if; if (:sal * 2 + varcomm > 4000) and :job != 'MANAGER' then srw.set_background_fill_color('red'); end if; return (TRUE); end;
関連項目
行のテキスト・カラーまたは塗りつぶしカラーを交互に適用するには:
第45章「XMLプラガブル・データ・ソースを使用したレポートの作成」を参照してください。この章では、PL/SQLプロシージャとフォーマット・トリガーを使用して、行カラーを交互に適用する手順を説明しています。
この項では、書式マスクを操作する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
次の表では、日付書式マスクと時刻書式マスク、および日付書式マスクに付加できる接尾辞を説明します。
表4-2 日付書式マスクおよび時刻書式マスク
書式マスク | 説明 |
---|---|
SCCまたはCC |
世紀、省略形。'S'を指定すると"BC"の場合に前に(-)が付きます。 |
SYYYYまたはYYYY |
年。'S'を指定すると"BC"日付の場合に前に(-)が付きます。 |
I、IYまたはIYY |
年の下1桁、2桁または3桁。 |
Y、YYまたはYYY |
年の下1桁、2桁または3桁。 |
Y,YYY |
年(カンマ付き)。 |
SYEARまたはYEAR |
年、スペル表記。'S'を指定すると"BC"日付の場合に前に(-)が付きます。 |
RRRRまたはSRRRR |
年。'S'を指定すると"BC"日付の場合に前に(-)が付きます。 |
RR |
年の下2桁。 |
BC、ADまたはB.C.、A.D. |
世紀記号。 |
Q |
年の四半期(1月から3月=第1四半期)。 |
MM |
月(数字、1月=01)。 |
MONTHまたはMON |
月の名前または3文字の省略形。 |
WW、IW |
1年の第何週目か。 |
W |
週(ユリウス日)。 |
J |
ユリウス日。BC 4712年1月1日からの日数。 |
DDD、DDまたはD |
年、月または週の何日目か。 |
DAY |
完全にスペル表記された曜日(MONDAYなど)。 |
DY |
曜日の3文字の省略形(MONなど)。 |
AM、PMまたはA.M.、P.M. |
午前と午後の記号。 |
HHまたはHH12 |
1日の時間(1から12)。 |
HH24 |
1日の時間(0から23)。 |
MI |
分。 |
SS、SSSSS |
1分の秒、1日の秒。 |
FM |
日付、数字または単語の前や間にある複数の空白を1つの空白に置換する埋込みモードの切替え。 |
書式マスクには、次の接尾辞を付加できます。
表4-3 日付書式マスクの接尾辞
接尾辞 | 説明 |
---|---|
TH |
接尾辞番号("4th"に対する"DDth")。 |
SP |
数字のスペル表記("FOUR"に対する"DDSP")。 |
SPTHまたはTHSP |
スペル表記された接尾辞番号("FOURTH"に対する"DDSPTH")。 |
例
次の表では、数値書式マスクの作成で使用できるトークンを説明します。
表4-5 数値書式マスクのトークン
書式トークン | 説明 |
---|---|
0 |
数字を1桁出力します。 |
N |
小数点の左側の先行ゼロまたは小数点の右側の終了ゼロではない場合、数字を1桁出力します。 |
* |
小数点左側の先行0以外の数字の場合、1桁分の数字が印刷され、先行0の場合はアスタリスク(*)が印刷されます。小数点右側の後続0は、印刷されます。 |
9 |
小数点の左側の1桁がゼロ以外の場合に、その桁を表示します。小数点の左側の1桁がゼロの場合は、空白を表示します。小数点右側の後続0は、印刷されます。 |
+ |
正の値の場合は先行のプラス(+)記号、負の値の場合は先行のマイナス(-)記号を出力します。このトークンは、マスクより前に指定する必要があります。 |
- |
負の値の場合は先行のマイナス(-)記号を出力し、正の値の場合は何も出力しません。このトークンは、他のトークンより前に指定する必要があります。 |
MI |
負の値の後にマイナス(-)記号、正の値の後に空白を出力します。このトークンは、他のトークンより後に指定する必要があります。 |
S |
負の値の場合はマイナス(-)記号、正の値の場合はプラス(+)記号をマスク内のすべてのSの位置に出力します。このトークンは、他のトークンの前または後で指定する必要があります。 |
PR |
負の値は山カッコ(<>)、正の値は空白で囲みます。このトークンは、他のトークンより後に指定する必要があります。 |
( ) |
負の値はカッコ、正の値は空白で囲みます。カッコは、他のトークンを囲む必要があります。 |
DB |
正の値の後に"DB"を出力します。このトークンは、他のトークンより後に指定する必要があります。 |
CR |
負の値の後に"CR"を出力します。このトークンは、他のトークンより後に指定する必要があります。 |
Y |
負の値の場合も正の値の場合も、符号を出力しません。 |
V |
数値を10N乗に計算します。Nは、Vの右側の0、9、*およびSトークンの数です。 |
EEEE |
科学表記法で数値が印刷されます。すべての数字トークンは、仮数の数字を示します。小数点の左側には、その表示、非表示にかかわらず、数字が1桁必要です。トークンEEEEは、縦座標が正または0の場合、Eの後にプラス記号(+)を印刷します。縦座標が負の場合、Eの後にマイナス記号(-)と縦座標を表す2桁の数字(E-99など)を印刷します。 |
"文字列" |
二重引用符の間の文字列を出力します。二重引用符を文字列に含めるには、二重引用符を2つ続けて("")指定します。 |
. (ピリオド) |
数値の整数部と小数部を区切るピリオド(.)を出力します。 |
D |
数値の整数部と小数部を区切る、各国で使用されている小数点文字を出力します。 |
,(カンマ) |
グループ・セパレータまたは3桁区切りとしてカンマ(,)を出力します。 |
G |
各国で使用されているグループ・セパレータまたは3桁区切りを出力します。 |
$ |
$を出力します。 |
L |
各国の通貨記号を出力します。 |
C |
ISO通貨記号を出力します。 |
% |
%を出力します。 |
" " |
空白を出力します。(マスクに引用符を含めないでください。) |
v |
他のトークンにかかわらず、すべてのゼロ値に対して空白を出力します。 |
K |
空白を出力します。 |
<> |
10進揃え領域(書式マスク内で小数点に合せる部分)の開始と終了を指定します。山カッコは、数値が常に同じ量の領域を占めることを示します。必要に応じて、値は小数点の左または右に空白で詰められます。 |
RN、rn |
それぞれ、ローマ数字の大文字または小文字で値を出力します。このトークンと他のトークンを同時に指定することはできません。 |
制限
数値書式マスクの場合、指定した書式マスクより実際の値が長いと、フィールドの幅にかかわらず、値はレポート出力にアスタリスクの文字列として出力されます。たとえば、固定フィールドの幅が8、値が1234567、書式マスクが<NNNNNN>の場合、*******が出力されます。
同様に、数値書式マスクによって値がフィールド幅より長くなった場合も、値のかわりにアスタリスクが出力されます。たとえば、固定フィールドの幅が6、値が1234、書式マスクが-99999999の場合、******が出力されます。これは、書式トークン9により、小数点左側の先行ゼロに対して空白が出力されるためです。その結果、値が長くなり、幅6のフィールドに表示できなくなります。
書式マスク内で符号トークンを指定しないと、正の値の前には空白、負の値の前にはマイナス(-)記号が出力されます。
作成した書式マスクが値リストに表示されるのは、その書式マスクが「ソース」の「データ型」に適している場合のみです。つまり、数値の書式マスクは、「ソース」が数値の場合に表示され、日付の書式マスクは、「ソース」が日付の場合に表示されます。
ゼロに対して空白を出力する書式マスク(9など)の場合、出力が占める1ページ当たりのバイト数が増加します。
例
表4-6 数値書式マスクの例
数値書式の例 | 数値 | 表示される数値 |
---|---|---|
-0000 |
7934 |
"7934" |
-7934 |
"-7934" |
|
-00000 |
7934 |
"07934" |
-NNNN |
7639 |
"7639" |
535 |
"535" |
|
-NNN |
7639 |
"****" |
-**** |
7902 |
"7902" |
-***** |
7902 |
"*7902" |
+NNNN |
100 |
"+100" |
-99 |
"-99" |
|
(NNNN) |
1600 |
" 1600 " |
-800 |
"(800)" |
|
NNNNPR |
1600 |
" 1600 " |
-800 |
"<800>" |
|
NNNNMI |
1600 |
"1600 " |
-800 |
"800-" |
|
NNNVNN |
343 |
"34300" |
N.NNEEEE |
7369 |
"7.37E+03" |
"SRW"-0000 |
7782 |
"SRW7782" |
-$NNNN.NN |
800 |
"$800" |
1600 |
"$1600" |
|
-%NNN |
10 |
"%10" |
-NN NNN.NN |
3000 |
"3 000" |
+KKNNNNN.00 |
1950 |
"+ 1950.00" |
900 |
"+ 900.00" |
|
$<NNNNN.00> |
1200 |
"$1200.00" |
500 |
"$500.00" |
|
$<NNNNN.00> DB |
1200 |
"$1200.00 DB" |
-500 |
"$500.00" |
|
$<NNNNN.00> CR |
1200 |
"$1200.00" |
-500 |
"$500.00 CR" |
* 引用符は出力に表示されません。ここでは、引用符は先行空白または終了空白があるかどうかを示すために使用されています。
書式マスクを数値オブジェクトに適用するには:
ペーパー・デザイン・ビューで、オブジェクトをクリックします。
ヒント: 複数のオブジェクトを選択するには、オブジェクトを1つクリックしてから[Shift]を押しながら他のすべてのオブジェクトをクリックします。すべてのオブジェクトを選択するには、「編集」→「すべて選択」を選択します。 |
通貨の書式をオブジェクトに適用するには、ツールバーの「通貨」ボタンをクリックします。
パーセンテージの書式をオブジェクトに適用するには、ツールバーの「パーセント」ボタンをクリックします。
オブジェクトの値にカンマを付加するには、ツールバーの「カンマ」ボタンをクリックします。カンマを右または左に移動するには、「10進桁を削除」ボタンまたは「10進桁を追加」ボタンをクリックします。
「ツール」→「プロパティ・インスペクタ」を選択します。
「フィールド」ノードで、「書式マスク」プロパティが必要な書式に設定されていることを確認します。
必要に応じて、他のプロパティを設定します。
書式マスクを日付オブジェクトに適用するには:
ペーパー・デザイン・ビューで、オブジェクトをクリックします。
ヒント: 複数のオブジェクトを選択するには、オブジェクトを1つクリックしてから[Shift]を押しながら他のすべてのオブジェクトをクリックします。すべてのオブジェクトを選択するには、「編集」→「すべて選択」を選択します。 |
「ツール」→「プロパティ・インスペクタ」を選択します。
「フィールド」ノードで、「書式マスク」プロパティが必要な日付書式に設定されていることを確認します。
必要に応じて、他のプロパティを設定します。
デフォルトの書式マスク・リストにカスタム書式マスクを追加するには:
「編集」→「プリファレンス」を選択します。
「プリファレンス」ダイアログ・ボックスで、「マスク編集」をクリックします。
「書式マスク」ダイアログ・ボックスで、「表示」を追加する書式マスクのタイプに設定します。
追加する書式マスクを「マスク」フィールドに入力し、「追加」をクリックします。
「OK」をクリックします。
フィールドの「書式マスク」プロパティおよびパラメータの「入力マスク」プロパティの値リストに、新しいカスタム書式マスクが表示されます。
この項では、グラフィック・オブジェクトまたはイメージ・オブジェクトを操作する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
イメージをレポートに追加するには、次のトピックで説明する手順を実行します。
ペーパーベースのレポートおよびJSPベースのWebレポートの場合
ペーパーベースのレポートのみ
関連項目
注意: この手順は、ペーパーベースのレポートに適用されます。JSPベースのWebレポートについては、後述の「使用に関する注意」を参照してください。これらの手順を使用すると、TIFF、JFIF、BMP、TGA、PCX、PICT、GIF、CALS、RAS、OIFおよびPCDのフォーマットのイメージを含めることができます。JPEG (Progressive JPEGやExif JPEGなどのすべてのタイプ)、PNG、BMP、TIFF、GIF、CGMなど、Oracle Reportsでサポートされる他のフォーマットのイメージの詳細は、第4.9.8.1.2項「イメージ・オブジェクトのファイルへのリンク」または第4.8.5項「データベースからのイメージの選択」を参照してください。 |
「ペーパー・レイアウト」ビューで、「挿入」→「イメージ」を選択し、インポートするオブジェクトのタイプをクリックします。
ダイアログ・ボックスで、ファイルの名前と書式を指定します。「OK」をクリックします。
目的の位置にオブジェクトを移動します。
使用に関する注意
この手順は、ペーパーベースのレポート専用です。JSPベースのWebレポートに静的イメージを含める場合は、Webソース・ビューでHTML <img>
タグを追加できます。
注意: この手順は、ペーパーベースのレポートに適用されます。ファイル・リンク・オブジェクトは、JSPベースのWebレポートに実装されていません。これらの手順および第4.8.5項「データベースからのイメージの選択」に示す手順を使用すると、JPEG (Progressive JPEGやExif JPEGなどのすべてのタイプ)、PNG、BMP、TIFF、GIF、CGMなど、Oracle Reportsでサポートされる様々なフォーマットのイメージを含めることができます。ペーパーベースのレポートでは、「挿入」→「イメージ」を使用して、TIFF、JFIF、BMP、TGA、PCX、PICT、GIF、CALS、RAS、OIFまたはPCDのフォーマットで、ファイル内のイメージをイメージ用のレポート・レイアウトにインポートすることもできます(前述の第4.9.8.1.1項「イメージのインポート」を参照)。 |
イメージ・オブジェクトをファイルにリンクするには:
ペーパー・デザイン・ビューまたはペーパー・レイアウト・ビューで、ツール・パレットの「ファイル・リンク」ツールをクリックします。
四角形をクリックして、ドラッグします。
ファイル・リンク・オブジェクトをダブルクリックして、プロパティ・インスペクタを表示します。
「ファイル・リンク・ボイラープレート」ノードで次の操作を行います。
「ソース・ファイルのフォーマット」プロパティを「イメージ」に設定します。
「ソース・ファイル名」プロパティを、イメージを含むファイルの名前に設定します。
注意: この手順は、HTMLまたはHTMLCSSのファイルに生成されたペーパーベースのレポート出力に適用されます。これは、JSPベースのWebレポートを実行(ツールバーの「Webレイアウトを実行」ボタンをクリック、または「プログラム」→「Webレイアウトを実行」を選択)したときに生成されるHTMLとは関係がありません。また、ファイル・リンク・オブジェクトは、JSPベースのWebレポートに実装されていません。これらの手順および第4.8.6項「データベースからのイメージURLの選択」に示す手順を使用すると、JPEG (Progressive JPEGやExif JPEGなどのすべてのタイプ)、PNG、BMP、TIFF、GIF、CGMなど、Oracle Reportsでサポートされる様々なフォーマットのイメージを含めることができます。ペーパーベースのレポートでは、「挿入」→「イメージ」を使用して、TIFF、JFIF、BMP、TGA、PCX、PICT、GIF、CALS、RAS、OIFまたはPCDのフォーマットで、ファイル内のイメージをイメージ用のレポート・レイアウトにインポートすることもできます(前述の第4.9.8.1.1項「イメージのインポート」を参照)。 |
HTMLレポートに含めるイメージを指すURLにイメージ・オブジェクトをリンクするには:
ペーパー・デザイン・ビューまたはペーパー・レイアウト・ビューで、ツール・パレットの「ファイル・リンク」ツールをクリックします。
四角形をクリックして、ドラッグします。
ファイル・リンク・オブジェクトをダブルクリックして、プロパティ・インスペクタを表示します。
「ファイル・リンク・ボイラープレート」ノードで次の操作を行います。
「ソース・ファイルのフォーマット」プロパティを「イメージURL」に設定します。
「ソース・ファイル名」プロパティを、必要なプロトコルによってイメージが配置されているURLに設定します。
例1: イメージURL
HTTP://www.oracle.com/images/logo.gif
例2: ユーザー・パラメータが含まれるイメージURL
HTTP://&<P_SERVER_NAME>/images/logo.gif
ここで、P_SERVER_NAME
はCHAR
型のユーザー・パラメータです。
実行時に、ユーザーはこのパラメータの値を設定できます(たとえば、P_SERVER_NAME = www.oracle.us.com
の場合、URLリンクはhttp://www.oracle.us.com/images/logo.gif
となります)。
例3: ファイルへのURL
FILE://c:/images/logo.gif
注意: ファイルを検索する際に「参照」をクリックすると、Oracle Reportsによってリターン・パスの前にFILE:// が自動的に付加されます。 |
レポートにグラフを追加するには、次のいずれかのトピックで説明する手順を実行します。
使用に関する注意
グループ別マトリックス・レポートのペーパー・デザイン・ビューで、各グループの位置に1つずつグラフを挿入すると、Oracle Reports Builderの障害が発生します。これに対処するには、グループ別マトリックス・レポートにグラフを追加する際に、ペーパー・デザイン・ビューではなく、ペーパー・レイアウト・ビューでグラフを挿入してください。
関連項目
ペーパー・レイアウト・ビューで、ツール・パレットの「グラフ」ツールをクリックします。
グラフ・ウィザードで、グラフの情報を指定します。操作方法がわからない場合にはウィザード・ページの「ヘルプ」をクリックしてください。
注意: グラフ・ウィザードでグラフのタイトル、サブタイトル、脚注または軸タイトルを指定する場合、字句参照を(ユーザー・パラメータ、システム・パラメータおよび列に対して)テキストに挿入することができます。たとえば、グラフ・ウィザードの「タイトル」ページにあるタイトルの表示フィールドで、titletext &<P_1> と入力すると、実行時にユーザー・パラメータP_1 の値がタイトルのテキストに挿入されます。パラメータまたは列名は、山カッコ(<> )で囲む必要があります。 |
作成したグラフ・オブジェクトをダブルクリックしてプロパティ・インスペクタを表示し、必要に応じてプロパティを設定します。
グラフ・ウィザードでは指定できない部分に関してグラフのXML定義をカスタマイズするには、グラフの「グラフ設定」プロパティでXMLを直接編集できます。使用できる全属性のリストは、DTDファイルgraph.dtd
にあります。
注意: graph.dtd は次の場所にあります。
|
グラフ・ウィザードを再実行するには、次のいずれかの操作を行います。
グラフを右クリックして「グラフ・ウィザード」を選択します。
グラフをクリックし、「編集」→「設定」を選択します。
オブジェクト・ナビゲータで、「Webソース」ノードの横にあるビュー・アイコンをダブルクリックして、Webソース・ビューにソース・コードを表示します。
ソース・コード内で、グラフを追加する位置を定めます。
注意: 「Place the graph here(ここにグラフを配置)」といったテキストをあらかじめWebページに追加しておくと、グラフの正しい位置が簡単に見つかります。 |
「挿入」→「グラフ」を選択します。
グラフ・ウィザードで、グラフの情報を指定します。操作方法がわからない場合にはタブ・ページの「ヘルプ」をクリックしてください。
注意: グラフ・ウィザードでグラフのタイトル、サブタイトル、脚注または軸タイトルを指定する場合、字句参照を(ユーザー・パラメータ、システム・パラメータおよび列に対して)テキストに挿入することができます。たとえば、グラフ・ウィザードの「タイトル」ページにあるタイトルの表示フィールドで、titletext &<P_1> と入力すると、実行時にユーザー・パラメータP_1 の値がタイトルのテキストに挿入されます。パラメータまたは列名は、山カッコ(<> )で囲む必要があります。 |
ツールバーの「Webレイアウトを実行」ボタンをクリックして(または、「プログラム」→「Webレイアウトを実行」を選択して)、Webブラウザのレポートおよびグラフを表示します。
注意: デフォルトのブラウザとしてNetscape 7.0を使用し、ブラウザにレポートが表示されない場合は、レジストリ・キーHKEY_CURRENT_USERS\Software\Oracle\Toolkit\Tkbrowser をブラウザのデフォルトの場所に設定します。BrowserName およびBrowserPath のキーに正しい値が指定されていることを確認してください。たとえば、BrowserName=Netscape 7 、BrowserPath=C:\Program Files\Netscape\Netscape\Netscp.exe になります。 |
グラフ・ウィザードを再表示するには、Webソース・ビューで、<rw:graph>
タグと</rw:graph>
タグの間の任意の位置にカーソルを置き、「編集」→「設定」を選択します。
グラフ・ウィザードでは指定できない部分に関してグラフのXML定義をカスタマイズするには、Webソース・ビューでXMLを直接編集できます。使用できる全属性のリストは、DTDファイルgraph.dtd
にあります。
注意: graph.dtd は次の場所にあります。
|
レポートにグラフを追加するには、次のいずれかのトピックで説明する手順を実行します。
関連項目
ペーパー・レイアウト・ビューで、グラフをクリックします。
注意: グラフは、別のタイプであっても、棒グラフとして表示されます。 |
グラフのXML定義を編集するには:
グラフを右クリックして、「プロパティ・インスペクタ」を選択します。
プロパティ・インスペクタの「グラフ」ノードで、「グラフ設定」プロパティの値フィールドをクリックし、「グラフ設定」ダイアログ・ボックスを表示します。グラフ・ウィザードでは指定できない部分に関してグラフのXML定義をカスタマイズするには、さらにrw:graph
タグ属性を指定します。使用できる全属性のリストは、DTDファイルgraph.dtd
にあります。
注意: graph.dtd は次の場所にあります。
|
グラフ・ウィザードを再実行してグラフを再定義するには、次のいずれかの操作を行います。
グラフを右クリックして「グラフ・ウィザード」を選択します。
グラフをクリックし、「編集」→「設定」を選択します。
JSPベースのWebレポートのグラフを編集するには、Webソース・ビューで次のいずれかの操作を行います。
カーソルを<rw:graph
>タグと</rw:graph
>タグの間の任意の位置に置き、「編集」→「設定」を選択してグラフ・ウィザードに再度入力します。
注意: 「終了」をクリックすると、グラフのXMLに対して手動で加えた変更や追加は失われ、グラフはグラフ・ウィザードの定義に戻ります。 |
次の手順に従って、グラフを削除して再作成します。
<rw:graph>
タグから</rw:graph
>タグまでのすべての行を削除します。
グラフを切り取った位置にカーソルを置いたまま、「挿入」→「グラフ」を選択し、グラフ・ウィザードに従ってグラフを再作成します。
グラフを定義している<rw:graph
>タグと</rw:graph
>タグの間で、JSPタグおよびXMLタグを直接変更します。これにより、グラフ・ウィザードでは指定できない部分に関してグラフのXML定義をカスタマイズできます。使用できる全属性のリストは、DTDファイルgraph.dtd
にあります。
注意: graph.dtd は次の場所にあります。
|
ペーパーベースのWebレポート(PDFまたはHTMLへの出力)またはJSPベースのWebレポートでは、グラフにグラフ・ハイパーリンクを追加できます。エンド・ユーザーは、Webにレポートを表示してグラフの領域をクリックすると、リンクされている追加情報にドリルダウンできます。
グラフにグラフ・ハイパーリンクを追加するには、次のいずれかのトピックで説明する手順を実行します。
関連項目
ペーパーベースのWebレポート(HTMLまたはPDF出力)では、次のいずれかを使用して、グラフにグラフ・ハイパーリンクを追加できます。
プロパティ・インスペクタ
グラフ・ウィザード
プロパティ・インスペクタを使用して、ペーパーベースのレポートにグラフ・ハイパーリンクを指定するには:
ペーパー・レイアウト・ビューで、グラフのプロパティ・インスペクタを表示します。
「グラフ・ハイパーリンク」プロパティを、任意のグラフ・セクションからレポート出力にある任意のオブジェクト、別のレポートまたは有効なハイパーリンクの宛先へのハイパーリンクに設定します。
例:
グラフ・セクションからレポートのオブジェクトへのハイパーリンク
#&<dept_id>
別のレポートへのハイパーリンク
http://my_machine:8888/reports/myWebApp/Dept_Detail.jsp? p_deptid=&<deptid>+...
有効なハイパーリンクの宛先へのハイパーリンク
www.oracle.com
グラフ・ウィザードを使用して、ペーパーベースのレポートにグラフ・ハイパーリンクを指定するには:
ハイパーリンクの定義パネルで、パネルに表示された例を使用して、指定した宛先にグラフの領域をリンクするハイパーリンク値を入力します。
「終了」をクリックします。
グラフ・ハイパーリンクを定義したら、HTML、HTMLCSSまたはPDFの出力のレポートを生成して、グラフ・ハイパーリンクをテストします。第4.7.5項「HTMLまたはHTMLCSS出力の生成」および第4.7.6項「PDF出力の生成」を参照してください。
JSPベースのWebレポートにあるグラフにグラフ・ハイパーリンクを追加するには:
レポートのWebソース・ビューで、<rw:graph>
JSPタグを編集してgraphHyperlink
属性を追加します。
次に例を示します。
graphHyperlink="http://my_machine:8888/reports/myWebApp/Dept_Detail.jsp? userid=hr/hr@mydb+server=myserver+p_deptno=&<deptno>
"
グラフ・ハイパーリンクを定義したら、ツールバーの「Webレイアウトを実行」ボタンをクリックして(または「プログラム」→「Webレイアウトを実行」を選択)Webブラウザにレポートとグラフを表示し、グラフ・ハイパーリンクをクリックしてテストします。
ペーパー・レイアウト・ビューで、ツール・パレットの描画ツール(四角形、楕円、折れ線など)をクリックします。
線、丸い四角形、四角形、楕円、円弧または手書きオブジェクトを作成するには、ウィンドウのメイン領域(キャンバス領域)をクリックし、ドラッグしてオブジェクトを作成します。
多角形または折れ線を作成するには、ウィンドウのメイン領域(キャンバス領域)でオブジェクトの各ポイントをクリックし、ダブルクリックしてオブジェクトを作成します。
制限オブジェクト(真円や正方形など)を描画するには、制約キー([Shift]キーなど)を押しながらグラフィックを描画します。
描画オブジェクトをダブルクリックします。
プロパティ・インスペクタで、必要なプロパティを設定します。
この項では、ページまたはグループのヘッダーとフッターを操作する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
レポートのマージンにオブジェクトまたは見出しを作成するには:
ペーパー・レイアウト・ビューで、ツールバーの「マージン編集」ボタンをクリックします。
注意: マージン領域は、本体と分離する黒の太線で定義されています。マージン領域を表示しながらレポートの本体部分にオブジェクトを作成すると、それらのオブジェクトはマージンが表示されているときにのみ編集できます。 |
マージンを調整するには、マージンの境界線をクリックし、ハンドルを必要な位置までドラッグします。マージンは、レポートの4つの辺すべてで調整できます。
マージン領域で、必要なオブジェクトを作成します。オブジェクトは、レポートのすべてのページに表示されます。
ツールバーの「ヘッダー・セクション」ボタン、「メイン・セクション」ボタンまたは「トレーラ・セクション」ボタンをクリックして、レポートの本体領域の該当するセクションを再度アクティブ化します。
「ツール」→「レポート・ウィザード」を選択して、現行のレポートに対してレポート・ウィザードを再表示します。
「合計」ページで、見出しに含める任意の合計を作成します。
注意: レポートのマージン領域に配置する合計は、いずれもレポートレベルの合計であることが必要です。グループ合計(部門合計など)をマージンに配置すると、レポートの実行時に頻繁にエラーが発生します。 |
「フィールド」ページで、見出しに含めるフィールドと合計がレポートで選択可能であるか、または表示されていることを確認します。
ペーパー・レイアウト・ビューで、ツールバーの「マージン」ボタンをクリックします。
注意: マージン領域は、本体と分離する黒の太線で定義されています。マージン領域を表示しながらレポートの本体部分にオブジェクトを作成すると、それらのオブジェクトはマージンが表示されているときにのみ編集できます。 |
書式マスクが必要な値について、マージン領域内で非表示のフィールド・オブジェクトを作成します(第4.9.1.1項「フィールド・オブジェクトの作成」を参照)。
プロパティ・インスペクタの「フィールド」ノードで、「ソース」プロパティを値のソース列に設定し、「可視」プロパティを「いいえ」に設定します。さらに、必要に応じて「書式マスク」プロパティを設定します。
「標準レイアウト」ノードで、「水平拡張度」プロパティを「可変」に設定します。
注意: 書式マスクを指定する必要がない場合は、手順6で値を直接参照できます。この非表示のフィールドを作成する必要はありません。 |
マージン領域にボイラープレート・テキスト・オブジェクトを作成し、見出しに含めるフィールドまたはレポートレベルの合計を参照します。第4.9.2.1項「テキストのボイラープレート・オブジェクトの作成」および第4.9.2.5項「ボイラープレート・テキスト内でのフィールドの参照」を参照してください。
関連項目
第17章「データベース値を使用したヘッダー付レポートの作成」のサンプル・レポート
レコードの各グループの上または下にヘッダーやフッターを作成するには:
ペーパー・レイアウト・ビューで、ツールバーの「制限オフ」ボタンと「フレックス・オン」ボタンをクリックします。
ヘッダーまたはフッターを加えるグループの繰返し枠を囲む枠をクリックし、その枠をドラッグしてサイズを変更し、ヘッダーまたはフッターのテキストを入力できる大きさにします。
ヒント: オブジェクト・ナビゲータの「ペーパー・レイアウト」ノードで、「ボディ」ノードを開いて枠を名前で選択できます。 |
ヘッダーまたはフッターのテキストのボイラープレート・テキスト・オブジェクトを作成します(第4.9.2.1項「テキストのボイラープレート・オブジェクトの作成」を参照)。
この項では、マージン・オブジェクト、ヘッダー・ページ・オブジェクトまたはトレーラ・ページ・オブジェクトを操作する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
レポートのマージンにオブジェクトまたは見出しを作成するには:
ペーパー・レイアウト・ビューで、ツールバーの「マージン編集」ボタンをクリックします。
注意: マージン領域は、本体と分離する黒の太線で定義されています。マージン領域を表示しながらレポートの本体部分にオブジェクトを作成すると、それらのオブジェクトはマージンが表示されているときにのみ編集できます。 |
マージンを調整するには、マージンの境界線をクリックし、ハンドルを必要な位置までドラッグします。マージンは、レポートの4つの辺すべてで調整できます。
マージン領域で、必要なオブジェクトを作成します。オブジェクトは、レポートのすべてのページに表示されます。
ツールバーの「ヘッダー・セクション」ボタン、「メイン・セクション」ボタンまたは「トレーラ・セクション」ボタンをクリックして、レポートの本体領域の該当するセクションを再度アクティブ化します。
レポートをセクションに区分している場合、ヘッダー・ページとトレーラ・ページは本体ページと同じです。つまり、ヘッダー、トレーラおよび本体は、レポートの3つのセクションです。セクションの名前は、オブジェクト・ナビゲータの「ペーパー・デザイン」ノードで、「ヘッダー・セクション」、「メイン・セクション」および「トレーラ・セクション」として表示されます。ヘッダー・セクションとトレーラ・セクションのマージンと本体を使用して、Oracle Reportsの以前のリリースと同様に、ヘッダー・ページとトレーラ・ページを作成できます。
ペーパー・レイアウト・ビューで、ツールバーの「制限オフ」ボタンと「フレックス・オン」ボタンをクリックします。
ページの繰返し枠をクリックし、その枠をドラッグしてサイズを変更し、ヘッダーまたはフッターのテキストを入力できる大きさにします。
ヒント: オブジェクト・ナビゲータの「ペーパー・レイアウト」ノードで、「ボディ」ノードを開いて枠を名前で選択できます。 |
ヘッダーまたはフッターのテキストのボイラープレート・テキスト・オブジェクトを作成します。
この項では、レポート・オブジェクトを移動する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
移動するオブジェクトのまわりのボックスをクリックまたはドラッグします。
ヒント: 複数のオブジェクトを選択するには、オブジェクトを1つクリックしてから[Shift]を押しながら他のすべてのオブジェクトをクリックします。すべてのオブジェクトを選択するには、「編集」→「すべて選択」を選択します。 |
キーボードの矢印キーを使用して、オブジェクトを必要な方向に移動します。
関連項目
子オブジェクトを、それを囲む親オブジェクトの外に移動するには:
必要に応じて、子オブジェクトをクリックしてドラッグします。
ヒント: 複数のオブジェクトを選択するには、オブジェクトを1つクリックしてから[Shift]を押しながら他のすべてのオブジェクトをクリックします。すべてのオブジェクトを選択するには、「編集」→「すべて選択」を選択します。 |
関連項目
必要に応じて、子オブジェクトをクリックしてドラッグします。
ヒント: 複数のオブジェクトを選択するには、オブジェクトを1つクリックしてから[Shift]を押しながら他のすべてのオブジェクトをクリックします。すべてのオブジェクトを選択するには、「編集」→「すべて選択」を選択します。 |
水平または垂直方向に他のオブジェクトと揃っているオブジェクト(フィールドとそのラベルなど)を移動するには、[Ctrl]キーを押しながら最初のオブジェクトをドラッグします。両方のオブジェクトを同時に移動する場合、[Ctrl]キーは使用しません。
関連項目
整列するオブジェクトをクリックします。
ヒント: 複数のオブジェクトを選択するには、オブジェクトを1つクリックしてから[Shift]を押しながら他のすべてのオブジェクトをクリックします。すべてのオブジェクトを選択するには、「編集」→「すべて選択」を選択します。 |
「レイアウト」→「整列」を選択します。
「オブジェクト整列」ダイアログ・ボックスで、必要な整列方法を指定します。
「OK」をクリックします。
関連項目
移動するオブジェクトをクリックします。
「配置」メニューから、次のいずれか1つの項目を選択します。
最前面へ移動: オブジェクトを他のすべてのオブジェクトの前に移動します。
最背面へ移動: オブジェクトを他のすべてのオブジェクトの後ろに移動します。
前面へ: オブジェクトをすぐ上のオブジェクトの前に移動します。
背面へ: オブジェクトをすぐ下のオブジェクトの後ろに移動します。
関連項目
回転できるのは、ボイラープレート・テキストとボイラープレート・グラフィックのみです。他のレイアウト・オブジェクト(繰返し枠またはフィールド)を回転することはできません。
ボイラープレート・オブジェクトを回転するには:
回転するオブジェクトをクリックします。
ヒント: 複数のオブジェクトを選択するには、オブジェクトを1つクリックしてから[Shift]を押しながら他のすべてのオブジェクトをクリックします。すべてのオブジェクトを選択するには、「編集」→「すべて選択」を選択します。 |
ツール・パレットの「回転」ツールをクリックします。
ハンドルをドラッグして、オブジェクトまたはグループを回転します。
関連項目
この項では、レポート・オブジェクトのサイズを変更する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
1つ以上のオブジェクトをサイズ変更するには:
サイズ変更するオブジェクトをクリックします。
ヒント: 複数のオブジェクトを選択するには、オブジェクトを1つクリックしてから[Shift]を押しながら他のすべてのオブジェクトをクリックします。すべてのオブジェクトを選択するには、「編集」→「すべて選択」を選択します。 |
次のようにサイズを設定します。
固定サイズの場合は、選択したオブジェクトの1つのハンドルをドラッグします。選択したすべてのオブジェクトのサイズが変わります。
または、「ツール」→「プロパティ・インスペクタ」を選択します。プロパティ・インスペクタの「標準レイアウト」ノードで、「垂直拡張度」プロパティと「水平拡張度」プロパティを「縮小」、「拡張」、「固定」または「可変」に設定します。
関連項目
サイズを指定するオブジェクトをクリックします。
ヒント: 複数のオブジェクトを選択するには、オブジェクトを1つクリックしてから[Shift]を押しながら他のすべてのオブジェクトをクリックします。すべてのオブジェクトを選択するには、「編集」→「すべて選択」を選択します。 |
「レイアウト」→「オブジェクト・サイズ設定」を選択します。
「オブジェクト・サイズ設定」ダイアログ・ボックスで、必要な設定を指定します。「OK」をクリックします。
第4.9.11.3項「親の境界線の自動調整」を参照してください。
この項では、レポート・オブジェクトの間隔を変更する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
列のラベルまたは幅を変更するには:
「ツール」→「レポート・ウィザード」を選択します。
レポート・ウィザードで、「ラベル」タブをクリックします。
必要に応じて、「ラベル」列および「幅」列の値を変更します。
「適用」をクリックします。
関連項目
テキスト・オブジェクト内の間隔を変更するには:
ペーパー・デザイン・ビューで、オブジェクトをクリックします。
ヒント: 複数のオブジェクトを選択するには、オブジェクトを1つクリックしてから[Shift]を押しながら他のすべてのオブジェクトをクリックします。すべてのオブジェクトを選択するには、「編集」→「すべて選択」を選択します。 |
「書式」→「テキスト間隔」を選択して、テキスト・オブジェクトに必要な間隔を選択します。
デフォルトのレポート・レイアウトの場合に、レポート・ウィザードで使用されるデフォルトのレイアウト間隔を変更するには:
「ツール」→「プリファレンス」を選択します。
「プリファレンス」ダイアログ・ボックスで、「ウィザード」タブをクリックします。
「OK」をクリックして、「プリファレンス」ダイアログ・ボックスを閉じます。
フィールド間の間隔を狭くする場合は、「表示」→「グリッド指定」を選択し、この設定をオフ(チェックマークなし)に切り替えます。「グリッド指定」を選択すると、デフォルトのレイアウトではレイアウト間隔値が有効ですが、最も近いグリッド点にスナップされます。そのため、これらの値を少し変更しても、レポート出力では違いが明確にならない場合があります。
関連項目
ペーパー・デザイン・ビューを使用してすべての行の間の間隔を変更するには:
ペーパー・デザイン・ビューで、2番目のレコードをクリックします。
2番目のレコードを下にドラッグし、レポート出力のすべての行の間に必要な間隔を作成します。
プロパティ・インスペクタを使用してすべての行の間の間隔を変更するには:
ペーパー・デザイン・ビューで、レポート本体の任意のフィールドをクリックします。
ツールバーの「親枠を選択」ボタンをクリックします。
「ツール」→「プロパティ・インスペクタ」を選択します。
「繰返し枠」ノードで、「枠間の垂直間隔」プロパティ(インチ指定)をレポート出力の行間の空白の量(0.25など)に設定します。
行のグループ間に空白行を追加するには:
サマリー列を作成します(第4.8.11項「サマリー列の作成」を参照)。データ・ウィザード(またはレポート・ウィザード)の「合計」ページで、出力の各行に表示される任意のフィールドを選択し、計算として「カウント」を選択します。「フィールド」ページで、表示されるフィールド列からサマリーを削除します。
SPACEという名前のユーザー・パラメータを作成します(第4.11.2項「ユーザー・パラメータの作成」を参照)。プロパティ・インスペクタの「パラメータ」ノードで、「データ型」プロパティを「Number」、「初期値」プロパティを各グループ内のレコード数(5など)に設定します。
ペーパー・レイアウト・ビューで、ツールバーの「フレックス・オン」ボタンおよび「制限オフ」ボタンをクリックします。
グループの繰返し枠をクリックし、枠の下部のハンドルをドラッグして、レポート出力の行のグループ間に追加するスペースより少し大きいスペースを作成します。
「ツール」→「プロパティ・インスペクタ」を選択して、繰返し枠に対するプロパティ・インスペクタを表示します。
「標準レイアウト」ノードで、「垂直拡張度」プロパティを「可変」に設定します。
ツール・パレットの「四角形」ツールをクリックします。
レコードの下のスペースに四角形を描画します。
四角形オブジェクトをダブルクリックします。
プロパティ・インスペクタの「拡張レイアウト」ノードで、「フォーマット・トリガー」プロパティの値をダブルクリックし、PL/SQLエディタを表示します。
PL/SQLエディタで、フォーマット・トリガーのPL/SQLを定義します。たとえば、次のPL/SQLコードでは、行のグループ間に空白を挿入します(行カウントをSPACEの値で除算すると余りがない場合、ボイラープレート四角形が表示されます)。
function spacing return BOOLEAN is begin if :CountENAMEPerReport MOD :SPACE = 0 then return (true); else return (false); end if; end;
四角形オブジェクトを非表示にするには、次の操作を行います。
「塗りつぶしカラー」パレットで、塗りなしをクリックします。
「線カラー」パレットで、枠なしをクリックします。
この項では、レポートのページ・レイアウトを変更する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
マージンを調整するには:
ペーパー・レイアウト・ビューで、ツールバーの「マージン編集」ボタンをクリックします。
注意: マージン領域は、本体と分離する黒の太線で定義されています。マージン領域を表示しながらレポートの本体部分にオブジェクトを作成すると、それらのオブジェクトはマージンが表示されているときにのみ編集できます。 |
マージンの境界線をクリックし、ハンドルを必要な位置までドラッグします。マージンは、レポートの4つの辺すべてで調整できます。
改ページを追加するには:
ペーパー・レイアウト・ビューで、改ページを挿入する枠の一部である任意のフィールドをクリックします。
ツールバーの「親枠」をクリックします。
「ツール」→「プロパティ・インスペクタ」を選択します。
改ページを設定するには、次の操作を行います。
選択した枠の前:「標準レイアウト」ノードで、「前で改ページ」プロパティを「はい」に設定します。
選択した枠の後:「標準レイアウト」ノードで、「後で改ページ」プロパティを「はい」に設定します。
各出力ページの一定の行数の後:「繰返し枠」ノードで、「ページ当たりの最大レコード数」プロパティを各ページに表示する行数に設定します。
改ページが設定された場所を示すアイコンを表示するには、「ペーパー・レイアウト」ビューで「表示」→「ページ・ブレーク」を選択します。
使用に関する注意
レポート出力の特定の行に改ページを設定するには、特定の行でのみフォーマットする非表示のオブジェクト(「塗りなし」および「枠なし」の四角形など)を作成する方法もあります。その四角形のオブジェクトの「前で改ページ」プロパティを「はい」に設定すると、その行の後に改ページが挿入されます。