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Oracle® Fusion Middleware Forms Servicesデプロイメント・ガイド
12c (12.2.1.3.0)
E90224-02
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B Java Plug-inの構成

この付録では、オラクル社のJava Plug-inをWebブラウザ・プラグインとして使用する方法について説明します。Java Plug-inのドキュメント、レガシー・ライフサイクルの動作、および構成の要件に関する情報を提供します。

この項の内容は、次のとおりです。

B.1 サポートされる構成

Oracle FormsではJava Plug-inをサポートしています。

Oracle Java Plug-inを使用すると、ユーザーがMozilla FirefoxまたはInternet Explorerを使用してOracle Formsアプリケーションを実行できるようになります。これにより、クライアントで特定のJava仮想マシン(JVM)を使用するように指定する機能が得られます。Java Plug-inドキュメント(http://www.oracle.com/technetwork/java/index-137617.html)を参照してください

B.2 LEGACY_LIFECYCLEの動作と構成の要件

JDK 1.4.1以降のバージョンでは、Java Plug-inはLEGACY_LIFECYCLEアプレット・パラメータをサポートしています。

このパラメータをtrueに設定すると、ユーザーが別のページに移動しても実行アプレットが破棄されなくなります。また、次の場合を除き、ユーザーが元のページに戻ると、実行していたアプレットが再開されます。

  • ブラウザがアプレット定義に対するリクエストを再発行する必要があるとき

  • そのリクエストへのレスポンスによって、元のリクエストから返されたアプレット定義とは異なるアプレット定義が生成されるとき。

B.2.1 構成の要件

特定の構成でLEGACY_LIFECYCLE機能を使用するには、該当する構成セクション(formsweb.cfgなど)にLEGACY_LIFECYCLE=trueパラメータを追加します。

または、Formsアプリケーションの起動に使用されるURLでlegacy_lifecycle=trueを指定することもできます。この手法は、主にアプリケーション開発の際に役立ちます。

さらに、(legacy_lifecycle=trueを指定する)Formsアプリケーションを起動するブラウザで、JavaScriptが有効になっている必要があります。

HTMLファイルも特定のガイドラインに準拠している必要があります。製品に含まれているベースHTMLファイルは、必要なガイドラインに準拠しています。ただし、独自のベースHTMLファイルを作成するユーザーは、次のガイドラインに準拠してファイルを作成する必要があります。

  1. ベースHTMLファイルのCOMMENTノード(ID: forms_plugin_info.)で、serverURL属性をserverURL変数の値(serverURL="%serverURL%")に定義する必要があります。

  2. ベースHTMLファイルでserverURLアプレット・パラメータを定義し、その値をappletServerURL変数の値に指定する必要があります(Forms 11gより前のリリースでは、この値はserverURL変数の値に設定されていました)。このためには、次のように指定します。

    <PARAM NAME="serverURL" VALUE="%appletServerURL%">

    および

    serverURL="%appletServerURL%"

    この指定は、ユーザーが作成したベースHTMLファイルのOBJECT定義とEMBEDコメントで行います。appletServerURL変数を構成ファイルでは設定しないでください。(その場合、その値は無視されます。)この値はFormsで自動的に計算されます。構成ファイルまたは初期URLでlegacy_lifecycle=trueを設定しておけば、appletServerURL変数は"?"となり、これによってFormsはCOMMENTノードのserverURL属性を参照します(前述の説明を参照)。それ以外の場合、appletServerURLはserverURL変数の値となります。

  3. ベースHTMLファイルでlegacy_lifecycleアプレット・パラメータを定義する必要がありますが、その値をハードコードしないようにします。この値は、legacy_lifecycle変数の値と一致している必要があります。これは、Forms 11g以降では、この変数はappletServerURL変数の値にも影響を与えるためです(前述の説明を参照)。このためには、次のように指定します。

    <PARAM NAME="legacy_lifecycle" VALUE="%legacy_lifecycle%">

    および

    legacy_lifecycle="%legacy_lifecycle%"

    この指定は、ユーザーが作成したベースHTMLファイルのOBJECT定義とEMBEDコメントで行います。