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Oracle® Fusion Middleware Forms Servicesデプロイメント・ガイド
12c (12.2.1.3.0)
E90224-02
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C 構成ファイルの場所とサンプル

この付録では、構成ファイルとそのデフォルトの場所のリストを示します。また、システムにインストールされているデフォルトの構成ファイルのサンプルも紹介します。デフォルト値の中には、場所やパスのように変更できるものもあります。

内容は次のとおりです。

C.1 Forms構成ファイル

この項の表は、UNIXでのForms構成ファイルのデフォルトの場所を示しています。Windowsでも、これらのファイルの場所はほぼ同じです。特定のForms構成ファイルのサンプルおよび使用方法も示します。

表C-1 このリリースでのファイルとその場所のリスト

ファイル名 このリリースでの場所

formsweb.cfg

$DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/servers/WLS_FORMS/applications/formsapp_12.2.1/config

default.env

$DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/servers/WLS_FORMS/applications/formsapp_12.2.1/config

base.htm

$FORMS_INSTANCE/server

basejpi.htm

$FORMS_INSTANCE/server

webutilbase.htm

$FORMS_INSTANCE/server

webutiljpi.htm

$FORMS_INSTANCE/server

ftrace

$FORMS_INSTANCE/server

web.xml

$DOMAIN_HOME/servers/WLS_FORMS/tmp/_WL_user/formsapp_12.2.1/<random_string>/war/WEB-INF

weblogic.xml

$DOMAIN_HOME/servers/WLS_FORMS/tmp/_WL_user/formsapp_12.2.1/<random_string>/war/WEB-INF

forms.conf

$OHS_INSTANCE/config/OHS/<OHS INSTANCE NAME>/moduleconf

jvmcontroller.cfg

$FORMS_INSTANCE/tools/jvm/

webutil.cfg

$FORMS_INSTANCE/server

Registry.dat

$DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/servers/WLS_FORMS/applications/formsapp_12.2.1/config/oracle/forms/registry

base.jnlp

$FORMS_INSTANCE/server

basejpi_jnlp.htm

$FORMS_INSTANCE/server

basessa.txt

$FORMS_INSTANCE/server

webutil.jnlp

$FORMS_INSTANCE/server

webutilsaa.txt

$FORMS_INSTANCE/server

Forms Web構成ファイル

formsweb.cfgを使用して、実行時に使用されるアプレット・パラメータおよびサーブレット・パラメータを設定します。この構成ファイル内のアプレット・パラメータは、$FORMS_INSTANCE/serverにあるFormsテンプレート・ファイルに定義されています。ファイルを編集するには、「Forms Servicesの構成」を参照してください。

Forms環境変数構成ファイル

default.envを使用して、実行時に使用される環境変数を設定します。ファイルを編集するには、「環境変数の管理」を参照してください。

web.xml

web.xmlは、Forms Java EEアプリケーションのWebアプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタ・ファイルです。このファイルは$DOMAIN_HOME/servers/WLS_FORMS/tmp/_WL_user/formsapp_12.2.1/<random_string>/war/WEB-INF/にあります。上級ユーザーは、web.xmlファイルを編集して次のことを実行できます。

  • 別のテスト・オプションを使用可能にする。

    Oracle Fusion MiddlewareのインストールでOracle Formsを正しく実行できない場合、セキュリティ上の理由から通常は使用できないようになっているテスト・オプションを使用可能にすると役立つ場合があります。このオプションを使用するには、web.xmlファイルを編集してfrmservletのtestModeパラメータをtrueに設定します。次にWebサーバー(またはOracle WebLogic管理対象サーバー)を再起動します。追加のオプションがFormsサーブレットの管理ページ(http://<your_web_server_hostname>:<port>/forms/frmservlet/adminなどのURLでアクセス可能)に表示されます。

  • (Formsサーブレットではなく)静的HTMLページを使用してOracle Formsを実行する。

    Oracle FormsアプリケーションをFormsサーブレット以外の方法(静的HTMLページやJSPなど)で実行している場合、formsweb.cfgファイルのパラメータ設定は使用されません。そのため、Listener ServletにenvFile (Formsランタイム・プロセスの現在のFORMS_PATHや、使用するアプリケーション固有のその他の環境設定を指定)などのサーブレット・パラメータを定義する必要があります。

    このような変更は、web.xmlまたはplan.xmlに追加できます。「Forms J2EEアプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタの変更」を参照してください。

    次の表に、2つのサーブレットのマッピングを示します。

    表C-2 web.xmlのサーブレットのマッピング

    URLパス タイプ マッピング先 用途

    /forms/frmservlet

    サーブレット・マウント・ポイント

    Formsサーブレット

    フォームを実行するHTMLページを作成します。

    /forms/lservlet

    サーブレット・マウント・ポイント

    Formsリスナー・サーブレット

    Formsアプレットからのメッセージ通信量を処理します。

weblogic.xml

weblogic.xmlは、Webアプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタ・ファイルです。このファイルは$DOMAIN_HOME/servers/WLS_FORMS/tmp/_WL_user/formsapp_12.2.1/<random_string>/war/WEB-INFにあります。

forms.conf

12cでは、Forms Servicesアプリケーションのデプロイ先である管理対象サーバーに対するWebLogicハンドラのマッピングをforms.confで定義します(「Oracle HTTP Listenerの構成ファイル」を参照)。

Registry.dat

Registry.datを使用すると、Forms Servicesで使用するデフォルトのフォント、フォント・マッピングおよびアイコンを変更できます(「Forms Servicesで使用するフォント、アイコンおよびイメージの配置」を参照)。このファイルは、$DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/servers/WLS_FORMS/applications/formsapp_12.2.1/config/oracle/forms/registryにあります。

jvmcontroller.cfg

jvmcontrollerパラメータを使用すると、特定のJVMコントローラを使用するようにFormsアプリケーションを構成できます。このパラメータはformsweb.cfgで指定します。JVMコントローラで使用するパラメータは、そのJVMコントローラの構成ファイルjvmcontrollers.cfgで指定します(「Fusion Middleware ControlからのJVMプーリングの管理」を参照)。このファイルは$FORMS_INSTANCE/tools/jvm/にあります。

webutil.cfg

webutil.cfgファイルは、実行時のWebUtilを構成するために使用するファイルの1つです(「WebUtilの構成ファイルおよびテンプレートHTMLファイル」を参照)。このファイルは$FORMS_INSTANCE/server/にあります。

ftrace.cfg

ftrace.cfgファイルを使用して、診断に使用される様々な構成パラメータを構成します(「Forms Traceの有効化と構成」を参照)。これは$FORMS_INSTANCE/server/にあります。