Oracle® Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド 12c (12.2.1.3.0) E90222-01 |
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この項では、Oracle Reportsコンポーネントと各コンポーネントで使用できるキーワードについて簡単に説明します。
表A-41では、DISTRIBUTE
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-41 DISTRIBUTEを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
---|---|---|---|---|---|
はい |
はい |
いいえ |
いいえ |
はい |
いいえ |
説明: DISTRIBUTE
を使用して、レポート出力の宛先としてレポート配布定義(設計時にOracle Reports Builderの「配布」ダイアログ・ボックスで定義)または配布XMLファイルで定義されている配布リスト上の複数の宛先への配布を有効化したり無効化します。
構文 DISTRIBUTE={YES|NO}
値
YES
の場合、レポートを配布リストにある宛先に配布します。
NO
の場合、配布リストを無視して、DESNAME、DESTYPEおよびDESFORMATのパラメータの指定に従ってレポートを出力します。これは基本的に、配布用のレポート設定を実行するデバッグ・モードで、配布を実際には実行しません。
デフォルト NO
使用上の注意: DISTRIBUTE
キーワードは、DESTINATIONキーワードと密接に関連して動作します。DESTINATION
キーワードが効果を発揮するには、DISTRIBUTE
にYES
を指定する必要があります。これら両方のキーワードを指定すると、DESTYPE、DESNAMEおよびDESFORMATは指定しても無視されます。
表A-42では、DTYPE
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-42 DTYPEを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
---|---|---|---|---|---|
いいえ |
いいえ |
いいえ |
はい |
いいえ |
いいえ |
説明: DTYPE
を使用して、レポートまたはライブラリの変換後のフォーマットを指定します。
構文 DTYPE={PLDFILE|PLLFILE|RDFFILE|REPFILE|REXFILE|TDFFILE|XMLFILE|
JSPFILE|REGISTER}
値: 次の値が適用されます。
PLDFILE
の場合、変換されたPL/SQLライブラリは、ASCII形式のファイルに格納されます。
PLLFILE
の場合、変換されたPL/SQLライブラリは、ソース・コードおよびPコード(コンパイル済PL/SQL)を含むファイルに格納されます。
RDFFILE
の場合、変換されたレポートは、1つ以上のレポート定義ファイル(.rdf
拡張子を持つファイル)に格納されます。
REPFILE
の場合、変換されたレポートは、1つ以上のバイナリ実行ファイル(.rep
拡張子を持つファイル)に格納されます。
REXFILE
の場合、変換されたレポートは、1つ以上のテキスト・ファイル(.rex
拡張子を持つファイル)に格納されます。
TDFFILE
の場合、レポートはテンプレート・ファイル(.tdf
拡張子を持つファイル)に変換されます。
XMLFILE
の場合、変換されたレポートは、XMLファイル(.xml
拡張子を持つファイル)に格納されます。
JSPFILE
の場合、変換されたレポートは、JSPファイル(.jsp
拡張子を持つファイル)に格納されます。
REGISTER
の場合は、SOURCE
によって指定された各レポートをRWWWVREG.REGISTER_REPORT
関数でOracle Portalにロードするためのスクリプト・ファイルが作成されます。各ロード関数には、Oracle Portalにレポートを登録するために必要な情報が入力されます。作成されたスクリプト・ファイルをSQL*PlusでOracle Fusion Middleware DBプロバイダに対して実行すると、複数のレポートをOracle Portalにバッチ登録できます。付録C「Oracle Portalへのレポートのバッチ登録」を参照してください。
デフォルト REPFILE
使用上の注意
rwconverter
を使用して.rep
ファイルを作成する場合、ソース・レポートのPL/SQLは、自動的にコンパイルされます。コンパイルでエラーが発生すると、エラー・メッセージが表示され、.rep
ファイルは作成されません。この問題を避けるには、.rep
ファイルを作成する前に、必ず「プログラム」→「コンパイル」を選択して、ソース・レポートのPL/SQLをコンパイルしてください。
レポートをテンプレートに変換する場合、レポートのヘッダー・セクション、トレーラ・セクションおよびマージン領域にあるオブジェクトのみがテンプレートに使用されます。メイン・セクションにあるオブジェクトは無視されます。
表A-43では、DUNIT
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-43 DUNITを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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いいえ |
いいえ |
いいえ |
はい |
いいえ |
いいえ |
説明: DUNIT
を使用して、レポートを変換する宛先のサイズの単位を指定できます。これを指定すると、DUNIT
は、SOURCEレポートのサイズの単位と異なっている必要があります。これを指定しないと、SOURCEレポートのサイズの単位が使用されます。
構文 DUNIT={CENTIMETER|CHARACTER|INCH|POINT}
値
CENTIMETER
の場合、変換されたレポートは、サイズの単位として最初にセンチメートルを使用します。
CHARACTER
の場合、変換されたレポートは、サイズの単位として最初に文字を使用します。
INCH
の場合、変換されたレポートは、サイズの単位として最初にインチを使用します。
POINT
の場合、変換されたレポートは、サイズの単位として最初にポイントを使用します。
デフォルト: Null
(レポートのサイズの単位が使用されます)。
表A-44では、ENGINERESPONSETIMEOUT
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-44 ENGINERESPONSETIMEOUTを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
---|---|---|---|---|---|
はい |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
はい |
いいえ |
説明: ENGINERESPONSETIMEOUT
を使用すると、現行環境でのレポートの実行時に、エンジンがジョブのステータスを更新する最大時間(分)を指定できます。ジョブのステータスを更新する時間がなんらかの理由(エンジンがハングしたりSQL問合せが長時間ブロックされるなど)でこの最大時間を超えると、Reports Serverではジョブが終了します。
このパラメータは、Reports Server構成ファイルのengine
要素のengineResponseTimeOut
属性より優先されます。engine
要素の詳細は、第7.2.1.8項「engine」を参照してください。
構文 ENGINERESPONSETIMEOUT=
number
値
number
には、分数(5
など)を指定します。
デフォルト なし
表A-44では、ENVID
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-45 ENVIDを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
---|---|---|---|---|---|
はい |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
はい |
いいえ |
説明: ENVID
を使用して、現行のジョブ・リクエストに必要な環境を指定します。第7.2.2項「動的な環境切替え」の説明のように、このキーワードによって環境の動的な切替えができます。
構文 ENVID=
id
値
id
には、構成ファイルのenvironment
要素id
に対応する識別子を指定します。一致するenvironment
要素によって、現行のジョブ・リクエストに使用される環境変数が定義されます。例の詳細は、第7.2.2項「動的な環境切替え」を参照してください。
デフォルト なし
表A-46では、EXPIRATION
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-46 EXPIRATIONを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
---|---|---|---|---|---|
はい |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
はい |
いいえ |
説明: EXPIRATION
を使用して、レポート出力が削除されるまでキャッシュにとどまることのできる期間を定義します。
重複ジョブの検出の詳細は、第18.13項「キャッシュからのレポート出力の再使用」を参照してください。maxQueueSize
値とcacheSize
値に関連するチューニングの考慮事項の詳細は、第24.3項「Reports Server構成のチューニング」と第24.7項「レポートの実行」を参照してください。
構文: EXPIRATION=
time_string
値
time_string
には、次のいずれかの形式を使用できます。
n
{
unit
}
は、オプションの単位を持つ数値の場合に使用します。unitには、minute(s)、hour(s)またはday(s)を指定できます。単位を指定しない場合は、デフォルトのminute(s)が使用されます。
{
Mon DD
,
YYYY
}
hh
:
mi
:
ss
am|pm {
timezone
}
が日付/時刻の書式として使用されます。日付情報はオプションです。日付を指定しないと、本日の日付が使用されます。タイムゾーンもオプションです。タイムゾーンを指定しないと、Reports Serverのタイムゾーンが使用されます。日付/時刻の書式には必ず米国のロケールを使用します。この書式は、Java DateFormat.MEDIUM
タイプの定義と同じです。
デフォルト なし
表A-47では、EXPIREDAYS
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-47 EXPIREDAYSを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
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いいえ |
説明: EXPIREDAYS
を使用して、Oracle Portalに送信されたOracle Reports出力が期限切れになるまでの日数を指定します。
構文: EXPIREDAYS={PERMANENT|1 day|2 days|3 days|7 days|14 days|31 days|60 days|90 days|120 days}
値
PERMANENT
は、期限がないことを示します。
n
days
は、n
日後に期限が切れることを示します。
デフォルト なし
使用上の注意
Oracle PortalへのOracle Reports出力の送信において、このキーワードの使用はオプションです。
関連するキーワードは、CONTENTAREA*、EXPIREDAYS、ITEMTITLE、OUTPUTFOLDER*、OUTPUTPAGE、PAGEGROUP、SITENAME*、STATUSFOLDER*、STATUSPAGEです。
* Oracle9iAS Portalリリース1およびOracle WebDBリリース2.2に対する下位互換性を確保するために維持されています。
表A-48では、FORMSIZE
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-48 FORMSIZEを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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いいえ |
いいえ |
いいえ |
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いいえ |
説明: FORMSIZE
を使用して、変換するレポートのランタイム・パラメータ・フォームのサイズを、宛先のサイズの単位で(DUNITを使用して)指定します。
構文: FORMSIZE=
width
x
height
値
width/height
には、指定されたサイズの単位で使用できる任意の値を指定します。
デフォルト なし
使用上の注意
表A-49では、FROM
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
説明: FROM
を使用して、電子メール送信者の電子メール・アドレスを指定できます。
構文 FROM="
emailid
"
値
emailid
には、someone@foo
.com
の形式で有効な電子メール・アドレスを指定します。
デフォルト loginid@machine_name
使用上の注意: 関連するキーワードは、BCC、CC、REPLYTOおよびSUBJECTです。電子メールの主な宛先を指定するには、DESNAMEを使用します。
表A-50では、GETJOBID
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-50 GETJOBIDを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
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いいえ |
説明: GETJOBID
を使用して、ジョブID n
のReports Serverジョブの結果出力を取得します。
構文: http://
your_webserver
/reports/rwservlet/getjobid
n
[?][server=
server_name
][&authid=
username
/
password
]
値 構文を参照してください。
デフォルト なし
使用上の注意
表A-51では、GETSERVERINFO
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-51 GETSERVERINFOを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
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説明: GETSERVERINFO
を使用して、Reports Server情報を表示できます。情報が返される形式(HTMLまたはXML)は、statusformat
で選択できます。
構文 http://
your_webserver
/reports/rwservlet/getserverinfo[?]
[server=server_name
][&authid=
username
/
password
]
[&statusformat={html|xml}]
値 構文を参照してください。
デフォルト なし
使用上の注意
表A-52では、HELP
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-52 HELPを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
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いいえ |
説明: HELP
キーワードを使用して、ヘルプ・トピックを表示し、rwservlet
コマンドとともに使用できるキーワードを示します。
構文: http://
yourwebserver
/
reports/rwservlet/help
または
http://
your_webserver
/reports/rwservlet/help?
command
=
keyword
値 構文を参照してください。
デフォルト なし
例
http://your_webserver/reports/rwservlet/help?command=keyword
SQLインジェクション攻撃は、ユーザーがアプリケーションに入力するデータを介して、SQL文を挿入します。これにより、データベース・ユーザー権限のみで制限されるデータベースで利用可能な任意のデータを、攻撃者が作成、読取り、更新または削除できます。
ユーザーがヘルプ・データベースに対してSQL文を実行して、機密情報を取得する可能性があります。そのために、ユーザーはReports Serverのヘルプ・ページのコマンド・パラメータでSQL文を追加します。悪質なユーザーがこの攻撃をさらに危険なSQL文に拡張できます。これにより、アプリケーションで使用されるデータベース・ユーザーの権限に応じて、データベースのデータまたはオペレーティング・システムが破損するおそれがあります。
URL: http://xxx.xxx.xxx.xxx:9002/reports/rwservlet/helps?commond=
注意: 次の手順で、SQLインジェクションの脆弱性を再現します。
|
この脆弱性を解決するために、このタイプの攻撃のリスクを回避する文オブジェクトが用意されています。さらに、ポジティブ検証またはホワイトリスト・フィルタリングを実装して、既知の正当な入力値のみを受け入れ、その他はフィルタで除去します。
表A-53では、ITEMTITLE
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-53 ITEMTITLEを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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はい |
はい |
いいえ |
いいえ |
はい |
いいえ |
説明: ITEMTITLE
を使用して、Oracle Portalが出力に使用する表示名を指定できます。Oracle Portalにはこの名前が表示され、Oracle Reports出力にリンクされます。
構文 ITEMTITLE=
title
値
title
任意のテキスト。値に空白が含まれる場合や、cgicmd.dat
キー・マップ・ファイルでオプションを指定する場合、値の前後に引用符を付けます。第18.14項「キー・マップ・ファイルの使用」を参照してください。
デフォルト: レポートのファイル名
使用上の注意
Oracle PortalへのOracle Reports出力の送信において、このキーワードの使用はオプションです。
関連するキーワードは、CONTENTAREA*、EXPIREDAYS、ITEMTITLE、OUTPUTFOLDER*、OUTPUTPAGE、PAGEGROUP、SITENAME*、STATUSFOLDER*、STATUSPAGEです。
* Oracle9iAS Portalリリース1およびOracle WebDBリリース2.2に対する下位互換性を確保するために維持されています。
表A-54では、JOBNAME
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-54 JOBNAMEを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
---|---|---|---|---|---|
はい |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
はい |
いいえ |
説明: JOBNAME
を使用して、Reports Queue Managerに表示されるジョブの名前を指定できます。これはコメントとして扱われ、ジョブの実行にはまったく関係しません。JOBNAME
が指定されていないときは、Reports Queue Managerではレポート名がジョブ名として表示されます。
構文 JOBNAME=
string
値
string
には、任意のジョブ名を指定します。
デフォルト なし
使用上の注意: JOBNAME
は、コマンドラインからJSPベースのWebレポートを実行する場合に使用できます。
表A-55では、JOBRETRY
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-55 JOBRETRYを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
---|---|---|---|---|---|
はい |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
はい |
いいえ |
説明: JOBRETRY
を使用して、ジョブが失敗した後に実行を再試行する最大回数を指定します。このキーワードを指定すると、サーバー構成ファイルのjob要素のretry
属性のエントリよりも優先されます。
構文 JOBRETRY=
retries
値
retries
には、ジョブを1回実行してから、不測のエラーによりジョブが失敗したときに実行するジョブ再試行の回数を指定します(合計試行回数は最初の1回にJOBRETRY
値を加算した値)。
デフォルト 0
使用上の注意: 明示的に取り消されたジョブは再試行されません。不測のエラー(エンジン・クラッシュや一般的なエラー)で失敗したジョブはすべて再試行されます。
JOBRETRY
に無効な値が指定されると、Oracle Reportsによってランタイム例外のREP-50003
が生成されます。
表A-56では、JOBTYPE
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-56 JOBTYPEを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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はい |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
はい |
いいえ |
説明: JOBTYPE
を使用して、サーバーによって実行されるジョブのタイプを記述できます。Reports Serverにあるエンジンがそのジョブ・タイプを処理できれば、任意のジョブ・タイプを入力できます。
構文 JOBTYPE=
jobtype
値
jobtype
には、Reports Serverのエンジンが処理するジョブを指定します。たとえば、report
(rwEng
エンジンの場合)やrwurl
(rwURLEng
エンジンの場合)を指定します。
デフォルト report
使用上の注意: Oracle Reportsで用意されているデータベース認証機能は、JOBTYPE=report
の場合にのみ使用できます。これは、OracleAS Reports Servicesに提供されるデフォルトのエンジン(rwEng
)のジョブ・タイプです。データベース認証機能は、JOBTYPE
が別の値(たとえば、独自で開発したカスタム・エンジンなど)を指定されている場合は使用できません。これは、カスタム・エンジンでは、接続文字列の形式が異なっていることが必要になる場合があるためです。Oracle Reportsのデータベース認証機能では、接続文字列はデフォルトのエンジンで使用されるOracle Reports形式のuser/password@dbname
に限定されます。
表A-57では、JVMOPTIONS
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-57 JVMOPTIONSを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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いいえ |
はい |
はい |
はい |
いいえ |
はい |
説明: JVMOPTIONS
を使用して、Java Virtual Machine (JVM)に対するオプションを設定します。
構文
JVMOPTIONS={options in the Reports Runtime, Reports Builder, Reports Converter, or Reports Server's JVM}
使用上の注意
デフォルト値-Xmx256M
では、JVMヒープ・サイズが256MBに設定されており、大きなグラフ付きのレポートやサイズの大きいレポートを実行したときに、エラー・メッセージOut of memory
が表示されないように考慮されています。
Reports Engineの起動時に、rwserver
.conf
ファイルのengine
要素にあるjvmoptions
属性で指定されているJVMオプションがチェックされます。第7.2.1.8項「engine」を参照してください。rwserver
.conf
でJVMオプションが設定されている場合は、それがREPORTS_JVM_OPTIONS
環境変数の値よりも優先されます。rwserver
.conf
でJVMオプションが指定されていないと、Oracle Reportsでは、REPORTS_JVM_OPTIONS
環境変数で指定されたJVMオプションが使用されます。第B.1.55項「REPORTS_JVM_OPTIONS」を参照してください。
Reports Serverでレポートを実行する場合、JVMオプションはREPORTS_JVM_OPTIONS
環境変数を使用して設定できません。Reports Serverの場合、JVMオプションはコマンドラインでJVMOPTIONS
コマンドライン・キーワードを使用して設定します。
Reports Builder、Reports RuntimeおよびReports Converterでレポートを実行する場合、コマンドラインでJVMOPTIONSコマンドライン・キーワードを使用して指定されたJVMオプションが、REPORTS_JVM_OPTIONS
環境変数で指定されたJVMオプションよりも優先されます。
例
次のようなコマンドラインを使用して、Reports Server (rwserver
)を512MBのヒープ領域で起動できます。
rwserver server=servername jvmoptions=-Xmx512M
また、次のようなコマンドラインを使用して、Oracle Reports Builder (rwbuilder
)を512MBのヒープ領域で起動できます。
rwbuilder jvmoptions=-Xmx512M
複数のオプションを指定する場合、それらを引用符で囲む必要があります。
rwserver server=servername jvmoptions="-Xmx256M -Xms128M"
表A-58では、KILLENGINE
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-58 KILLENGINEを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
はい |
いいえ |
説明: KILLENGINE
を使用して、指定されたエンジンIDおよびエンジン・タイプを持つReports Serverエンジンを停止します。セキュリティで保護されたReports Serverの場合、管理者権限を持つユーザーのみがこのキーワードを使用できます。保護されていないReports Serverの場合、AUTHIDキーワードのユーザーIDとパスワード値は、server
.conf
構成ファイルのidentifier
タグで指定されたユーザーIDとパスワードと一致している必要があります。
構文 http://
your_webserver
/reports/rwservlet/killengine[?][server=
server_name
][&authid=
username
/
password
]
[&type=engine_type
]
値 構文を参照してください。
デフォルト なし
使用上の注意
エンジンが、現在Reports Serverに存在している必要があります。
GETSERVERINFO
を使用して、サーバーに存在している現行のエンジンを調べます。
関連するキーワードは、GETSERVERINFO、SERVERおよびAUTHIDです。
例
rwEng-0
エンジンを停止するには、次のようにします。
http://yourwebserver/reports/rwservlet/killengine0?server=myserver&authid=mydb/password&type=rwEng
表A-59では、KILLJOBID
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-59 KILLJOBIDを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
はい |
いいえ |
説明: KILLJOBID
を使用して、ジョブID n
のReports Serverジョブを取り消します。
構文 http://
your_webserver
/reports/rwservlet/killjobid
n
[?]
[server=server_name
][&authid=
username
/
password
]
[&statusformat={html|xml|xmldtd}]
値 構文を参照してください。
デフォルト なし
使用上の注意
ジョブは現行である(キューに入っているかスケジュールされている)必要があります。
現在のジョブ・リストを参照するには、SHOWJOBS
を使用します。STATUSFORMAT
はhtml
(デフォルト)、xml
またはxmldtd
に設定できます。指定した形式でステータスが返されます。ステータス情報は、HTML、XMLまたはXMLDTD (DTDの内部サブセット)に生成されます。
関連するキーワードは、SHOWJOBS、SERVER、AUTHIDおよびSTATUSFORMATです。
表A-60では、LONGCHUNK
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-60 LONGCHUNKを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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はい |
はい |
はい |
いいえ |
はい |
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説明: LONGCHUNK
は、Oracle Reports BuilderでLONG列値を取り出す変更分のサイズ(KB)です。LONGの値を検索する際に、メモリー容量の制限から一度にすべてを検索するのではなく、少しずつ検索する方がよい場合があります。LONGCHUNK
は、Oracleデータベースにのみ適用されます。
構文 LONGCHUNK=
n
値
n
には1
から9999
までの数字を使用します(位取りのカンマや小数点などは使用しないでください)。オペレーティング・システムによっては、上限がこれより低い場合もあります。
デフォルト 10
使用上の注意: LONGCHUNK
は、コマンドラインからJSPベースのWebレポートを実行する場合に使用できます。
表A-61では、MIMETYPE
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-61 MIMETYPEを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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いいえ |
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説明: MIMETYPE
を使用して、Webの出力が返される際に、Reports Serverによって割り当てられたMIMEタイプをオーバーライドします。通常はデフォルトのMIMEタイプは有効ですが、誤っている場合には、このキーワードで無効にできます。
構文 MIMETYPE=
string
値
string
には、有効なMIMEタイプを指定します。
デフォルト なし
使用上の注意: Oracle Reports Servicesでは、MIMETYPE
に入力された文字列は検証されません。返されるレポート出力に対して、入力した文字列が有効であることを確認してください。
例
MIMETYPE=application/vnd.ms-excel
表A-62では、MODE
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
説明: MODE
を使用して、レポートをキャラクタ・モードで実行するか、ビットマップで実行するかを指定できます。これにより、Oracle Reports Builderからキャラクタ・モードでレポートを実行できます。
構文 MODE={BITMAP|CHARACTER|DEFAULT}
値
BITMAP
は、レポートをビットマップ・モードで実行します。
DEFAULT
は、現在使用されているコンポーネントのモードでレポートを実行します。
CHARACTER
は、WindowsではOracle Reports BuilderのASCIIドライバを使用し、編集可能なASCII出力を生成します。
デフォルト DEFAULT
表A-63では、MODULE|REPORT
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-63 MODULE|REPORTを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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はい |
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はい |
いいえ |
はい |
いいえ |
説明: MODULE
またはREPORT
を使用して、実行するレポートの名前を指定できます。
構文: REPORT|MODULE=
runfile
値
runfile
には、任意の有効な実行ファイル(つまり、拡張子が.rep
、.rdf
、.jsp
または.xml
のファイル)を指定します。
デフォルト なし
使用上の注意
キャラクタ・モード・レポートを指定すると、Oracle Reports Builderでは警告が表示され、8.5 x 11インチのページ・サイズと7 x 6インチのフォーム・サイズを使用してレポートが開きます。
レポートを実行する場合は(たとえば、ペーパー・デザイン・ビューで表示する場合は)、そのレポートは完全なレポート定義である(独自のデータ・モデルとレイアウト定義を持つ)必要があります。部分レポート定義は実行できません。
XMLレポート定義をMODULE|REPORT
キーワードで指定する場合は、.xml
ファイル拡張子を付ける必要があります。
ファイルの拡張子を入力しないと、Oracle Reports Builderでは、ファイル検索用ファイル・パス検索順序を使用して、.rep
拡張子、.rdf
拡張子、.jsp
拡張子、拡張子なしの順にファイルを検索します。
NAME
キーワードは、rwbridge
コンポーネントでのみ使用できます。
説明: NAME
を使用して、Oracle Reports Bridgeの名前を指定します。Oracle Reports Bridgeコンポーネント(rwbridge
)は、Oracle Reports Bridge構成ファイルのrepbrg_
bridgename
.conf
をORACLE_HOME
/reports/conf
で検索します。見つからない場合は、新しい構成ファイルがORACLE_HOME
/reports/conf
に作成されます。
構文 NAME=
bridgename
値
bridgename
には、有効な英数字の文字列を指定します。
デフォルト なし
表A-64では、NONBLOCKSQL
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-64 NONBLOCKSQLを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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はい |
はい |
はい |
いいえ |
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いいえ |
説明: NONBLOCKSQL
を使用して、データベースからデータをフェッチしている間に、他のプログラムを実行できるかどうかを指定できます。
構文 NONBLOCKSQL={YES|NO}
値
YES
の場合、データをフェッチしているときに他のプログラムを実行できます。
NO
の場合、データをフェッチしているときは他のプログラムを実行できません。
デフォルト YES
使用上の注意: NONBLOCKSQL
は、コマンドラインからJSPベースのWebレポートを実行する場合に使用できます。
表A-65では、NOTIFYFAILURE
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-65 NOTIFYFAILUREを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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はい |
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いいえ |
はい |
いいえ |
説明: NOTIFYFAILURE
を使用して、レポート・リクエストが失敗した場合に電子メールで通知する宛先を指定できます。通知クラスを使用するようReports Serverを構成した場合に、このキーワードを使用します。「Oracle Reports Servicesの構成」で通知に関する説明を参照してください。
構文: NOTIFYFAILURE="
emailid
"|("
emailid
", "
emailid
",...)
値
emailid
には、someone@foo
.com
の形式で有効な電子メール・アドレスを指定します。
デフォルト なし
使用上の注意
デフォルトの通知電子メールのテンプレートが通知電子メールの本文に使用されますが、このテンプレートはOracle Fusion Middlewareのインストールに含まれています。NOTIFYFAILURE
テンプレートは、failnote.txt
という名前で、ORACLE_HOME
\reports\template
に格納されています。
NOTIFYFAILURE
は、コマンドラインからJSPベースのWebレポートを実行する場合に使用できます。
表A-66では、NOTIFYSUCCESS
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-66 NOTIFYSUCCESSを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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はい |
はい |
いいえ |
いいえ |
はい |
いいえ |
説明: NOTIFYSUCCESS
を使用して、レポート・リクエストが成功した場合に電子メールで通知する宛先を指定できます。notification
クラスを使用するようにReports Serverを構成した場合や、Oracle Enterprise Managerの「Reportsアプリケーション拡張構成」ページで「電子メール通知の有効化」要素を選択した場合に、このキーワードを使用します。第7章「Oracle Reports Servicesの構成」で通知に関する説明を参照してください。
構文: NOTIFYSUCCESS="
emailid
"|("
emailid
", "
emailid
",...)
値
emailid
には、someone@foo
.com
の形式で有効な電子メール・アドレスを指定します。
デフォルト なし
使用上の注意
デフォルトの通知電子メールのテンプレートが通知電子メールの本文に使用されますが、このテンプレートはOracle Fusion Middlewareのインストールに含まれています。NOTIFYSUCCESS
テンプレートは、succnote.txt
という名前で、ORACLE_HOME
\reports\template
に格納されています。
NOTIFYSUCCESS
は、コマンドラインからJSPベースのWebレポートを実行する場合に使用できます。
表A-67では、NUMBERFORMATMASK
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-67 NUMBERFORMATMASKを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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はい |
はい |
いいえ |
いいえ |
はい |
いいえ |
説明: NUMBERFORMATMASK
を使用して、数値がデリミタ付きのレポート出力でどのように表示されるかを指定します。
構文 NUMBERFORMATMASK=
mask
値: 任意の数値書式マスク。
デフォルト なし
使用上の注意
このキーワードを使用できるのは、DESFORMAT
=DELIMITED
またはDESFORMAT
=DELIMITEDDATA
と指定しているときのみです
注意: 有効なNUMBERFORMATMASK 値については、Oracle Reportsのオンライン・ヘルプの数値書式マスク構文に関するトピックを参照してください。 |
NUMBERFORMATMASK
は、コマンドラインからJSPベースのWebレポートを実行する場合に使用できます。
表A-68では、ONFAILURE
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-68 ONFAILUREを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
---|---|---|---|---|---|
はい |
はい |
はい |
いいえ |
はい |
いいえ |
説明: ONFAILURE
を使用して、エラーが発生してレポートが完了されなかった場合にCOMMIT
またはROLLBACK
を実行させるかどうかを指定できます。
構文 ONFAILURE={COMMIT|ROLLBACK|NOACTION}
値
COMMIT
の場合、レポートが完了しなかった場合に、COMMIT
を実行します。
ROLLBACK
の場合、レポートが完了しなかった場合に、ROLLBACK
を実行します。
NOACTION
の場合、レポートが失敗しても何も行いません。
デフォルト
USERID
が指定されている場合は、ROLLBACK
です。
USERID
の指定がなく、外部ソース(Oracle Forms Servicesなど)からコールされる場合は、NOACTION
です。
使用上の注意
ONFAILURE
でのCOMMIT
またはROLLBACK
は、レポートが失敗した後に実行されます。これに先だって、他のCOMMIT
およびROLLBACK
が発生する場合もあります。「READONLY」コマンドを参照してください。
ONFAILURE
は、コマンドラインからJSPベースのWebレポートを実行する場合に使用できます。
表A-69では、ONSUCCESS
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-69 ONSUCCESSを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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はい |
はい |
はい |
いいえ |
はい |
いいえ |
説明: ONSUCCESS
を使用して、レポートの実行が終了した時点でCOMMIT
またはROLLBACK
のどちらを実行するかを指定できます。
構文 ONSUCCESS={COMMIT|ROLLBACK|NOACTION}
値
COMMIT
の場合、レポート完了時にCOMMIT
を実行します。
ROLLBACK
の場合、レポート完了時にROLLBACK
を実行します。
NOACTION
の場合、レポートが終了しても何も行われません。
デフォルト
USERID
が指定されている場合はCOMMIT
です。
USERID
の指定がなく、外部ソース(Oracle Forms Servicesなど)からコールされる場合は、NOACTION
です。
使用上の注意
ONSUCCESS
でのCOMMIT
またはROLLBACK
は、After Reportトリガーが発行されてから実行されます。これに先だって、他のCOMMIT
およびROLLBACK
が発生する場合もあります。「READONLY」コマンドを参照してください。
ONSUCCESS
は、コマンドラインからJSPベースのWebレポートを実行する場合に使用できます。
表A-70では、ORIENTATION
キーワードを使用できるコンポーネントを示します。
表A-70 ORIENTATIONを使用するコンポーネント
rwclient | rwrun | rwbuilder | rwconverter | rwservlet | rwserver |
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はい |
はい |
いいえ |
いいえ |
はい |
いいえ |
説明: ORIENTATION
は、レポートの各ページのプリント方向を指定します。
構文 ORIENTATION={DEFAULT|LANDSCAPE|PORTRAIT}
値
DEFAULT
の場合、現行のプリンタの方向設定を使用します。
LANDSCAPE
は横方向です(長辺が上下になる配置)。
PORTRAIT
は縦方向です(短辺が上下になる配置)。
デフォルト DEFAULT
使用上の注意
ORIENTATION
コマンドライン・キーワードは、DESTYPE=PRINTER
またはDESFORMAT=RTF
の場合にのみ有効になります。RTFレポート出力の方向は、次の優先順位に基づきます。
ORIENTATION
コマンドライン・キーワード
ORIENTATION
システム・パラメータ。
関連するレポート・セクション(「ヘッダー」、「メイン」または「トレーラ」)の「印刷方向」プロパティ: 「縦」または「横」
(「印刷方向」プロパティが「デフォルト」の場合)関連するレポート・セクションの「幅」プロパティおよび「高さ」プロパティ:
「幅」が「高さ」より長い場合(11 x 8.5など): 横方向
「高さ」が「幅」より長い場合(8.5 x 11など): 縦方向
PDFレポート出力の場合、ORIENTATION
コマンドライン・キーワード、ORIENTATION
システム・パラメータおよび「印刷方向」プロパティに指定された値はすべて無視されます。PDF出力の方向は、前述の「幅」プロパティおよび「高さ」プロパティの値によってのみ決まります。
キャラクタ・モードのレポートに対してORIENTATION=LANDSCAPE
を指定する場合、プリンタ定義ファイルに横方向を指定する句が含まれていることが必要です。
このキーワードは、UNIX上のPCLプリンタに出力する場合はサポートされていません。