トピック:
Oracle GoldenGate Studioでは、大量かつリアルタイムのレプリケーションを設計してデプロイすることができます。表と列のマッピングを自動的に処理し、カスタム・マッピングのドラッグ・アンド・ドロップに対応しており、テンプレートからベスト・プラクティスの構成を生成することができ、状況依存ヘルプが用意されています。Oracle GoldenGate Studioを使用すると、初めてOracle GoldenGateを使用するユーザーでも最小限の操作でデータのレプリケートを開始できる一方、経験のあるユーザーはGoldenGateの高度なレプリケーション・オプションを使用できます。初めてOracle GoldenGateを使用するユーザーでも最小限の操作でデータのレプリケートを開始できます。Oracle GoldenGate Studioにより、次の機能が提供されます。
Oracle GoldenGateのベスト・プラクティス設計を迅速に作成、変更、検証、デプロイおよび再利用できます。
一度データ・フローを定義することで多数の場所にデプロイできます。
データをグラフィカルにフィルタ、マップおよび変換できます。
グローバル・ルールおよび例外を適用できます。
製品とドキュメントの内容を理解するため、「概念と用語」および「プロパティ・インスペクタで使用可能なOracle GoldenGateのコマンドおよびパラメータ」に目を通し、製品とドキュメントの内容を理解することをお薦めします。
次に説明する基本手順に従って、レプリケーションを作成およびデプロイできます。
OGGロードマップの概要
タスクのロードマップ
最初に、新しいデータベースとOracle GoldenGateの接続をグローバル・リソース・ライブラリに追加します(「プロジェクトの理解」を参照)。
ウィザードを使用して、プロジェクト、レプリケーション・ソリューションおよびデプロイメント・プロファイルを作成します。デフォルトでは、各ウィザードが順次起動されます。ソリューションは、Replicatプロセスを定義します。ソリューション・ウィザードとデプロイメント・プロファイル・ウィザードにより、事前構成されたテンプレートが提供されます(「ソリューションの理解」を参照)。
ソリューション・オブジェクトは、レプリケーション・プロセスの論理ビューを記述したマッピング・グループを所有します。「自動マップ」ボタンを使用するか、手動でスキーマ、表および列マッピングをマップして、それらをレプリケーション・パスに割り当てます(「マッピング・グループの理解」を参照)。
マッピング・グループを作成し、それらを適切なレプリケーション・パスに割り当てます。ソリューション・マッピング・グループは、そのソリューションの複数のレプリケーション・パスで再利用でき、グローバル・マッピング・グループは、プロジェクト全体の複数のレプリケーション・パスで再利用できます(「マッピング・グループの理解」を参照)。
Oracle GoldenGateのオプションまたはパラメータを追加、削除および調整します(「プロパティ・インスペクタの使用」を参照)
実行中のOracle GoldenGateインスタンスにソリューションをオンラインでデプロイするか、手動デプロイメント用のパラメータおよびOBEYファイルをローカルで生成します(「デプロイメント・プロファイルの理解」を参照)
追加の物理リソースを定義し、グローバル・リソース・ライブラリからデプロイメント・プロファイル・ダイアグラムへのドラッグ・アンド・ドロップ・オプションを通じてそれらをデプロイメント・プロファイルに割り当てます(「デプロイメント・プロファイルの理解」を参照)。
ソリューションは、1つ以上のデプロイメント・プロファイルを所有しており、それに特定のReplicatデプロイメントの物理属性が記述されます。複数のデプロイメント・プロファイルを作成できます。たとえば、1つのソリューションのプロファイルを開発用、テスト用および本番用に分けることができます(「デプロイメント・プロファイルの理解」を参照)。
デプロイメント履歴情報を参照します(「デプロイメント・プロファイルの理解」を参照)。
すべての物理プロセスを開始、停止およびモニターします(「モニタリング」を参照)。
他のOracle GoldenGate Studioユーザーがインポートできるように、ソリューションとマッピングをXMLファイルにエクスポートします(「プロジェクト・ナビゲータの使用」を参照)。