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Oracle® Fusion Middleware Oracle Platform Security Servicesリリース・ノート
12c (12.2.1.3.0)
E90155-03
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3 既知の問題と回避策

この章では、既知の問題と回避策について説明します。

JNDI接続例外およびJDKバージョン

問題

JNDI接続が、javax.naming.NamingException: LDAP response read timed out , timed out : —1ms例外をスローします。

この問題は、Oracle Identity Directoryセキュリティ・ストアを使用するよう構成されているドメインで発生するか、Java SE 6u85、7u72または8u20のいずれかのJDKバージョンでLDAPアイデンティティ・ストアに対してユーザー・ロールAPIまたはIGF/IDSを使用した場合に発生します。

回避策

JDKをこのリリースでサポートされているバージョンに更新します。認証済のJDKバージョンについては、http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.htmlにある『Oracle Fusion Middleware 12c Certifications』を参照してください

次に例を示します。

-jreloc C:\Progra~1\Java\jdk1.8.0_21

ポリシー・アーティファクト名およびストライプ名の最大長の制限

問題

MS SQL Serverにおけるインデックスの最大列長に関する制限のため、OPSSセキュリティ・ストアとしてMS SQL Serverを使用する場合、OPSSポリシーのアーティファクト名およびOPSSアプリケーション・ポリシーのストライプ名は、それぞれ147文字および226文字を超えることはできません。

回避策

現在、この問題を回避する方法はありません。

Oracle EBR環境でUSE権限がOPSSおよびIAUスキーマに制限される

問題

Oracle Edition-based redefinition (EBR)環境では、エディションの作成後、そのエディションのUSE権限をPUBLICに付与せずに、そのエディションのUSE権限をOPSSスキーマおよび監査スキーマに明示的に付与することをお薦めします。EBRの詳細は、『Oracle Database開発ガイド』のEdition-Based Redefinition (EBR)の使用に関する項を参照してください。

回避策

エディションのUSE権限をOPSSおよびAUDITスキーマに付与するには、次のようにSQL文GRANT USE ON EDITIONを使用します。
GRANT USE ON EDITION edition_name TO OPSS_SCHEMA;
GRANT USE ON EDITION edition_name TO IAU_SCHEMA;
GRANT USE ON EDITION edition_name TO IAU_APPEND_SCHEMA;
GRANT USE ON EDITION edition_name TO IAU_VIEWER_SCHEMA;
"""