この章の主な内容は、次のとおりです。
Content Serverの手順の詳細は、Oracle WebCenter Contentの使用のOracle WebCenter Contentの使用に関する項を参照してください。
注意:
カスタマイズによって、この項で説明される一部の機能が使用できない場合があります。たとえば、一部のボタンは表示されないか、または一部のアイコンが淡色表示(グレー表示)される場合があります。
管理対象添付ファイル・ソリューションでは、AutoVueを使用して、管理対象添付ファイル・ページのドキュメントにアクセスしたり、拡張表示オプションにアクセスできます。メタデータ値およびドキュメント・リビジョンを表示することもできます。
この項には次のトピックが含まれます:
Oracle E-Business Suite、Oracle PeopleSoftまたは他のビジネス・アプリケーション・レコードから「管理対象添付ファイル」ページを表示するには、次の手順を実行します。
注意:
次のブラウザ設定が構成されていることを確認します。
このソリューションで使用されているホスト名に対して、ポップアップ・ブロック機能が無効になっています。
Cookiesがブロックされていません。
「管理対象添付ファイル」ページでは、ドキュメントにアクセスして表示するための複数の方法が用意されています。
Web表示可能フォーマットでドキュメントを開くか、または選択した場所にそのネイティブ・フォーマットでドキュメントを保存するには、「名前」フィールドの添付ファイルのリンクをクリックします。詳細は、「ドキュメントを開く方法と保存する方法」を参照してください。
ドキュメントに変更を行って保存するには、「アクション」オプションの下にある「編集」アイコンをクリックします。「ネイティブ・アプリケーションでドキュメントを編集する方法」を参照してください。
添付ファイルのコンテンツ情報を表示、ドキュメントのWeb表示可能またはネイティブ・バージョンを表示するには、「情報」アイコンをクリックします。「ドキュメントの情報を表示する方法」を参照してください。
注釈やマークアップなどの拡張オプションを提供する、AutoVueアプレットでドキュメントを表示するには、「Autovue」アイコン(表示されている場合)をクリックします。「AutoVueでドキュメントを表示する方法」を参照してください。
構成に応じて、AutoVueから「管理対象添付ファイル」ページの拡張表示オプションにアクセスできます。構成されている場合、AutoVueでは、ほとんどのドキュメント・タイプの個人用でない(共有)添付ファイルを表示、印刷、共同作業、注釈付けおよびマークアップすることができます。共有ドキュメントと個人用ドキュメントの詳細は、「ドキュメントをチェックインしてアプリケーション・レコードに添付する方法」を参照してください。
管理対象添付ファイル・ソリューションでは、ドキュメントをチェック・イン、チェック・アウト、スキャン、添付および添付解除できます。
この項には次のトピックが含まれます:
ドキュメントをチェックインし、それを選択したビジネス・アプリケーション・レコードに添付するには、次の手順を実行します。
Content Serverでドキュメントをチェックアウトすると、再びチェックインするか、またはユーザーまたは別のユーザーがチェックアウトを元に戻すまで他のユーザーがそのドキュメントに対する変更を一時的に保存できなくなります。
「コンテンツ情報」ページの「コンテンツ・アクション」メニューから「チェックアウト」を選択してドキュメントをチェックアウトします。「編集」アイコンを使用してドキュメントを編集することにより、ドキュメントをチェックアウトすることもできます。
ユーザーによってチェックアウトされるドキュメント
緑色のチェック・マーク・アイコンは、ドキュメントがユーザーによってチェックアウトされるときに、「リビジョン」列(表示される場合)に表示されます。
ユーザーによるチェックアウトを元に戻す、または改訂済ドキュメントをチェックインするには、「自分がチェックアウト」アイコンをクリックして、「コンテンツ情報」ページを表示します。その「コンテンツ・アクション」メニューから、「チェックアウトを元に戻す」または「チェックイン」を選択します。
別のユーザーによってチェックアウトされるドキュメント
ドキュメントが別のユーザーによってチェックアウトされるときに、ロック・アイコンが「リビジョン」列(表示される場合)に表示されます。
「管理対象添付ファイル」ページには、構成されている場合は、Oracle WebCenter Enterprise Captureアプリケーションを起動する「スキャン」ボタンがあり、TWAIN準拠のスキャナを使用してドキュメントをスキャンするか、またはファイルをインポートできます。ドキュメントをレビュー、編集および索引付けした後で、そのドキュメントをOracle WebCenter Enterprise CaptureからContent Serverまで転送する「リリース」ボタンをクリックし、選択したビジネス・アプリケーション・エンティティに添付します。
ドキュメントをスキャンまたはインポートするには、次の手順を実行します。
ドキュメントをスキャンする場合は、スキャナのフィーダ・トレイにドキュメントを置きます。
「管理対象添付ファイル」ページで、「スキャン」ボタンをクリックします。「ドキュメントのスキャン」ウィンドウが表示されます。
「ドキュメント分類」ドロップダウン・リストから、分類を選択します。
これは、スキャンまたはインポートするドキュメントのタイプを識別します。たとえば、運転免許証またはパスポートのコピーをスキャンするには、アイデンティティ・ドキュメントのドキュメント分類を選択します。
ドキュメントを適切なアクセス権を持つ他のContent Serverユーザーが使用できるようにするには、「共有ドキュメント」フィールドを選択します。フィールドを選択解除したままにすると(デフォルト)、ビジネス・アプリケーションを表示したときにドキュメントが使用可能になりますが、標準のコンテンツ・サーバー・ユーザー・インタフェースからは非表示になります。
「セキュリティ・グループ」フィールドで、ドキュメントのグループを選択します。添付ファイルは、選択したグループへの権限を持つユーザーのみが使用できます。このフィールドは、前の手順でドキュメントを共有することを選択した場合にのみ使用できます。
「ドキュメントのスキャン」ボタンをクリックします。選択したドキュメントの分類がスキャンまたはインポート用に構成されているかどうかに基づいて、Oracle WebCenter Enterprise Captureクライアント・アプリケーションが起動し、オプションが表示されます。
クライアント・ウィンドウで、ドキュメントをレビュー、編集および索引付けします。索引付けの詳細は、Oracle WebCenter Enterprise Captureの使用の索引付けの機能に関する項を参照してください。次のガイドラインに従ってください。
ドキュメントにはページを追加できますが、バッチにドキュメントを追加しないでください。
「メタデータ」フィールドが下側のペインに表示されます。「メタデータ」フィールドはContent Serverドキュメントとともにメタデータとして格納される値を提供します。必要なメタデータ・フィールドの名前の前にアスタリスクが表示されます。
ドキュメントのすべてのページには同じメタデータの値があります。あるページで値を変更すると、そのドキュメント内のすべてのページでもその値が変更されます。
注意:
ドキュメントのスキャンまたはインポートを取り消すことに決定した場合は、Oracle WebCenter Enterprise Captureウィンドウを閉じて、「管理対象添付ファイル」ページに戻り、新たにスキャンまたはインポートを実行する必要があります。これにより、確実にメタデータ値が添付ファイルのために正しく設定されます。
完了したら、「リリース」をクリックして、ドキュメントをContent Serverにコミットし、これをビジネス・アプリケーション・レコードに添付します。
注意:
必要なメタデータ・フィールドに入力せずにバッチをリリースした場合、Content Serverがドキュメントの保存または添付を試行する際に、バッチでエラーが発生することがあります。
「管理対象添付ファイル」ページで、「リフレッシュ」ボタンをクリックし、選択したビジネス・アプリケーション・レコードに現在添付されている新たにスキャンした、またはインポートしたドキュメントが表示されます。生成されたドキュメントが表示されるまで数分かかる場合があることに注意してください。
「管理対象添付ファイル」ページでは、構成されている場合は、Oracle Distributed Document Captureアプリケーションを起動する「スキャン」ボタンを提供し、TWAIN準拠のスキャナを使用してドキュメントをスキャンするか、またはディスクからスキャン済イメージ・ファイルをインポートできます。ドキュメントをレビュー、編集および索引付けした後で、そのドキュメントをOracle Distributed Document CaptureからContent Serverまで転送する「送信」ボタンをクリックし、選択したビジネス・アプリケーション・エンティティに添付します。
ドキュメントをスキャンまたはインポートするには、次の手順を実行します。
ドキュメントを検索して、そのドキュメントをContent Serverリポジトリから選択したビジネス・アプリケーション・レコードに添付するには、次の手順を実行します。
選択したビジネス・アプリケーション・レコードからドキュメントを添付解除するには、次の手順を実行します。ドキュメントを添付解除するとビジネス・アプリケーション・レコードへのリンクが削除されますが、Content Serverからドキュメントは削除されません。「Content Serverリポジトリからドキュメントを削除する方法」も参照してください。
管理対象添付ファイル・ソリューションでは、ドキュメントの保存と編集、ドキュメントのメタデータの更新、ドキュメント・リビジョンの使用およびコンテンツ・サーバーからのドキュメントの削除もできます。
この項には次のトピックが含まれます:
Web表示可能フォーマットでドキュメントを開くか、またはローカル・コンピュータなどの選択した場所にネイティブ・フォーマットでドキュメントを保存するには、次の手順を実行します。このようにドキュメントに加えた変更は、Content Serverで保存されないことに注意してください。「ネイティブ・アプリケーションでドキュメントを編集する方法」を参照してください。
Content Server上のドキュメントを編集するには、次の手順を実行します。ネイティブ・アプリケーションへのアクセス権が付与されている必要があることに注意してください。
選択したドキュメントのメタデータ値に変更を加えるには、次の手順を実行します。
「リビジョン」列には、次のものを含む、添付ファイルのリビジョンに関する役立つ情報が含まれています。
添付ファイルのリビジョン番号。
添付ファイルがユーザーによってチェックアウトされているか(緑色のチェック・マーク)、または別のユーザーによってチェックアウトされているかどうか(ロック・アイコン、カーソルを当てるとユーザー名が表示される) 。
リビジョン固有モードが構成されていて、添付リビジョンより新しいリビジョンが存在する場合、「新規リビジョンが使用可能です」アイコン(緑色の上向き矢印を持つページが表示される)が表示されます。最新のリビジョンを添付リビジョンにするには、アイコンをクリックして、「コンテンツ情報」ページの「コンテンツ・アクション」メニューから「添付ファイルをこのリビジョンに更新」を選択します。
Content Serverからドキュメントを削除し、それをビジネス・アプリケーション・レコードから添付解除するには、次の手順を実行します。ドキュメントのみを添付解除する(ドキュメントをContent Serverから削除しないで、選択したビジネス・アプリケーション・レコードへのリンクを削除する)には、「アプリケーション・レコードからドキュメントを添付解除する方法」を参照してください。