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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverストア・アンド・フォワード・サービスの管理
12c (12.2.1.3.0)
E90344-01
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4 SAFエージェントのモニターと管理

WebLogic Server管理コンソールを使用して、SAFエージェントの実行時統計をモニターし、メッセージ処理を管理できます。

SAFエージェントのモニター

WebLogic Server管理コンソールを使用して、ドメインで定義されたアクティブなSAFエージェントの統計をモニターできます。別の方法として、SAFAgentRuntimeMBeanを使用してプログラムでこれを行うこともできます。

WebLogic Server管理コンソールには、SAFエージェント、リモート・エンドポイント、および接続のモニター機能があります。SAFエージェントごとに、以下の情報を表示できます。

  • SAFエージェントの通信先となったすべてのSAF受信エージェント(WSRMの場合のみ)

  • 発生したすべての会話(WSRMの場合のみ)

  • SAFエージェントのメッセージ送信先となったすべてのエンドポイント(WSRMおよびJMSの場合)

送信エージェントごとに、以下の統計情報が記録されます。

  • メッセージの現在の数、合計数、および最大数(エージェントごと、リモート・エンドポイントごと)

  • 失敗したメッセージの合計数(会話ごと、エージェントごと、リモート・エンドポイントごと)

  • 会話の現在の数、合計数、および最大数(エージェントごと、リモート・エンドポイントごと)

  • リモート・エージェントが使用可能だった合計時間と使用不能だった合計時間、およびリモート・エージェントに対して接続または切断した最終時刻

『Oracle WebLogic Server Administration Consoleオンラインヘルプ』SAFエージェントの統計のモニターに関する項を参照してください。

SAFエージェントでのメッセージ処理の管理

WebLogic Server管理コンソールには、SAFエージェントの実行時のメッセージ管理機能もあります。次のような管理機能があります。
  • SAFエージェントでの着信、転送および受信メッセージ処理の一時的な休止(Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプSAFエージェントの統計のモニターに説明があります)。

  • リモート・エンドポイントへの着信および転送メッセージ処理を一時的に休止します。リモート・エンドポイントに対するすべてのメッセージを期限切れにしたり、パージしたりすることもできます(Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプSAFエージェントのリモート・エンドポイントのモニタリングに説明があります)。

  • WSRM会話の破棄と、その会話に関連付けられたすべてのメッセージのパージ(『Oracle WebLogic Server Administration Consoleオンラインヘルプ』SAFエージェントのWSRM会話のモニターに関する項に説明があります)。