Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理 12c (12.2.1.3.0) E90204-03 |
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注意:
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この章の内容は次のとおりです。
新しい外部JNDIプロバイダを作成するには:
「一般構成」ページで、新しい外部JNDIプロバイダの一般的な構成設定を定義できます。
名前: 外部JNDIプロバイダの名前を入力します。
スコープ: この外部JNDIプロバイダのスコープを選択します。
初期コンテキスト・ファクトリ: JNDIプロバイダにアクセスするためにインスタンス化する必要のあるクラスの名前を入力します。このクラス名は、JNDIプロバイダと、使用されているベンダーによって決まります。この値は標準のJNDIプロパティjava.naming.factory.initial
に対応します。
プロバイダURL: WebLogic ServerがJNDIプロバイダへのアクセスに使用するURLを入力します。この値は標準のJNDIプロパティjava.naming.provider.url
に対応します。
ユーザー: 外部JNDIへのアクセスが認可されているユーザーの名前を入力します。
パスワード: パスワードを入力します。
パスワードの確認: ユーザーのパスワードを確認します。
プロパティ: 「追加」をクリックして、JNDIプロバイダに設定する必要のある他のプロパティを指定します。これらのプロパティは直接JNDIプロバイダのInitialContext
クラスのコンストラクタに渡されます。各プロパティは、カンマで区切られたname=value
のペアで表現します。
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
このドメイン内に構成されている外部JNDIプロバイダをモニターするには:
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
外部JNDIプロバイダは、WebLogic Server環境の外部にあるJNDIツリーを表します。これは、別のサーバー環境内にあるJNDIツリーでも、外部Javaプログラム内のJNDIツリーでもあり得ます。外部JNDIプロバイダを設定することで、WebLogic Serverインスタンス内でバインドされたオブジェクトを使用する場合と同じくらい容易に、リモート・オブジェクトをルックアップおよび使用できます。つまり、単一のWebLogic Server接続を使用して、ローカル・オブジェクトにもリモート・オブジェクトにもアクセスできます。
この項では、次のタスクを取り上げます。
外部JNDIオブジェクト・リンクは、外部(リモート)のJNDIツリーにあるオブジェクトへのローカル・リンクを表します。外部JNDIプロバイダを作成後に、ローカルJNDIツリーにある名前と、リモート・ツリーにあるオブジェクトとの間に関係を設定する外部JNDIリンクを追加できます。
外部JNDIオブジェクト・リンクを構成するには:
JNDIプロバイダへのオブジェクト・リンクを作成するには:
「一般構成」ページで、新しい外部JNDIオブジェクト・リンクの一般的な構成設定を定義できます
名前: 外部JNDIリンクの名前を入力します。
ローカルJNDI名: ローカル・サーバーのJNDIツリーでリモートJNDIオブジェクトにバインドされ、ローカル・サーバーのオブジェクトをルックアップするために使用される名前を指定します。
リモートJNDI名: 外部JNDIディレクトリでルックアップされる、リモート・オブジェクトの名前を指定します。
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
外部JNDIオブジェクト・リンクは、外部(リモート)のJNDIツリーにあるオブジェクトへのローカル・リンクを表します。外部JNDIプロバイダを作成後に、ローカルJNDIツリーにある名前と、リモート・ツリーにあるオブジェクトとの間に関係を設定する外部JNDIリンクを追加できます。
この項では、次のタスクを取り上げます。