メッセージング・ブリッジ: 構成: トランザクション
QOSに「必ず1回」が設定されている場合、メッセージング・ブリッジ・インスタンスはトランザクション・セマンティクスを提供します。これにより、受信されたメッセージがエンベロープされ、ユーザー・トランザクション(XA/JTA)内で送信されます。
このページでは、このメッセージング・ブリッジ・インスタンスのトランザクションの構成を定義します。
構成オプション
名前 説明 トランザクション・タイムアウト 各トランザクションがタイムアウトするまでに、トランザクション・マネージャが待機する時間(秒単位)。
トランザクション・タイムアウトは、メッセージング・ブリッジ・インスタンスのQOS (サービスの品質)でトランザクションが必要になる場合に使用されます。
ブリッジのQOSが「必ず1回」に構成されている場合、送信と受信は1回のトランザクションで完了します。
MBean属性:
MessagingBridgeMBean.TransactionTimeout
最小値:
0
最大値:
2147483647
バッチ・サイズ 1回のトランザクションで処理されるメッセージ数。
「
バッチ・サイズ
」は、同期モードでメッセージを転送しているメッセージング・ブリッジ・インスタンスに対してのみ適用され、2フェーズのトランザクションを必要とするQOS (サービスの品質)が保持されます。MBean属性:
MessagingBridgeMBean.BatchSize
最小値:
0
バッチ間隔 1回のトランザクションで、「
バッチ・サイズ
」に到達したかどうかに関係なく、メッセージのバッチを送信するまでにメッセージング・ブリッジ・インスタンスが待機する最長時間(ミリ秒単位)。
これは、同期モードでメッセージを転送しているメッセージング・ブリッジ・インスタンスに対してのみ適用され、2フェーズのトランザクションを必要とするQOS (サービスの品質)が保持されます。
デフォルト値
-1
は、ブリッジ・インスタンスが、トランザクションの完了前にメッセージ数が「バッチ・サイズ
」に到達するまで待機することを示します。MBean属性:
MessagingBridgeMBean.BatchInterval