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ドメイン: ダウンタイムなしのパッチ適用

構成オプション     関連タスク     関連トピック

このページでは、Javaホーム、Oracleホームまたはアプリケーション・アップグレードの任意の組合せをロールアウトします。

パッチ適用が不要の場合はフィールドを空白のままにします。Oracleホームを指定する場合、「Oracleホームのロールアウト」と「Oracleホームのバックアップ」の両方が必須です。

構成オプション

名前 説明
Javaホーム

このオプションを選択すると、新しいJAVA_HOMEディレクトリに更新されます。

Oracleホーム

このオプションを選択すると、新しいORACLE_HOMEディレクトリに更新されます。

アプリケーション

このオプションを選択すると、1つ以上のアプリケーションが更新されます。

すべての組合せ

このオプションを選択すると、JAVA_HOME、ORACLE_HOMEおよび1つ以上のアプリケーションの任意の組合せが更新されます。

ローリング再起動

このオプションを選択すると、サーバーのローリング再起動が実行されます。ローリング再起動によって、再起動する必要のあるサーバーが決定され、それらを正常に停止して安全に再起動するワークフローが作成されます。

ターゲット

更新のターゲットとして選択されたドメイン、クラスタまたはサーバーがリストされます。

Javaホーム

更新先となる新しいJAVA_HOME。新しいJAVA_HOMEでは、各マシンにインストールされている有効なJAVA_HOMEパスを参照する必要があります。ロールアウト操作では、Javaインストーラは実行されません。

停止タイムアウト

サーバーの正常終了を待つために、サーバーの強制終了を猶予する秒数。デフォルト値は0で、タイムアウトがないことを意味します。

ノード間の遅延

1つのノードを更新してから次のノードを更新するまでに待つ秒数。これはセッションに対しレプリケートの時間を余分に与えるためのものです。デフォルトでは60秒です。

テスト実行

選択すると、パッチ適用操作は評価されますが、実行されません。このオプションは、デフォルトでは選択されません。

失敗時に自動的に元に戻す

選択すると、パッチ適用操作は失敗時に自動的に元に戻されます。選択しないと、パッチ適用操作は失敗時に停止し、ユーザーによる再開を待機します。このオプションは、デフォルトで選択されています。

セッションの互換性

Oracleホームのパッチ適用済バージョンとパッチ未適用バージョンの各セッションに互換性がある場合、このオプションを選択します。これは、正常なサーバー停止時間を処理するセッションに影響します。パッチ未適用のセッションを保持するために特別な配慮が必要な場合、このオプションを選択しないでください。これは、更新の完了までにかかる時間の長さに影響する可能性があります。非互換性のセッションに対しては、サーバー・タイムアウトに0より大きい値を指定する必要があります。

Oracleホームのロールアウト

更新先となるOracleホームのバージョンを含むアーカイブまたはローカル・ディレクトリの場所。このOracleホームによって、現在のOracleホームが置き換えられます。アーカイブは、copyBinaryスクリプトで作成された一般的なJARファイルです。

Oracleホームのバックアップ

現在のOracleホームを移動して名前を変更するローカル・ディレクトリの名前。

ロールバック

このオプションを選択して、ロールアウトされる変更がOracleホームの以前のパッチ・リリースであること、つまり、ロールアウトされるOracleホームに現在のOracleホームより前のパッチ・バージョンが含まれることを指定します。

アプリケーション・プロパティ

アップグレードされる各アプリケーションに関する情報が含まれる管理サーバー上の読取り可能なファイルへのフルパス。このファイルは、JSON形式で指定されたアプリケーション情報を含むテキスト・ファイルである必要があります。

移行プロパティ

移行に関する情報が含まれる管理サーバー上の読取り可能なファイルへのフルパス。このファイルには、ロールアウト中にサービス移行をきめ細やかに制御するための移行オプションが含まれます。これはサービス移行(JMSまたはJTA)とサーバー移行(WSM)をサポートします。ファイルはJSON形式のテキスト・ファイルである必要があります。

CoherenceサービスのHAステータス

HAが適用されるすべてのCoherenceサービスの実行時の必須HA (高可用性)ステータスを選択します。ワークフローは、すべてのCoherenceサービスが目標ステータスに一致するHAステータスになるまで待機します。

CoherenceサービスのHAステータス待機タイムアウト

ワークフローにおけるCoherence HAステータス・タスクのタイムアウトを指定します。タスクは、指定した時間だけ待機し、CoherenceサービスのHAステータスを頻繁にチェックして、HAが適用されるCoherenceサービスのいずれかで目標HAステータスを維持できない場合は失敗します

関連タスク

関連トピック


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