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動的クラスタの拡張度の構成

始める前に

動的クラスタの作成を行います。


拡張度により、動的クラスタの自動スケーリングと要求に基づく関連リソースの再プロビジョニングが可能になります。拡張度に関する詳細は動的クラスタの拡張度の構成を参照してください。

動的クラスタの拡張度を構成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 管理コンソールの左ペインで、「環境」→「クラスタ」を選択します。
  3. 「クラスタ」表で、構成する動的クラスタの名前を選択します。
  4. 「構成」→「サーバー」を選択します。
    1. 「動的クラスタ・サイズ」に、この動的クラスタにプロビジョニングされる動的サーバー・インスタンスの初期数を入力します。
    2. 「動的クラスタ最大サイズ」に、動的クラスタ内でスケール・アップ操作が可能な実行中の動的サーバー・インスタンスの最大数を入力します。この数は、「動的クラスタ・サイズ」と、スケール・アップ操作が可能な動的サーバー・インスタンスの追加数の合計です。スケール・アップ操作でこの制限を超えようとすると、操作は失敗しませんが、WebLogic Serverはこの制限まで実行中の動的サーバー・インスタンスを追加するのみです。
    3. 「動的クラスタ最小サイズ」に、動的クラスタ内に保持される実行中の動的サーバー・インスタンスの最小数を入力します。スケール・ダウン操作中に、この制限を超えてスケール・ダウンしようとしてもできません。
    4. 「動的クラスタ・クールオフ期間(秒単位)」に、クールオフ期間(秒単位)を入力します。スケール・アップまたはスケール・ダウン操作の実行後、スケールアップまたはスケール操作に対する後続の要求は、この期間無視されます。
    5. 「動的クラスタ・シャットダウンのタイムアウト(秒単位)」に、実行中の作業を完了できるように、動的インスタンスを正常にシャットダウンする間に使用する、タイムアウト期間(秒単位)を入力します。
    6. 「停止時にセッションの無視を有効化」で、このチェック・ボックスを選択し、スケール・ダウン操作中に動的サーバー・インスタンスをシャットダウンする間に、処理中のHTTPセッションを無視します。
    7. 「停止時にすべてのセッションの待機を有効化」で、このチェック・ボックスを選択し、スケール・ダウン操作中に動的サーバー・インスタンスをシャットダウンする間に、すべての(永続および非永続)処理中のHTTPセッションを待機します。

    ノート: 詳細は「動的クラスタの拡張度の構成」「動的クラスタの構成」を参照してください。

  5. 保存」をクリックします。
  6. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

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