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診断システム・モジュールを使用したサーバー・インスタンスの監視


診断システム・モジュールは、実行中のサーバー・インスタンスの側面を監視する構成可能なソフトウェア・コンポーネントです。診断システム・モジュールを構成して、単一のスタンドアロンのサーバー・インスタンス、クラスタ内の選択したサーバー・インスタンス、またはクラスタ内のすべてのサーバー・インスタンスを監視できます。

診断モジュールは、1つまたは複数のサーバー・インスタンスやクラスタ、またはその両方を一度にターゲットとして指定できます。また、指定されたサーバー・インスタンスに複数のモジュールをターゲットとして指定し、同時にアクティブにすることもできます。診断モジュールは、ドメインの監視には使用できません。

また、ターゲットのサーバーやクラスタのインスタンスを再起動したり、ドメイン構成を変更したりすることなく、診断システム・モジュールを動的にアクティブ化または非アクティブ化できます。

診断システム・モジュールを作成した後には、メトリック、ポリシーとアクション、およびインストゥルメンテーション(診断監視)を構成できます。

一連の組込みシステム診断モジュールはWebLogic Diagnostics Framework (WLDF)にも備えられており、JVM、WebLogic Serverランタイム、主なコンポーネントとサービスなど、サーバー・インスタンスの主要コンポーネントを監視するようにあらかじめ構成されています。組込みモジュールを有効化することにより、診断システム・モジュールを最初から構成するよりも、簡単で使いやすい構成が可能になります。詳細は、組込み診断システム・モジュールのアクティブ化を参照してください。


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