外部JNDIプロバイダは、WebLogic Server環境の外部にあるJNDIツリーを表します。これは、別のサーバー環境内にあるJNDIツリーでも、外部Javaプログラム内のJNDIツリーでもあり得ます。外部JNDIプロバイダを設定することで、WebLogic Serverインスタンス内でバインドされたオブジェクトを使用する場合と同じくらい容易に、リモート・オブジェクトをルックアップおよび使用できます。つまり、単一のWebLogic Server接続を使用して、ローカル・オブジェクトにもリモート・オブジェクトにもアクセスできます。
外部JNDIプロバイダの設定および使用の主なステップは、次のとおりです。
InitialContext
接続を指定します。
外部JNDIプロバイダの作成を参照してください。
外部JNDIオブジェクト・リンクの作成を参照してください。
起動時、WebLogic ServerによるJNDIソースへの接続が試行されます。接続が成功すると、リクエストしたオブジェクトおよびリンクがローカルのJNDIツリーに設定され、WebLogic Serverクライアントで使用できるようになります。