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ログの表示と構成


WebLogic Server内の各サブシステムは、ログ・メッセージを生成してそのステータスを送信します。たとえば、WebLogic Serverインスタンスを起動すると、セキュリティ・サブシステムによって初期化ステータスを報告するメッセージが書き込まれます。サブシステムが生成するメッセージの記録を保持するために、WebLogic Serverは生成されたメッセージをログ・ファイルに書き込みます。

サーバー・ログには、サーバーの起動と停止、新しいアプリケーションのデプロイメント、1つまたは複数のサブシステムのフォルトといったイベントについての情報が記録されます。サーバー・ログ・メッセージには、イベントの時刻と日付についての情報や、イベントを開始したユーザーのIDが含まれます。これらのサーバー・ログ・メッセージを表示してソートすることで、問題の検出、フォルト発生源の特定、およびシステム・パフォーマンスの監視ができます。また、これらのメッセージをリスニングして自動的に応答するクライアント・アプリケーションを作成することもできます。たとえば、サブシステムのフォルトを知らせるメッセージをリスニングし、システム管理者に電子メールを送信するアプリケーションを作成できます。

ログを表示および構成する主なステップは次のとおりです。

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. ログを表示するには:
    1. 管理コンソールの左ペインで、「診断」を展開して「ログ・ファイル」を選択します。
    2. ログ・ファイル」表で、表示するログの名前の横にあるラジオ・ボタンを選択します。
    3. 表示」をクリックします。

      ページには、ログ・ファイルの最新の内容が、新しいものから順に最大500メッセージまで表示されます。ウィンドウの最上部のメッセージがサーバーが生成した最も新しいメッセージです。

      ログ・ビューアには、アーカイブ・ログ・ファイルにローテーションされたメッセージは表示されません。詳細は、ログ・ファイルのローテーションを参照してください。

    4. 表示するログ・レコードの横にあるラジオ・ボタンを選択します。
    5. 表示」をクリックします。

      ページにはログ・ファイルのエントリが表示されます。

    ノート: HarvestedDataArchiveでのメトリックの収集元である診断システム・モジュールの名前の表示の詳細は、ログ・エントリ表のカスタマイズを参照してください。

  3. ログを構成するには:
    1. 管理コンソールの左ペインで、「環境」を展開して「サーバー」を選択します。
    2. サーバー」表で、ロギングを構成するサーバー・インスタンスの名前をクリックします。
    3. 「ロギング」→「全般」を選択します。
    4. デフォルト値を保持または変更します。

      このページのフィールドに入力する値の詳細は、構成オプションを参照してください。

  4. 保存」をクリックします。
  5. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

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