WebLogic Server内の各サブシステムは、ログ・メッセージを生成してそのステータスを送信します。たとえば、WebLogic Serverインスタンスを起動すると、セキュリティ・サブシステムによって初期化ステータスを報告するメッセージが書き込まれます。サブシステムが生成するメッセージの記録を保持するために、WebLogic Serverは生成されたメッセージをログ・ファイルに書き込みます。
サーバー・ログには、サーバーの起動と停止、新しいアプリケーションのデプロイメント、1つまたは複数のサブシステムのフォルトといったイベントについての情報が記録されます。サーバー・ログ・メッセージには、イベントの時刻と日付についての情報や、イベントを開始したユーザーのIDが含まれます。これらのサーバー・ログ・メッセージを表示してソートすることで、問題の検出、フォルト発生源の特定、およびシステム・パフォーマンスの監視ができます。また、これらのメッセージをリスニングして自動的に応答するクライアント・アプリケーションを作成することもできます。たとえば、サブシステムのフォルトを知らせるメッセージをリスニングし、システム管理者に電子メールを送信するアプリケーションを作成できます。
ログを表示および構成する主なステップは次のとおりです。
ページには、ログ・ファイルの最新の内容が、新しいものから順に最大500メッセージまで表示されます。ウィンドウの最上部のメッセージがサーバーが生成した最も新しいメッセージです。
ログ・ビューアには、アーカイブ・ログ・ファイルにローテーションされたメッセージは表示されません。詳細は、ログ・ファイルのローテーションを参照してください。
ページにはログ・ファイルのエントリが表示されます。
ノート: HarvestedDataArchiveでのメトリックの収集元である診断システム・モジュールの名前の表示の詳細は、ログ・エントリ表のカスタマイズを参照してください。
このページのフィールドに入力する値の詳細は、構成オプションを参照してください。