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ユーザーの作成

始める前に

ユーザーとグループの管理およびロールとポリシーを使用したリソースの保護を参照してください。

ノート: WebLogic Server管理コンソールまたはWLSTを使用した場合、次のデータベースにのみユーザーを作成できます。

別のアイデンティティ・ストア(たとえば、外部のLDAPサーバー)にユーザーを作成するには、これらのストアで利用できるツールを使用する必要があります。また、デフォルトのセキュリティ構成をカスタマイズしてカスタム認証プロバイダを使用する場合、そのセキュリティ・プロバイダの管理ツールを使用してユーザーを作成する必要があります。WebLogic認証プロバイダにアップグレードする場合は、既存のユーザーおよびグループを組込みLDAPサーバーにロードできます。詳細は、セキュリティ・データの移行を参照してください。


ユーザーを作成するには:

  1. 左ペインで、「セキュリティ・レルム」を選択します。
  2. 「セキュリティ・レルムの概要」ページで、レルムの名前(myrealmなど)を選択します。
  3. レルム名の設定」ページで、「ユーザーとグループ」→「ユーザー」を選択します。

    「ユーザー」表には、認証プロバイダで定義されているすべてのユーザーの名前が表示されます。

  4. 「新規作成」をクリックします。
  5. 「新しいユーザーの作成」ページの「名前」フィールドに、ユーザーの名前を入力します。

    ユーザー名は一意である必要があります。WebLogic認証プロバイダ(デフォルト認証)では、ユーザー名の大文字と小文字は区別されません。ユーザー名にタブまたは次の記号を含めないようにしてください。

    • セミコロン(;)
    • カンマ(,)
    • プラス記号(+)
    • 等号(=)
    • 単一バックスラッシュ文字(\)(smith\\のようにバックスラッシュが2つ連続で使用される場合があります)
    • アポストロフィ — '
    • 二重引用符 — "

    さらに、ユーザー名の最初の文字に次の文字を使用することはできません

    • ポンド記号(#)
    • 二重引用符(")

    重要: 前述の無効な文字を使用してユーザーを作成すると、WebLogicドメインが破損する可能性があります。

  6. (オプション)「説明」フィールドに説明を入力します。たとえば、ユーザーのフルネームなどです。
  7. プロバイダ」ドロップダウン・リストで、ユーザーの認証プロバイダを選択します。

    セキュリティ・レルムで複数の認証プロバイダが構成されている場合は、これらのプロバイダがリストに表示されます。新しいユーザーの情報が格納されるデータベースに対応する認証プロバイダを選択します。

  8. 「パスワード」フィールドに、ユーザーのパスワードを入力します。
    WebLogic認証プロバイダで定義されているユーザーの最小パスワード長は8文字です。プロダクション環境では、ユーザー名とパスワードの組合せとしてweblogic/weblogicは使用しないでください。

    ノート: ドメインを作成した後、セキュリティ・レルムにパスワード検証プロバイダを構成することをお薦めします。パスワード検証プロバイダを構成して、パスワード作成ルールを追加することもできます。詳細は、パスワード検証プロバイダの構成を参照してください。

  9. ユーザーのパスワードを「パスワードの確認」フィールドに再入力します。
  10. OK」をクリックして変更を保存します。

    「ユーザー」表にユーザー名が表示されます。

完了した後に

  • WebLogic認証プロバイダ(デフォルト認証プロバイダとも呼ばれる)でユーザーが作成されている場合は、必要に応じてそのユーザーの属性を設定できます。手順については、ユーザー属性値の管理を参照してください。
  • 管理を効率化するため、ユーザーをグループに追加することをお薦めします。手順については、グループへのユーザーの追加を参照してください。

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