F Oracle MultimediaメタデータXMLスキーマ

ORDImageオブジェクト型のメタデータ・メソッドでは、ここで説明するファイルを介してロードされたXMLスキーマを使用します。Oracle Multimediaがインストールされると、これらのスキーマは、Oracle XML DBを備えたOracle DatabaseにグローバルXMLスキーマとして登録されます。

XMLスキーマは、イメージから取得されたEXIF、IPTC-IIMおよびXMPメタデータのコンテンツ・モデルを定義し、イメージにメタデータを書き込むために使用されます。XMLスキーマは、ORDImageのオブジェクト属性のコンテンツ・モデルも定義します。

表F-1に、.xsdファイル名ごとにメタデータXMLスキーマをリストし、その簡単な説明と各スキーマのネームスペースを示します。

表F-1 メタデータXMLスキーマ

スキーマ名 説明 ネームスペース

ordexif.xsd

イメージから取得されたEXIFメタデータのコンテンツ・モデルを定義します。

http://xmlns.oracle.com/ord/meta/exif

ordiptc.xsd

イメージから取得されたIPTC-IIMメタデータのコンテンツ・モデルを定義します。

http://xmlns.oracle.com/ord/meta/iptc

ordimage.xsd

ORDImageのオブジェクト属性のコンテンツ・モデルを定義します。

http://xmlns.oracle.com/ord/meta/ordimage

ordxmp.xsd

イメージから取得されたXMPメタデータのコンテンツ・モデルを定義します。これは、イメージにメタデータを書き込むためのコンテンツ・モデルも定義します。

http://xmlns.oracle.com/ord/meta/xmp

これらのスキーマの最新バージョンは、<ORACLE_HOME>ord/xml/xsdディレクトリにファイルとして格納されています。スキーマの場所を特定して確認するには、ALL_XML_SCHEMASディクショナリ・ビューを問い合せます。詳細は、各スキーマ・ファイル内に埋め込まれているドキュメントを参照してください。

関連項目: