9.1 Oracle Database QoS Managementが有効になっているかどうかの判断
階層方法でOracle Database QoS Managementを有効化します。レベル2および3は、構成されている前のレベルに依存します。
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クラスタ: すべての操作に必要
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サーバー・プール: サーバー・プールのノード上の操作に必要
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データベース: 任意の操作に必要
同じOracle RACクラスタ内に複数のデータベースがある場合、そのすべてがOracle Database QoS Managementによって管理されているとはかぎりません。マルチテナント・データベースに対してOracle Database QoS Managementを有効化する場合、Oracle Database QoS Managementは、そのコンテナ・データベース(CDB)のすべてのプラガブル・データベース(PDB)に対して有効化されます。
9.1.1 データベースの有効ステータスの確認
データベースがOracle Database QoS Managementで管理されているかどうかを判断するには、次の手順を実行します。
- Cloud Controlにログインし、確認するデータベース・ターゲットを選択します。
- ターゲットのメニューから、「クラスタ・データベース」、「ターゲット情報」の順に選択します。
- 「ターゲット情報」ウィンドウの下部で、このデータベースに対してOracle Database QoS Managementが有効になっている場合、「QoSステータス」の値は「有効」である必要があります。