Oracle Grid Infrastructureのネットワークのチェックリスト
Oracle Grid Infrastructureのインストールでこのネットワークのチェックリストを確認し、クラスタに必要なハードウェア、名前およびアドレスがあることを確認します。
インストール中、パブリック、プライベート、またはOracle ASMインタフェースとして使用するインタフェースを指定します。また、ネットワーク・ファイル・システムなど、他の目的に使用するインタフェースも指定できます(Oracle Grid Infrastructureの使用には利用できません)。
サード・パーティのクラスタ・ソフトウェアを使用する場合、パブリック・ホスト名情報はそのソフトウェアから取得されます。
表1-4 Oracle Grid InfrastructureおよびOracle RACのネットワーク構成作業
チェック内容 | タスク |
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パブリック・ネットワーク・ハードウェア |
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インターコネクト用のプライベート・ネットワーク・ハードウェア |
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Oracle Flex ASMのネットワーク・ハードウェア |
Oracle Flex ASMでは、Oracle Clusterwareと同じプライベート・ネットワークか、独自の専用プライベート・ネットワークを使用できます。各ネットワークは、パブリック、プライベートとASM、プライベート、ASMのいずれかに分類できます。Oracle ASMネットワークではTCPプロトコルが使用されます。 |
クラスタの名前およびアドレス |
クラスタの次の名前およびアドレスを決定して構成します。
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ハブ・ノードのパブリック、プライベートおよび仮想IP名およびアドレス |
GNSを使用していない場合は、ハブ・ノードごとに次を構成します。
GNSを使用する場合、インストールの際に、パブリックおよびプライベート・ネットワークの両方にリーフ・ノードを構成できます。パブリック・ネットワーク上のリーフ・ノードはパブリック・ネットワーク・リソースやVIPといったOracle Clusterwareサービスを利用せず、リスナーを実行することもありません。インストール後に、SRVCTLコマンドを使用してリーフ・ノードに対してネットワーク・リソースおよびリスナーを構成できます。 |