1 ライセンス情報

1.1 概要

このライセンス情報ドキュメントは、Oracleライセンス契約の条件に基づく製品またはプログラム・ドキュメントの一部であり、このドキュメントで説明されているOracleソフトウェア・プログラム(ここではプログラムと呼ぶ)に関連のあるプログラム・エディション、権利、制限、前提条件、特殊なライセンス権、または別個にライセンスを付与されたサード・パーティのテクノロジ条件(あるいはそれらすべて)をユーザーが理解する際に役立つよう作成されています。このドキュメントで説明されている、権利を有するか使用制限のある製品またはコンポーネントが、特定のプログラムで提供されていない場合は、Oracle Software Delivery Cloud Webサイト(https://edelivery.oracle.com)、またはOracleが提供するメディアから入手できます。ライセンスの権利と義務に関するご質問は、オラクル社の販売代理店にお問合せいただくか、Oracleのソフトウェア投資ガイド (http://www.oracle.com/us/corporate/pricing/software-investment-guide/index.html)の情報を参照するか、またはhttp://www.oracle.com/us/corporate/license-management-services/index.htmlの該当するOracle License Management Servicesの担当までご連絡ください。

1.2 Oracle Database製品

表1-1 Oracle Database製品

Oracle Database製品 ライセンス・デプロイメント・オプション このガイドで使用されている省略名 説明

Oracle Database Standard Edition 2

オンプレミス、OCI*およびACE**

SE2

Oracle Database Standard Edition 2には、ワークグループ、部門レベルおよびWebアプリケーションの開発に必要な機能が含まれます。

Oracle Database Enterprise Edition

オンプレミス、OCI*およびACE**

EE

Oracle Database Enterprise Editionは、大規模なオンライン・トランザクション処理(OLTP)アプリケーション、問合せが集中するデータ・ウェアハウスおよび要求の厳しいインターネット・アプリケーションなどのアプリケーションを開発するために、パフォーマンス、可用性、スケーラビリティおよびセキュリティを提供します。

Oracle Database Enterprise Editionは、Oracle DatabaseオプションおよびOracle Management Packを購入することで強化できます。

エンジニアド・システム上のOracle Database Enterprise Edition

オンプレミス、OCI*およびACE**

EE-ES

エンジニアド・システム(Oracle Exadata Database MachineまたはOracle Database Appliance)にインストールされるOracle Database Enterprise Editionソフトウェア。

Oracle Databaseのコンポーネントがすべて含まれます。Oracle Database Enterprise Editionは、Oracle DatabaseオプションおよびOracle Management Packを購入することで強化できます。

EE-ESがOracle Exadata Database MachineとOracle Database Applianceのどちらにインストールされているかによって、ライセンス・ポリシーが異なります。これらの違いはこのガイドの後続の項に記載されていますので、必ず確認してください。

Oracle Database Personal Edition

オンプレミス

PE

Oracle Database Personal Editionは、Oracle Database Standard Edition 2およびOracle Database Enterprise Editionとの完全な互換性を必要とするシングルユーザーの開発およびデプロイメント環境をサポートしています。

Enterprise Editionに付属するすべてのコンポーネントが含まれる他、Oracle Databaseのオプションも、Personal Editionでは使用できないOracle RAC One NodeおよびOracle Real Application Clustersのオプションを除いて、すべて含まれます。Personal Editionは、LinuxおよびWindowsのプラットフォームでのみ使用できます。Oracle Management Packは、Personal Editionで使用できません。

Oracle Base Database Service Standard Edition

OCI*

BaseDB SE

Oracle Database Standard Edition 2ソフトウェアが含まれています

Oracle Base Database Service Enterprise Edition

OCI*

BaseDB EE

Oracle Database Enterprise Editionソフトウェアが含まれています。

Oracle Base Database Service Enterprise Edition - High Performance

OCI*

BaseDB EE-HP

Oracle Base Database Service Enterprise Editionソフトウェアと、多くのOracle DatabaseオプションおよびOracle Management Packを含みます。

Oracle Base Database Service Enterprise Edition - Extreme Performance

OCI*

BaseDB EE-EP

Oracle Base Database Service Enterprise Editionソフトウェアと、すべてのOracle Databaseオプションおよびクラウドでの使用に適したOracle Management Packを含みます。

Oracle Database Exadata Cloud Service

Oracle Database Exadata Cloud@Customer

OCI*

ExaCS/CC

このガイドでは、Oracle Database Exadata Cloud ServiceおよびOracle Database Exadata Cloud@Customerの両方のライセンス・ポリシーを説明するためにExaCS/CCを使用します。

これらの製品には、Oracle Database Enterprise Editionソフトウェアと、すべてのOracle DatabaseオプションおよびOracle Database Exadata Cloud ServiceまたはOracle Database Exadata Cloud@Customerでの使用に適したOracle Management Packを含みます。

* OCI: Oracle Cloud Infrastructure

**ACE: 承認されたクラウド環境

ノート:

承認されたクラウド環境のリストは、https://www.oracle.com/assets/cloud-licensing-070579.pdfを参照してください。クラウド管理、クラウド請求、クラウド・サポート、クラウド自動化、クラウド・イメージ、クラウド監視ソフトウェアなど、承認されていないクラウド環境の拡張とみなされるその他すべてのパブリック・クラウドおよび環境は、承認されたクラウド環境ではありません。

1.3 Oracle Database製品で許可される機能、オプションおよびManagement Pack

この項の表には、Oracle Databaseの機能、オプションおよびManagement Packの名前と、各Oracle Database製品でのそれらの使用可否が記載されています。列のYは機能、オプションまたはパックが対象の製品で使用可能であること、Nは使用不可であること、N/Aは該当しないことを示します。これらの表は、簡単にOracle Database製品間の違いを理解して最適なものを判別するのに役立ちます。

表は次の機能カテゴリごとに作成されています。

  • 統合 - 表1-2

  • 開発プラットフォーム - 表1-3

  • 高可用性 - 表1-4

  • 統合 - 表1-5

  • 管理性 - 表1-6

  • ネットワーク - 表1-7

  • パフォーマンス - 表1-8

  • スケーラビリティ - 表1-9

  • セキュリティ - 表1-10

  • スナップショットおよびクローニング - 表1-11

  • 空間およびグラフ・データ - 表1-12

  • VLDB、データ・ウェアハウス、ビジネス・インテリジェンス - 表1-13

表1-2 統合

機能/オプション/パック SE2 EE EE-ES BaseDB SE BaseDB EE BaseDB EE-HP BaseDB EE-EP ExaCS/CC ノート

Oracle Multitenant - PDBの数

1

252

4096

1

1

4096

4096

4096

各列の数値は、各製品に対して作成できるプラガブル・データベース(PDB)の最大数を示します。

  • すべての製品で、Oracle Multitenantのライセンスが供与されていない場合、コンテナ・データベース・アーキテクチャをシングルテナント・モードで使用できます。つまり、ユーザー作成のPDB、ユーザー作成のアプリケーション・ルートおよびユーザー作成のプロキシPDBをそれぞれ1つ使用できます。

  • EE: 追加費用オプションで、Oracle Multitenantのライセンスが供与されている場合、最大252個までPDBを作成できます。

  • EE-ES: 追加費用オプションで、Oracle Multitenantのライセンスが供与されている場合、最大4096個までPDBを作成できます。

  • BaseDB EE-HPBaseDB EE-EPおよびExaCS/CC: ライセンス付属オプション: 最大4096個までPDBを作成できます。BYOLオプション: Oracle Multitenantオプションを購入しない場合、PDBの制限は3個です。

承認されたクラウド環境: コンテナ・データベース1つにつき、プラガブル・データベースは3つまで使用可能です。

ノート: ライセンス上の観点では、1つの非CDBインスタンスは、1つのCDB上の1つのユーザー作成PDBと同等です。

CDBフリート管理

N

N

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

PDBスナップショット・カルーセル

N

N

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

リフレッシュ可能PDBスイッチオーバー

N

N

Y

Y

Y

Y

Y

Y

 

表1-3 開発プラットフォーム

機能/オプション/パック SE2 EE EE-ES BaseDB SE BaseDB EE BaseDB EE-HP BaseDB EE-EP ExaCS/CC ノート

SQLJ

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Oracle Programmerが必要

Oracle Developer Tools for Visual Studio

Y

Y

N/A

N/A

N/A

N/A

N/A

N/A

Windowsのみ

Microsoft分散トランザクション・コーディネータのサポート

Y

Y

N/A

N/A

N/A

N/A

N/A

N/A

Windowsのみ

ネイティブ.NETデータ・プロバイダ — ODP.NET

Y

Y

N/A

N/A

N/A

N/A

N/A

N/A

Windowsのみ

.NETストアド・プロシージャ

Y

Y

N/A

N/A

N/A

N/A

N/A

N/A

Windowsのみ

表1-4 高可用性

機能/オプション/パック SE2 EE EE-ES BaseDB SE BaseDB EE BaseDB EE-HP BaseDB EE-EP ExaCS/CC ノート

アプリケーション・コンティニュイティ

N

Y

Y

N

N

N

Y

Y

EEおよびEE-ES: Oracle Active Data Guardオプション、Oracle RAC One NodeオプションまたはOracle Real Application Clustersオプションが必要

Oracle Sharding

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: すべてのシャードにOracle Active Data Guard、Oracle GoldenGateまたはOracle RACのライセンスがある場合、プライマリ・シャードまたはスタンバイ・シャードの数は無制限です。Oracle Active Data Guard、Oracle GoldenGateまたはOracle RACのライセンスがない場合、シャードの使用はプライマリ・シャード3個と基本的なData Guardスタンバイに制限されます。

BaseDB EEBaseDB EE-HPおよび承認されたクラウド環境: プライマリ・シャードは3個の使用に制限されますが、スタンバイ・シャードの数は無制限です。

BaseDB EE-EPおよびExaCS/CC: プライマリ・シャードまたはスタンバイ・シャードの数は無制限です。

Oracle Fail Safe

Y

Y

N/A

N/A

N/A

N/A

N/A

N/A

Windowsのみ

Oracle RAC One Node

Y

Y

Y

N

N

N

N

N

EEおよびEE-ES: 追加費用オプション

Oracle Data Guard — REDO Apply

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

Oracle Data Guard — 遠隔同期スタンバイ

N

Y

Y

N

N

N

Y

Y

EEおよびEE-ES: Oracle Active Data Guardオプションが必要

Oracle Data Guard — SQL Apply

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

Oracle Data Guard — スナップショット・スタンバイ

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

Oracle Data Guard — リアルタイム・カスケード・スタンバイ

N

Y

Y

N

N

N

Y

Y

EEおよびEE-ES: Oracle Active Data Guardオプションが必要

Oracle Data Guard — Data Guardスタンバイ・データベースにおけるログに記録されないブロックの自動修正

N

N

Y

N

N

N

Y

Y

EE-ES: Oracle Active Data Guardオプションが必要

Oracle Active Data Guard

N

Y

Y

N

N

N

Y

Y

EEおよびEE-ES: 追加費用オプション

ローリング・アップグレード — パッチ・セット、データベースおよびオペレーティング・システム

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

Active Data Guardを使用したローリング・アップグレード

N

Y

Y

N

N

N

Y

Y

EEおよびEE-ES: Oracle Active Data Guardオプションが必要

オンライン索引再ビルド

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

オンライン表編成

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

ALTER TABLE ...MOVE ONLINE操作

オンライン表再定義

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

DBMS_REDEFINITIONパッケージを使用

多重化バックアップ・セット

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

高速増分バックアップのブロック変更トラッキング

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

バックアップでの未使用ブロックの圧縮

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

ブロックレベル・メディア・リカバリ

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

書込みの欠落保護

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

自動ブロック修復

N

Y

Y

N

N

N

Y

Y

EEおよびEE-ES: Oracle Active Data Guardオプションが必要

パラレル・バックアップおよびリカバリ

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

表領域のPoint-in-Timeリカバリ

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

試行リカバリ

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

ファスト・スタート・フォルト・リカバリ

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

フラッシュバック表

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

フラッシュバック・データベース

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

フラッシュバック・トランザクション

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

フラッシュバック・トランザクション問合せ

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

フラッシュバック・データ・アーカイブの最適化

N

Y

Y

N

N

Y

Y

Y

基本フラッシュバック・データ・アーカイブはすべての製品で利用できます

EEおよびEE-ES: フラッシュバック・データ・アーカイブの最適化にはOracle Advanced Compressionオプションが必要

オンラインでのデータファイル移動

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

Transaction Guard

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

クロス・プラットフォーム・バックアップおよびリカバリ

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

グローバル・データ・サービス

N

Y

Y

N

N

N

Y

Y

EEおよびEE-ES: Oracle Active Data Guardオプションが必要

RMANバックアップから表や表パーティションを回復

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

表1-5 統合

機能/オプション/パック SE2 EE EE-ES BaseDB SE BaseDB EE BaseDB EE-HP BaseDB EE-EP ExaCS/CC ノート

Oracle Streams

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

SE2およびBaseDB SE: REDOからの取得なし

Database Gateways

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Database Gateway for ODBCはすべての製品に含まれます。

他のすべてのDatabase Gateway製品はすべての製品で使用可能ですが、個別の製品ライセンスが必要です。

Messaging Gateway

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

AQシャード・キュー

N

Y

Y

N

N

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: Oracle Partitioningオプションが必要

表1-6 管理性

機能/オプション/パック SE2 EE EE-ES BaseDB SE BaseDB EE BaseDB EE-HP BaseDB EE-EP ExaCS/CC ノート

Oracle Cloud Management Pack for Oracle Database

N

Y

Y

N

N

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: 追加費用オプション

Oracle Data Masking and Subsetting Pack

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: 追加費用オプション

Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Database

N

Y

Y

N

N

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: 追加費用オプション

Oracle Diagnostics Pack

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: 追加費用オプション

Oracle Tuning Pack

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: 追加費用オプションで、Oracle Diagnostics Packも必要

Oracle Real Application Testing

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: 追加費用オプション

データベース・リソース・マネージャ

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

I/Oリソース管理

N

N

Y

N

N

N

N

Y

 

インスタンス・ケージング

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

 

SQL計画の管理

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

SQL計画の管理には、Oracle Diagnostics PackまたはOracle Tuning Packのライセンスは必要ありません

SE2およびBaseDB SEサマリー: 1つのSQL文で1つのSQL計画ベースラインのみ許可され、SQL計画の展開は無効

SE2およびBaseDB SE詳細:

  1. SQL計画ベースラインは次のメソッドで作成または取得できます。

    • 自動取得(OPTIMIZER_CAPTURE_SQL_PLAN_BASELINE=TRUE)

    • カーソル・キャッシュからの手動ロード(DBMS_SPM.LOAD_PLANS_FROM CURSOR_CACHE)

    • ストアド・アウトラインからの移行(DBMS_SPM.MIGRATE_STORED_OUTLINE)

    • DBMS_SPM.UNPACK_STGTAB_BASELINEを使用したインポート

  2. 取得および作成メソッドで保存されるのは、1つのSQL文につき1つのSQL計画ベースラインのみです。

  3. SQL計画ベースラインをエクスポートおよびインポートするには、DBMS_SPM.CREATE_STGTAB_BASELINEDBMS_SPM.PACK_STGTAB_BASELINEおよびDBMS_SPM.UNPACK_STGTAB_BASELINEを使用します。

  4. 使用されていないSQL計画ベースラインの自動パージは行われません。

  5. SQL文の代替SQL実行計画はSQL計画履歴に追加されません。

  6. SQL計画ベースラインは変更および削除できます(DBMS_SPM.ALTER_SQL_PLAN_BASELINEおよびDBMS_SPM.DROP_SQL_PLAN_BASELINE)。

  7. 次のDBMS_SPM関数およびプロシージャは許可されません: CONFIGURELOAD_PLANS_FROM_AWRLOAD_PLANS_FROM_SQLSETおよびSQL計画展開に関連付けられているすべての関数およびプロシージャ。

SQLチューニング・セット

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: SQLチューニング・セットは、データベース・サーバーAPIおよびコマンドライン・インタフェースでもアクセスできます。DBMS_SQLSETパッケージ内のサブプログラムを使用したSQLチューニング・セットの管理は、EEおよびEE-ES製品の一部です。また、DBMS_SQLTUNEパッケージに含まれている次のサブプログラムでは、SQLチューニング・セットを管理するための古いインタフェースが提供されますが、これらもEEおよびEE-ES製品の一部です: ADD_SQLSET_REFERENCECAPTURE_CURSOR_CACHE_SQLSETCREATE_SQLSETCREATE_STGTAB_SQLSETDELETE_SQLSETDROP_SQLSETLOAD_SQLSETPACK_STGTAB_SQLSETREMOVE_SQLSET_REFERENCESELECT_CURSOR_CACHESELECT_SQLSETSELECT_WORKLOAD_REPOSITORYUNPACK_STGTAB_SQLSETUPDATE_SQLSET

Oracle Fleet Patching and Provisioning

(旧名称: ラピッド・ホーム・プロビジョニング)

N

Y

Y

N/A

N/A

N/A

N/A

N/A

EEおよびEE-ES: 複数のクラスタにわたってデプロイされる場合は、FPPの管理対象のそれぞれに次のいずれかのライセンスが必要です: Oracle Database Lifecycle Management Pack、Oracle RAC、Oracle RAC One Nodeのいずれか

表1-7 ネットワーク

機能/オプション/パック SE2 EE EE-ES BaseDB SE BaseDB EE BaseDB EE-HP BaseDB EE-EP ExaCS/CC ノート

RDMAファブリック

N

N

Y

N

N

N

N

Y

EE-ES: Exadata上で使用可能。Oracle Database Appliance上では使用不可

Oracle Connection Manager

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

Oracle Databaseクライアント(通常、別のマシンまたはコンピュート・インスタンスにインストールされる)のカスタム・インストールを介して使用可能

ネットワーク圧縮

N

Y

Y

N

N

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: Oracle Advanced Compressionオプションが必要

表1-8 パフォーマンス

機能/オプション/パック SE2 EE EE-ES BaseDB SE BaseDB EE BaseDB EE-HP BaseDB EE-EP ExaCS/CC ノート

クライアント側問合せキャッシュ

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

問合せ結果キャッシュ

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

PL/SQLファンクション結果キャッシュ

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

Oracle TimesTen Application-Tier Database Cache

N

Y

Y

N

N

N

N

N

EEおよびEE-ES: 追加費用オプション

データベース・スマート・フラッシュ・キャッシュ

N

Y

Y

N/A

N/A

N/A

N/A

N/A

EE: SolarisおよびOracle Linuxのみ

EE-ES: Oracle Database Appliance上で使用可能。Exadata上では使用不可

Oracle Exadata Storage Serverソフトウェアのサポート

N

N

Y

N

N

N

N

Y

EE-ES: Exadata上で使用可能。Oracle Database Appliance上では使用不可

適応実行計画

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

UNIONおよびUNION ALLブランチの同時実行

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

Oracle Database In-Memory

N

Y

Y

N

N

N

Y

Y

EEおよびEE-ES: 追加費用オプション

ストレージ・サーバー上のインメモリー列キャッシュ

N

N

Y

N

N

N

N

Y

EE-ES: Exadata上で使用可能であり、Oracle Database In-Memoryオプションが必要。Oracle Database Appliance上では使用不可。

ExadataまたはSuperclusterが必要

Active Data Guardスタンバイのインメモリー列ストア

N

N

Y

N

N

N

N

Y

EE-ES: Exadata上で使用可能であり、Oracle Database In-MemoryオプションおよびOracle Active Data Guardオプションが必要。Oracle Database Appliance上では使用不可

フォルト・トレラント・インメモリー列ストア

N

N

Y

N

N

N

N

Y

EE-ES: ExadataおよびOracle Database Appliance上で使用可能。Oracle Database In-MemoryオプションおよびOracle Real Application Clustersオプションが必要

Exadata、SuperclusterまたはインフィニバンドベースのOracle Database Applianceが必要

自動インメモリー

N

N

Y

N

N

N

Y

Y

EE-ES: Oracle Database In-Memoryオプションが必要

外部表に対するインメモリー列ストアのサポート

N

N

Y

N

N

N

N

Y

EE-ES: Exadata上で使用可能であり、Oracle Database In-Memoryオプションが必要。Oracle Database Appliance上では使用不可

インメモリー集計

N

Y

Y

N

N

N

Y

Y

EEおよびEE-ES: Oracle Database In-Memoryオプションが必要

Memoptimized Rowstore

N

N

Y

N

N

N

N

Y

EE-ES: Exadata上で使用可能。Oracle Database Appliance上では使用不可

属性クラスタリング

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

ゾーン・マップ

N

N

Y

N

N

N

N

Y

EE-ES: Exadata上で使用可能であり、Oracle Partitioningオプションが必要。Oracle Database Appliance上では使用不可

表1-9 スケーラビリティ

機能/オプション/パック SE2 EE EE-ES BaseDB SE BaseDB EE BaseDB EE-HP BaseDB EE-EP ExaCS/CC ノート

Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)

Y

Y

Y

N

N

N

Y

Y

EEおよびEE-ES: 追加費用オプション

自動ワークロード管理

Y

Y

Y

N

N

N

Y

Y

EEおよびEE-ES: Oracle Real Application Clustersオプションが必要

サービスの品質管理

Y

Y

Y

N

N

N

Y

Y

EEおよびEE-ES: Oracle RAC One NodeオプションまたはOracle Real Application Clustersオプションが必要

Oracle NoSQL Database Enterprise Edition

N

Y

Y

N/A

N/A

N/A

N/A

N/A

 

表1-10 セキュリティ

機能/オプション/パック SE2 EE EE-ES BaseDB SE BaseDB EE BaseDB EE-HP BaseDB EE-EP ExaCS/CC ノート

列の透過的データ暗号化(TDE)

N

Y

Y

N

N

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: Oracle Advanced Securityオプションが必要

表領域の透過的データ暗号化(TDE)

N

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: Oracle Advanced Securityオプションが必要

Oracle Advanced Security

N

Y

Y

N

N

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: 追加費用オプション

Oracle Database Vault

N

Y

Y

N

N

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: 追加費用オプション

Oracle Label Security

N

Y

Y

N

N

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: 追加費用オプション

エンタープライズ・ユーザー・セキュリティ

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

EEEE-ESBaseDB EEBaseDB EE-HPBaseDB EE-EPおよびExaCS/CC: エンタープライズ・ユーザー・セキュリティはディレクトリベースのデータベース・ユーザー管理機能です。対応するOracle Identity Management Directory Services Plusのライセンス供与が必要です。

ユーザーの集中管理

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

EEEE-ESBaseDB EEBaseDB EE-HPBaseDB EE-EPおよびExaCS/CC: ユーザーの集中管理はMicrosoft Active Directoryでデータベース・ユーザーの認証と承認を集中管理する機能です。

ファイングレイン監査

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

Privilege Analysis

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

Real Application Security

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

リダクション

N

Y

Y

N

N

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: Oracle Advanced Securityオプションが必要

透過的機密データの保護

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

仮想プライベート・データベース

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

各プラガブル・データベース用のキーストア

N

N

Y

N

Y

Y

Y

Y

EE-ES: Oracle Advanced Securityオプションが必要

CLOUD: OCIでのみ使用可能。

表1-11 スナップショットおよびクローニング

機能/オプション/パック SE2 EE EE-ES BaseDB SE BaseDB EE BaseDB EE-HP BaseDB EE-EP ExaCS/CC ノート

記憶域スナップショットの最適化

N

Y

Y

N/A

N/A

N/A

N/A

N/A

EEおよびEE-ES: Oracle Advanced Compressionオプションが必要

表1-12 空間およびグラフ・データ

機能/オプション/パック SE2 EE EE-ES BaseDB SE BaseDB EE BaseDB EE-HP BaseDB EE-EP ExaCS/CC ノート

Oracle Spatial and Graph

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Oracle Spatial and Graphを追加費用なしで使用できるようになりました。詳細は、Oracle Database Insiderブログの投稿を参照してください。

プロパティ・グラフおよびRDFグラフ・テクノロジ(RDF/OWL)

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

プロパティ・グラフおよびRDFグラフ・テクノロジ(RDF/OWL)を追加費用なしで使用できるようになりました。詳細は、Oracle Database Insiderブログの投稿を参照してください。

パラレル空間索引作成

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

パーティション化された空間索引

N

Y

Y

N

N

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: Oracle Partitioningオプションが必要

表1-13 VLDB、データ・ウェアハウス、ビジネス・インテリジェンス

機能/オプション/パック SE2 EE EE-ES BaseDB SE BaseDB EE BaseDB EE-HP BaseDB EE-EP ExaCS/CC ノート

Oracle Partitioning

N

Y

Y

N

N

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: 追加費用オプション

Oracle On-Line Analytical Processing (OLAP)

N

Y

Y

N

N

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: 追加費用オプション

Oracle Machine Learning (旧名称: Advanced Analytics)

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Oracle Machine Learningを追加費用なしで使用できるようになりました。詳細は、Oracle Database Insiderブログの投稿を参照してください。

Oracle Advanced Compression

N

Y

Y

N

N

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: 追加費用オプション

アドバンスト索引圧縮

N

Y

Y

N

N

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: Oracle Advanced Compressionオプションが必要

接頭辞圧縮(キー圧縮とも呼ばれる)

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

ハイブリッド列圧縮

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

EE: ZFS、AxiomまたはFS1ストレージが必要

ハイブリッド列圧縮の行レベル・ロック

N

Y

Y

N

N

N

N

Y

EE: ZFSまたはFS1ストレージと、Oracle Advanced Compressionオプションが必要

EE-ES: Oracle Advanced Compressionオプションが必要

Exadata Flash Cache Compression

N

N

Y

N

N

N

N

Y

EE-ES: Exadata上で使用可能であり、Oracle Advanced Compressionオプションが必要。Oracle Database Appliance上では使用不可

ヒート・マップ

N

Y

Y

N

N

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: Oracle Advanced Compressionオプション、またはOracle Database In-Memoryオプションが必要

自動データ最適化

N

Y

Y

N

N

Y

Y

Y

EEおよびEE-ES: Oracle Advanced Compressionオプション、またはOracle Database In-Memoryオプションが必要

基本表圧縮

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

遅延セグメントの作成

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

ビットマップ索引、ビットマップ結合索引およびビットマップ計画変換

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

パラレル問合せ/DML

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

パラレル統計収集

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

パラレル索引作成/スキャン

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

パラレル・データ・ポンプ・エクスポート/インポート

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

In-Memoryパラレル実行

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

パラレル・ステートメント・キューイング

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

XStreamを介したパラレルの取得および適用

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

トランスポータブル表領域(クロス・プラットフォームかつフル・トランスポータブルなエクスポート/インポートを含む)

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

Enterprise Editionソフトウェアを含むすべての製品からSE2へのトランスポータブル表領域のインポートがサポートされていますが、クロス・プラットフォーム機能の使用は含まれません。

サマリー管理 — マテリアライズド・ビューのクエリー・リライト

N

Y

Y

N

Y

Y

Y

Y

 

1.4 Oracle Databaseオプションおよび許可される機能

表1-14には、Oracle Databaseオプション、各オプションを使用できるOracle Database製品および各オプションに含まれる機能が示されています。オプションの機能を使用するには、オプションのライセンスが必要です。

表1-14 Oracle Databaseオプションおよび許可される機能

オプション 使用条件 含まれる機能

Oracle Active Data Guard

追加費用オプション: EEEE-ES

付属オプション: PEBaseDB EE-EPExaCS/CC

Oracle Active Data Guardに含まれる機能は、次のとおりです。

  • リアルタイム問合せを使用したフィジカル・スタンバイ

  • フィジカル・スタンバイでの高速増分バックアップ

  • 自動ブロック修復

  • Active Data Guard遠隔同期

  • グローバル・データ・サービス

  • リアルタイム・カスケード

  • アプリケーション・コンティニュイティ

  • Active Data Guardを使用したローリング・アップグレード

Oracle Data Guard構成内:

  • これらの機能を使用しているスタンバイ・データベースおよびプライマリ・データベースにOracle Active Data Guardのライセンスが必要になります。Oracle Data Guard構成にOracle Active Data Guard機能を使用していないスタンバイ・データベースが含まれている場合、それらのスタンバイ・データベースにはOracle Active Data Guardのライセンスは不要です。

    ノート: スタンバイ・データベースをZero Data Loss Recovery Appliance (ZDLRA)にバックアップし、フィジカル・スタンバイでの高速増分バックアップまたはリアルタイム・カスケード機能を使用するお客様の場合、Oracle Active Data Guardのライセンスは不要です。前述以外の機能を使用する場合も、スタンバイ・データベースにOracle Active Data Guardのライセンスが必要です。

  • スタンバイ・データベースのコンテナ・ルート(CDB$Root)は、Oracle Active Data Guardのライセンスがなくても読取り専用で開いておくことができます。Oracle Active Data Guardライセンスは、スタンバイのプラガブル・データベースを開いて読み取る場合にのみ必要になります。

Oracle Advanced Compression

追加費用オプション: EEEE-ES

付属オプション: PEBaseDB EE-HPBaseDB EE-EPExaCS/CC

Oracle Advanced Compressionに含まれる機能は、次のとおりです。

  • 高度な行圧縮

  • 高度なLOB圧縮

  • 高度なLOB重複除外

  • RMANバックアップ圧縮(RMAN DEFAULT COMPRESSにはOracle Advanced Compressionオプションが不要)

  • データ・ポンプのエクスポート・データ圧縮(COMPRESSION=METADATA_ONLYにはOracle Advanced Compressionオプションが不要)

  • ヒート・マップ

  • 自動データ最適化

  • Data Guard REDOトランスポート圧縮

  • 高度なネットワーク圧縮

  • フラッシュバック・データ・アーカイブ履歴表の最適化

  • 記憶域スナップショットの最適化

  • オンライン移動パーティション(任意の圧縮形式に対応)

  • Exadataフラッシュ・キャッシュ圧縮(この機能はExadataストレージ・サーバーでのみ有効にすることが可能で、Exadataストレージ・サーバーにアクセスするすべてのデータベース・プロセッサには、Oracle Advanced Compressionのライセンスが必要です。)

  • アドバンスト索引圧縮

  • ハイブリッド列圧縮の行レベル・ロック(Exadata、Oracle Database Appliance、Supercluster、ZFSまたはFS1ストレージが必要)

    ノート: 行レベル・ロックなしでハイブリッド列圧縮を使用する場合、Oracle Advanced Compressionのライセンスは不要です。

Oracle Advanced Security

追加費用オプション: EEEE-ES

付属オプション: PEBaseDB EE-HPBaseDB EE-EPExaCS/CC

Oracle Advanced Securityに含まれる機能は、次のとおりです。

  • 列および表領域(Oracle SecureFilesを含む)の透過的データ暗号化(TDE)

  • データ・ポンプ・エクスポート・ファイルの暗号化

  • ディスクへのRMANバックアップの暗号化

  • 暗号化データベース・ファイル・システム(DBFS)

  • アプリケーションへ戻される機密データのData Redaction (完全、部分的、正規表現およびランダム手法)

Oracle Advanced Securityには、特定のOracle Enterprise Manager機能の使用制限付きライセンスが含まれています。詳細は、「使用制限付きライセンス」のOracle Advanced Securityを参照してください。

ノート: ネットワーク暗号化(ネイティブ・ネットワークの暗号化、ネットワーク・データの整合性およびSSL/TLS)と厳密認証サービス(Kerberos、PKIおよびRADIUS)は、Oracle Advanced Securityの一部ではなくなり、Oracle Databaseのすべてのサポート対象リリースのライセンス供与されているすべてのエディションに含まれるようになりました。

Oracle Database In-Memory

追加費用オプション: EEEE-ES

付属オプション: PEBaseDB EE-EPExaCS/CC

Oracle Database In-Memoryに含まれる機能は、次のとおりです。

  • インメモリー列ストア

  • ストレージ・サーバー上のインメモリー列キャッシュ(ExadataまたはSuperclusterが必要)

  • フォルト・トレラント・インメモリー列ストア(Exadata、SuperclusterまたはインフィニバンドベースのOracle Database Applianceが必要)

  • インメモリー集計

  • ヒート・マップ

  • 自動データ最適化

Oracle Database Vault

追加費用オプション: EEEE-ES

付属オプション: PEBaseDB EE-HPBaseDB EE-EPExaCS/CC

Oracle Database Vaultに含まれる機能は、次のとおりです。

  • 職務の分離

  • レルム

  • コマンド・ルール

  • 信頼できるパス

Oracle Database VaultにはOracle Label Securityの特別なライセンス権限が含まれています。詳細は、「特別なライセンス権限」のOracle Database Vaultを参照してください。

Oracle Database Vaultには、特定のOracle Enterprise Manager機能の使用制限付きライセンスが含まれています。詳細は、「使用制限付きライセンス」のOracle Database Vaultを参照してください。

Oracle Label Security

追加費用オプション: EEEE-ES

付属オプション: PEBaseDB EE-HPBaseDB EE-EPExaCS/CC

Oracle Label Securityに含まれる機能は、次のとおりです。

  • ラベル・ベースのアクセス制御(BAC)

  • 複数レベルのセキュリティ(MLS)

  • Oracle Database Vault用のラベル・ファクタ(Confidential、Sensitive)

  • ユーザー・ラベル認可(Confidential、Sensitive: PII)

  • データ・ラベル(Sensitive: PII)

Oracle Label Securityには、特定のOracle Enterprise Manager機能の使用制限付きライセンスが含まれています。詳細は、「使用制限付きライセンス」のOracle Label Securityを参照してください。

Oracle Multitenant

追加費用オプション: EEEE-ES

付属オプション: PEBaseDB EE-HPBaseDB EE-EPExaCS/CC

Oracle Multitenantに含まれる機能は、次のとおりです。

  • EEおよびPEでは、マルチテナント・コンテナ・データベースごとに最大252個のプラガブル・データベースを保持できます。

  • EE-ESBaseDB EE-HPBaseDB EE-EPおよびExaCS/CCでは、マルチテナント・コンテナ・データベースごとに最大4096個のプラガブル・データベースを保持できます。

Oracle Multitenantの使用制限付きライセンスはすべてのOracle Database製品に含まれています。詳細は、「使用制限付きライセンス」のOracle Multitenantを参照してください。

ノート: ライセンス上の観点では、1つの非CDBインスタンスは、1つのCDB上の1つのユーザー作成PDBと同等です。

Oracle On-Line Analytical Processing (OLAP)

追加費用オプション: EEEE-ES

付属オプション: PEBaseDB EE-HPBaseDB EE-EPExaCS/CC

Oracle On-Line Analytical Processing (OLAP)に含まれる機能は、次のとおりです。

  • OLAPキューブの定義、格納および問合せ

  • OLAP APIおよびメタデータ

  • OLAPキューブのマテリアライズド・ビュー

  • アナリティック・ワークスペース

  • OLAPキューブへのSQLアクセス

Oracle Partitioning

追加費用オプション: EEEE-ES

付属オプション: PEBaseDB EE-HPBaseDB EE-EPExaCS/CC

Oracle Partitioningに含まれる機能は、次のとおりです。

  • 表パーティションおよびサブパーティション

  • グローバルならびに索引パーティションおよびサブパーティション

  • AQシャード・キュー

  • ゾーン・マップ(EE-ESおよびExaCS/CCでのみ使用可能; ExadataまたはSuperclusterが必要)

Oracle RAC One Node

追加費用オプション: EEEE-ES

付属オプション: SE2

Oracle RAC One Nodeに含まれる機能は、次のとおりです。

  • サーバーまたはインスタンスに障害が発生した場合の、クラスタ内の別のノードに対するデータベースのコールド・フェイルオーバー

  • 別のサーバーに対するデータベース・インスタンスのオンライン移行

  • データベース、Grid InfrastructureおよびOSホームのオンライン・ローリング・アップグレードのサポート

  • Oracle Real Application Clustersへのオンライン・アップグレード

  • ポリシー管理型サーバー・プール

  • サービスの品質管理

  • アプリケーション・コンティニュイティ

  • 停止時間ゼロのOracle Grid Infrastructureパッチ適用

Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)

追加費用オプション: EEEE-ES

付属オプション: SE2BaseDB EE-EPExaCS/CC

Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)に含まれる機能は、次のとおりです。

  • Oracle RAC One Nodeに含まれているすべての機能

  • 複数のサーバーへのReal Application Clustersの拡張

  • 接続ロード・バランシング

  • 高速接続フェイルオーバー

  • ホット・クラスタ・フェイルオーバー

Oracle Real Application Testing

追加費用オプション: EEEE-ES

付属オプション: PEBaseDB EEBaseDB EE-HPBaseDB EE-EPExaCS/CC

Oracle Real Application Testingに含まれる機能は、次のとおりです。

  • データベース・リプレイ

  • SQLパフォーマンス・アナライザ(SPA)

  • データベース移行プランナ

  • データベース移行ワークベンチ

データベース・リプレイ

  • Oracle Real Application Testingのライセンスは、データベース・リプレイの取得システムおよびリプレイ・システムの両方で必要であり、これらのシステムでの合計CPU数に基づいてライセンス料が決まります。

  • 取得およびリプレイASH分析レポート、期間比較ADDMレポート、およびリプレイ期間比較レポートの使用には、Oracle Diagnostics Packライセンスも必要です。

  • Oracle Real Application Testingライセンスでは、Oracle Enterprise Managerおよび以下のデータベース・サーバー・コマンドラインAPIを介して、データベース・リプレイ機能にアクセスできます: DBMS_WORKLOAD_CAPTUREパッケージおよびDBMS_WORKLOAD_REPLAYパッケージDBMS_WORKLOAD_REPLAY.COMPARE_PERIOD_REPORT()関数の使用には、Oracle Diagnostics Packライセンスも必要です。

SQLパフォーマンス・アナライザ(SPA)

Oracle Real Application Testingライセンスでは、Oracle Enterprise ManagerおよびOracle Real Application Testingオプションの一部である以下のデータベース・サーバー・コマンドラインAPIを介して、SQLパフォーマンス・アナライザの機能にアクセスできます: DBMS_SQLPAパッケージ

データベース移行プランナ

  • データベース移行プランナは、Enterprise Manager Cloud Control 13.4でデータベース統合ワークベンチから名称が変更されました。

  • Oracle Enterprise Manager Cloud Control 13cで導入されたデータベース移行プランナは、推測による作業や人的エラーをなくし、データドリブンで体系的な統合アプローチを提供します。

  • データベース移行プランナの統合プランニング機能を使用するには、Oracle Diagnostics Packのライセンスが必要です。

  • Oracle Real Application Testingライセンスでは、Oracle Enterprise Managerの「データベース移行プランナ」ページにある以下のリンクにアクセスできます。

    • 「エンタープライズ」メニューから、「移行および統合」「データベース移行プランナ」の順に選択します。

    • データベース・ターゲットのホーム・ページで、「管理」メニューを選択し、「データベース移行プランナ」を選択します。

    • このページにあるすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、データベース移行プランナの一部としてライセンス供与されます。

データベース移行ワークベンチ

  • Oracle Enterprise Manager Cloud Control 13cリリース4で導入されたデータベース移行ワークベンチは、移行サイジングおよびパフォーマンス比較に必要なものをすべて統合する単一のワークベンチです。

  • Oracle Real Application Testingライセンスでは、Oracle Enterprise Managerの「データベース移行ワークベンチ」ページにある以下のリンクにアクセスできます。

    • 「エンタープライズ」メニューから、「移行および統合」「データベース移行ワークベンチ」の順に選択します。

    • このページにあるすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、データベース移行ワークベンチの一部としてライセンス供与されます。

Oracle TimesTen Application-Tier Database Cache

追加費用オプション: EEEE-ES

付属オプション: PE

Oracle TimesTen Application-Tier Database Cacheに含まれる機能は、次のとおりです。

  • PL/SQL、JDBC、ODBC、ttClasses、OCIおよびPro*C/C++の各インタフェースを使用したデータ・アクセス

  • 変更通知用のトランザクション・ログAPI (XLA)

  • マルチノード・キャッシュ・グリッド

  • Oracleデータベースとの自動データ同期

  • インメモリー・キャッシュ・データベース間のトランザクション・レプリケーション

  • 自動障害検出およびデータベース・フェイルオーバー

  • Oracle SQL Developer用のTimesTen拡張

  • Oracle Enterprise Manager用のTimesTenプラグイン

1.5 Oracle Management Packおよび許可される機能

表1-15には、Oracle Management Pack、各パックを使用できるOracle Database製品および各パックに含まれる機能が示されています。これらのパックの機能は、Oracle Enterprise Manager、デスクトップ・ウィジェットおよびOracle Databaseソフトウェア付属のAPIを介してアクセスできます。Management Packの機能を使用するには、Management Packのライセンスが必要です。

表1-15 Oracle Management Packおよび許可される機能

Management Pack 使用条件 含まれる機能

Oracle Cloud Management Pack for Oracle Database

追加費用パック: EEEE-ES

付属パック: BaseDB EE-HPBaseDB EE-EPExaCS/CC

機能:

Oracle Cloud Management Pack for Oracle Databaseには次の機能が含まれています。

  • 物理的または仮想的インフラストラクチャでのDatabase-as-a-Service構成セルフサービス・データベースのプロビジョニング。

  • Enterprise Manager Cloud Control 12cをユーザーが1分足らずで設定および構成できる、DBaaS Rapid Start Kit。

  • マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)のプール上でセルフサービス型のプロビジョニングを提供する、Pluggable Database-as-a-Service (PDBaaS)。

  • 共有サーバー、共有クラスタおよび共有データベース(Schema-as-a-Service)デプロイメント・モデルのサポート。

  • 仮想アセンブリのプロビジョニング。たとえば、3つのVM (2つのWebLogic Server管理サーバーと1つのデータベース)のアセンブリ・トポロジがある場合、各層を対象にするには両方のパックが必要になります。

  • Oracleデータベースの高速で効率的な格納方法であるスナップ・クローニング。

  • RMANバックアップを使用した完全クローニング。

  • 割当ておよびリタイア・ポリシーによるロール・ベースのアクセスおよびリソース制御。

  • スケジュールおよびパフォーマンスベースのリソース管理ポリシー。

  • データベースの固定費、使用メトリックおよび構成パラメータに基づく測定とチャージバック。

  • セルフサービス・ポータルへのプログラムによるアクセス

  • クラウド操作のブループリント・ドリブンのオーケストレーション。

前提条件:

Oracle Cloud Management Pack for Oracle Databaseには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseが必要です。

ライセンス供与されているリンク:

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Cloud Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

「エンタープライズ・サマリー」ホーム・ページで、「エンタープライズ」メニューをクリックします。次を選択します。

  • 「クラウド」、次に「インフラストラクチャ・ホーム」

  • 「クラウド」、次に「インフラストラクチャ・リクエスト・ダッシュボード」

  • 「クラウド」、次に「インフラストラクチャ・ポリシー」

  • 「クラウド」、次に「ミドルウェアおよびデータベース・ホーム」

  • 「クラウド」、次に「ミドルウェアおよびデータベース・リクエスト・ダッシュボード」

  • 「クラウド」、次に「セルフ・サービス・ポータル」

  • 「クラウド」、次に「サービス・インスタンス」

  • 「チャージバック」

  • 「プロビジョニングとパッチ適用」、次に「データベースのプロビジョニング」「データベースのプロビジョニング」ページの左メニュー・ペインにある「関連リンク」セクションで、「プラガブル・データベースのプロビジョニング」をクリックします。次に、「PDB操作」セクションから、「新規プラガブル・データベースの作成」を選択します。「起動」をクリックし、「プラガブル・データベースの作成オプション」から、「既存のPDBのクローニング」 -> 「スナップ・クローン」を選択します。

「エンタープライズ・サマリー」ホーム・ページで、「設定」メニュークリックします。次を選択します。

  • 「クラウド」「インフラストラクチャ」を選択します

  • 「クラウド」「データベース」を選択します

  • 「プロビジョニングとパッチ適用」、次に「ストレージ登録」

マルチテナント・コンテナ・データベースのホームページで、「Oracleデータベース」メニューから、「プロビジョニング」「プラガブル・データベースのプロビジョニング」の順に選択します。次に、「PDB操作」セクションから、「新規プラガブル・データベースの作成」を選択します。「起動」をクリックし、「プラガブル・データベースの作成オプション」から、「既存のPDBのクローニング」 -> 「スナップ・クローン」を選択します。

ライセンス供与されているAPI:

APIを使用するには、Oracle Cloud Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • アセンブリ操作 — リソース・アセンブリ・テンプレートおよびアセンブリ・インスタンス用の/em/cloud/iaas URI空間でのすべてのPOST/GET/PUT/DELETE

  • DBaaS操作 — /em/cloud/dbaas URI空間のすべてのPOST/GET/PUT/DELETE

  • DBaaS設定操作 — /em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v1 URI空間のすべてのPOST/GET/PUT/DELETE

ライセンス供与されているコマンドライン・インタフェース(CLI)の動詞:

次のEnterprise Managerコマンドライン・インタフェース(CLI)の動詞は、Oracle Cloud Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。これらの動詞は、データベース・プールで操作します。

  • add_pool_members

  • create_charge_item

  • create_dbaas_quota

  • create_dbprofile

  • create_pool

  • create_service_template

  • delete_charge_item

  • delete_dbaas_quota

  • delete_pool

  • delete_service_template

  • get_dbaas_quota

  • get_dbaas_request_settings

  • get_metering_data

  • get_pool_capacity_data

  • get_pool_capacity_summary_data

  • get_pool_constraints

  • get_pool_criteria

  • get_pool_detail

  • get_pool_instance_data

  • get_pool_target_type

  • get_pools

  • get_service_template

  • list_charge_item_candidates

  • remove_pool_members

  • update_dbaas_quota

  • update_dbaas_request_settings

  • update_pool

ライセンス供与されているビューおよび表:

次のリポジトリ・スキーマ内のオブジェクトは、Oracle Cloud Management Pack for Oracle Databaseに基づいてライセンス供与されます。

  • EMCT_CBAで始まる表

  • EMCT$CBAで始まるビュー

  • GP_EMCT_CBA_TARGET_CHARGEビュー

  • MGMT$EMCT_CBA_CHARGE_DAILYビュー

  • MGMT$EMCT_CBA_CHARGE_HOURLYビュー

ライセンス供与されているチャージバック・レポート:

次のBI Publisherレポートは、Oracle Cloud Management Pack for Oracle Databaseに基づいてライセンス供与されます。

  • チャージ傾向レポート

  • チャージ・サマリー・レポート

  • 使用状況の傾向レポート

  • 使用状況サマリー・レポート

また、上記のレポートのようなBI Publisherの"類似作成"機能を使用して作成されたレポートは、このライセンスに含まれます。

Oracle Data Masking and Subsetting Pack

追加費用パック: EEEE-ES

付属パック: BaseDB EEBaseDB EE-HPBaseDB EE-EPExaCS/CC

機能:

Oracle Data Masking and Subsetting Packに含まれる機能は、次のとおりです。

  • 「アプリケーション・データ・モデリング」

  • データ・マスキング・フォーマット・ライブラリ

  • データ・マスキング定義

  • データ・サブセット定義

  • アプリケーション・データ・モデリング、データ・マスキングおよびサブセットのEnterprise Managerコマンドライン・インタフェース(CLI)の動詞

  • Oracle E-Business Suiteの選択バージョン用のアプリケーション・データ・モデリング・アクセラレータ

  • Oracle Fusion Applicationsの選択バージョン用のアプリケーション・データ・モデリング・アクセラレータ

  • Oracle Fusion Applicationsの選択バージョン用のデータ・マスキング・テンプレート

  • Oracle E-Business Suiteの選択バージョン用のデータ・マスキング・テンプレート

Oracle Data Masking and Subsetting Packに含まれる使用制限付きライセンスは、次のとおりです。

  • Database Gateway for APPC

  • Database Gateway for DRDA

  • Database Gateway for Informix

  • Database Gateway for SQLServer

  • Database Gateway for Sybase

  • Database Gateway for Teradata

上にリストしたOracle Database GatewayをOracle Data Masking and Subsetting Pack以外に使用する場合は、Oracle Database Gatewayのフル・ライセンスを購入する必要があります。Oracle Data Masking and Subsetting Pack for non-Oracle databasesを使用している場合、Oracle Database Gatewaysは、個別にライセンス供与されたOracle Databaseでデータをステージングします。Oracle Data Masking and Subsetting機能は、Oracle以外のデータベースに対して直接実行できません。

Oracle Data Masking and Subsetting Packのライセンスが必要になるのは、ソース・データベース・サーバー(データが最初に生成されたデータベース)のみです。

マスキングおよびサブネッティング操作が実行されるステージング・データベース・サーバーや、マスクされたデータベースから作成されたコピーについては、パックのライセンスは任意です。

ノート:

  1. Oracle Data Masking and Subsetting Packには、以前のOracle Data Masking Pack、Oracle Test Data Management PackおよびOracle Data Masking and Subsetting Pack for non-Oracle Databasesが含まれています。

  2. アプリケーション・データ・モデリングは、以前はデータ検出およびモデリングと呼ばれていました。

ライセンス供与されているリンク:

これらのOracle Enterprise Managerのメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Data Masking and Subsetting Packの一部としてライセンスされます。

「エンタープライズ・サマリー」ホーム・ページで、「Enterprise」メニュー、「クオリティ管理」をクリックして次を選択します。

  • 「アプリケーション・データ・モデリング」
  • 「データ・マスキング定義」
  • 「データ・マスキングのフォーマット」
  • 「データ・サブセット定義」

Oracleデータベースまたはクラスタ・データベース・ターゲットのホーム・ページで、「セキュリティ」メニューをクリックして、次を選択します。

  • 「アプリケーション・データ・モデリング」

  • 「データ・マスキング定義」

  • 「データ・サブセッティング」

Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Database

追加費用パック: EEEE-ES

付属パック: BaseDB EE-HPBaseDB EE-EPExaCS/CC

機能:

Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseには次の機能が含まれています。

  • 変更アクティビティ計画

  • クライアント・システム・アナライザ

  • コンプライアンス

  • 構成収集の拡張性

  • 構成の比較

  • 構成の履歴

  • 構成インスタンス・ブラウザ

  • 構成の保存

  • 構成の検索

  • 構成トポロジ

  • オブジェクトのコピー

  • データベースのパッチ適用

  • データベースのプロビジョニング

  • データベースのアップグレード

  • Site Guardを使用した障害時リカバリ

  • Enterprise Data Governance

  • ファイルの同期

  • 通知

  • プラガブル・データベース(PDB)のクローン

  • PDBの作成/プラグ/アンプラグ(複数のターゲット操作で実行されるか、カスタムのデプロイメント手順を使用して実行されます。)

  • PDBの移行

  • RACスケール・バック

  • RACスケール・アウト

  • 構成変更のリアルタイム検出

  • スキーマ変更のリアルタイム検出

  • スキーマおよびデータの比較

  • スキーマおよびデータの同期

  • スキーマ変更計画

  • スキーマの比較

  • ユーザー定義デプロイメント・プロシージャ(UDDP)

Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseを購入すると、次の各項で説明する機能も使用する権利を持つことができます。これらの機能は、Oracle Databaseホームおよびライセンス供与されているCPUのプラットフォーム(ハードウェアおよびオペレーティング・システム)のOracle Databaseターゲットに制限されます。

  • Application Configuration Console

  • oplanユーティリティ(基本のOPlan機能は、Oracle Support契約を結んでいるすべてのユーザーが無償で利用できます。OPlanメタデータを使用してEnterprise Managerまたはカスタム/サードパーティ・スクリプトからオーケストレーション・ロジックを抽出する機能は、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部です。)

  • ASMに移行

  • 自己更新

ライセンス供与されているパラメータ

init.oraパラメータのENABLE_DDL_LOGGINGTRUEに設定した場合、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。TRUEに設定すると、データベースより、リアルタイムでスキーマ変更がメッセージ・グループschema_ddlの下のデータベース・アラート・ログにレポートされます。デフォルト設定はFALSEです。

ライセンス供与されているリンク:

ライセンス供与されているリンクおよび機能を次の項に示します。これらは、Oracle DatabaseターゲットおよびOracle Databaseがデプロイされている関連ホストのみに適用されます。Oracle Database以外のターゲットの管理については、適切なManagement Packを購入する必要があります。

ライセンス供与されているリンク – データベース・プロビジョニング・プロシージャ:

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「プロシージャ・ライブラリ」の順にクリックします。データベースをクローニングおよびプロビジョニングするすべてのプロシージャは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseでライセンス供与されます。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「データベースのプロビジョニング」の順にクリックします。このメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

  • Oracleデータベースまたはクラスタ・データベース・ターゲットのホーム・ページで、「Oracleデータベース」メニュー、「プロビジョニング」の順にクリックします。このメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

ライセンス供与されているリンク – データベース・アップグレード:

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「プロシージャ・ライブラリ」の順にクリックします。データベースをアップグレードするすべてのプロシージャは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseでライセンス供与されます。

  • Oracleデータベースまたはクラスタ・データベース・ターゲットのホーム・ページで、「Oracleデータベース」メニュー、「プロビジョニング」の順にクリックします。このメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

ライセンス供与されているリンク – ユーザー定義デプロイメント・プロシージャ(UDDP)

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「プロシージャ・ライブラリ」の順にクリックします。プロビジョニング・ライブラリ・ページで、アクションのリストの「新規作成」オプションは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

ライセンス供与されているリンク – RACスケール・アウトおよびスケール・バック

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「プロシージャ・ライブラリ」の順にクリックします。データベースまたはRACを拡張あるいはスケールするすべてのプロシージャは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseでライセンス供与されます。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「データベースのプロビジョニング」の順にクリックします。このメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

  • Oracleクラスタ・データベース・ターゲットのホーム・ページで、「Oracleデータベース」メニュー、「プロビジョニング」の順にクリックします。このメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

ライセンス供与されているリンク – データベースのパッチ適用

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「プロシージャ・ライブラリ」の順にクリックします。データベース、ClusterwareまたはReal Application Clustersをパッチ適用するすべてのプロシージャは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseでライセンス供与されます。

ライセンス供与されているリンク – オフラインのパッチ適用

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「設定」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「オフライン・パッチ」の順にクリックします。「オンラインとオフライン設定」タブで、「接続」「オフライン」設定は、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseでライセンス供与されます。

ライセンス供与されているリンク – 構成インスタンス・ブラウザ

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「ターゲット」「データベース」の順にクリックし、データベースを選択します。このデータベースのホーム・ページで、「Oracleデータベース」「構成」の順にクリックします。「トポロジ」以外、このメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

  • 「ターゲット・ホーム・ページ」に直接または他のパスからアクセスできる場合は次のとおりです。

    • このデータベースのホーム・ページで、「Oracleデータベース」「構成」の順にクリックします。「トポロジ」以外、このメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

ライセンス供与されているリンク – 構成検索

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「Enterprise」メニュー、構成および検索をクリックします。このページのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

ライセンス供与されているリンク – 構成の履歴

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「Enterprise」メニュー、構成および履歴をクリックします。このページのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

ライセンス供与されているリンク – 構成の比較

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「Enterprise」メニュー、構成および比較をクリックします。このページのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

ライセンス供与されているリンク – 構成保存

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「Enterprise」メニュー、構成および保存をクリックします。このページのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

ライセンス供与されているリンク – 構成トポロジ

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • 「ターゲット・ホーム・ページ」で、「Oracleデータベース」「構成トポロジ」の順にクリックします。「ビュー」ドロップダウンの「使用者」は、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

  • 「ターゲット・ホーム・ページ」で、「Oracleデータベース」「構成トポロジ」「カスタマイズ」の順にクリックします。このメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

  • 「ターゲット・ホーム・ページ」に直接または他のパスからアクセスできる場合は次のとおりです。

    • 「ターゲット・ホーム・ページ」で、「Oracleデータベース」「構成トポロジ」の順にクリックします。「ビュー」ドロップダウンの「使用者」は、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

    • 「ターゲット・ホーム・ページ」で、「Oracleデータベース」「構成トポロジ」「カスタマイズ」の順にクリックします。このメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

ライセンス供与されているリンク – 構成収集の拡張性

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「Enterprise」メニュー、構成およびカスタムをクリックします。このページのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

ライセンス供与されているリンク – ファイルの同期

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • 構成の比較機能に関する項で説明しているように、比較結果の違いを確認するには、左側のツリーで構成の仕様を選択します。「ファイルの同期の有効化」を選択します。このページのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

ライセンス供与されているリンク – スキーマの比較:

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「ターゲット」「データベース」の順にクリックし、データベースを選択します。このデータベースのホーム・ページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

  • 「ターゲット・ホーム・ページ」に直接または他のパスからアクセスできる場合は次のとおりです。

    • このデータベースのホーム・ページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

ライセンス供与されているリンク – スキーマとデータの比較:

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「ターゲット」「データベース」の順にクリックし、データベースを選択します。このデータベースのホーム・ページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

  • 「ターゲット・ホーム・ページ」に直接または他のパスからアクセスできる場合は次のとおりです。

    • このデータベースのホーム・ページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

ライセンス供与されているリンク – スキーマおよびデータの同期:

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「ターゲット」「データベース」の順にクリックし、データベースを選択します。このデータベースのホーム・ページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

  • 「ターゲット・ホーム・ページ」に直接または他のパスからアクセスできる場合は次のとおりです。

    • このデータベースのホーム・ページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

ライセンス供与されているリンク – オブジェクトのコピー:

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「ターゲット」「データベース」の順にクリックし、データベースを選択します。このデータベースのホーム・ページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

  • 「ターゲット・ホーム・ページ」に直接または他のパスからアクセスできる場合は次のとおりです。

    • このデータベースのホーム・ページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

ライセンス供与されているリンク – スキーマ変更のリアルタイム検出:

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「ターゲット」「データベース」の順にクリックし、データベースを選択します。このデータベースのホーム・ページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

  • 「ターゲット・ホーム・ページ」に直接または他のパスからアクセスできる場合は次のとおりです。

    • このデータベースのホーム・ページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューのすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

ライセンス供与されているリンク – 構成変更のリアルタイム検出およびコンプライアンス:

Oracle Enterprise Managerの次のページおよびリンクを使用するには、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

  • Enterprise Managerのホーム・ページで、「Enterprise」メニューおよび「コンプライアンス」をクリックします。「ライブラリ」、「結果」および「リアルタイム監視」ページに関連付けられているすべての機能、関数、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

ライセンス供与されているレポート:

次のレポートは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部です。次の各項のすべてのレポートは、このパックの一部としてライセンス供与されます。レポートにアクセスするには、Enterprise Managerのホーム・ページで、「レポート」、「情報パブリッシャ・レポート」または「BI Publisher Enterpriseレポート」をクリックします。

「情報パブリッシャ・レポート」の次のレポート領域、レポートおよびサブレポートは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

  • コンプライアンス

  • デプロイメントおよび構成

  • サンプル・ホスト・レポート、構成レポート

  • セキュリティ

「BI Publisher Enterpriseレポート」の次のレポート領域、レポートおよびサブレポートは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

  • コンプライアンス

  • デプロイメントおよび構成

  • サンプル・ホスト・レポート、構成レポート

  • セキュリティ

ライセンス供与されているコマンドライン・インタフェース(CLI)の動詞:

次のEnterprise Managerコマンドライン・インタフェース(CLI)の動詞は、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部としてライセンス供与されます。

  • associate_cs_targets

  • clone_database

  • config_compare

  • config_db_service_target

  • configure_log_archive_locations

  • confirm_instance

  • create_database

  • describe_instance

  • describe_procedure_input

  • disable_config_history

  • enable_config_history

  • export_compliance_group

  • export_compliance_standard_rule

  • export_facet

  • export_standard

  • fix_compliance_state

  • get_config_searches

  • get_config_templates

  • get_executions

  • get_instance_data

  • get_instance_status

  • get_instances

  • get_oms_config_property

  • get_procedure_types

  • get_procedure_xml

  • get_procedures

  • get_retry_argument

  • get_saved_configs

  • ignore_instance

  • import_compliance_object

  • list_oms_config_properties

  • remove_cs_target_association

  • reschedule_instance

  • resume_instance

  • run_config_search

  • save_procedure

  • set_config_history_retention_period

  • stop_instance

  • submit_procedure

  • suspend_instance

  • update_and_retry_step

  • update_procedure_input

  • upgrade_database

ライセンス供与されているリポジトリ・ビュー – コンプライアンス・ビュー:

次のリポジトリ・スキーマ内のコンプライアンス・ビューは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseに基づいてライセンス供与されます。

  • MGMT$CCC_ALL_OBS_BUNDLES

  • MGMT$CCC_ALL_OBSERVATIONS

  • MGMT$CCC_DIAG_ANALYTICS

  • MGMT$CCC_DIAG_QUEUEBACKLOG

  • MGMT$COMPLIANCE_STANDARD

  • MGMT$COMPLIANCE_STANDARD_GROUP

  • MGMT$COMPLIANCE_STANDARD_RULE

  • MGMT$COMPOSITE_CS_EVAL_SUMMARY

  • MGMT$CS_ASM_DISKGRP_SETTINGS

  • MGMT$CS_DB_CONTROL_FILE_COUNT

  • MGMT$CS_DB_INIT_PARAMS

  • MGMT$CS_DB_RBS_IN_SYSTEM

  • MGMT$CS_DB_REC_SEG_SETTINGS

  • MGMT$CS_DB_REC_TS_SETTINGS

  • MGMT$CS_DB_REC_USER_SETTINGS

  • MGMT$CS_DB_REDO_LOG_COUNT

  • MGMT$CS_DB_REDO_LOGS

  • MGMT$CS_DB_TABLESPACES

  • MGMT$CS_DB_TBSP_SEGSPACE_MGMT

  • MGMT$CS_EVAL_SUMMARY

  • MGMT$CS_FEATURE_USAGE

  • MGMT$CS_GROUP_EVAL_SUMMARY

  • MGMT$CS_GROUP_KEYWORD

  • MGMT$CS_HA_INFO

  • MGMT$CS_HIERARCHY

  • MGMT$CS_KEYWORD

  • MGMT$CS_RQS_HIERARCHY

  • MGMT$CS_RULE_ATTRS

  • MGMT$CS_RULE_EVAL_SUMMARY

  • MGMT$CS_RULEFOLDER

  • MGMT$CS_TARGET_ASSOC

  • MGMT$CS_TGT_ASSOC_TXF_REQ

  • MGMT$CSG_HIERARCHY

  • MGMT$CSG_SUBGROUP

  • MGMT$CSR_CURRENT_VIOLATION

  • MGMT$CSR_TARGET_ASSOC

  • MGMT$CSR_VIOLATION_CONTEXT

  • MGMT$CSRF_TARGET_ASSOC

  • MGMT$EM_CS_RULE_EVENT_ERROR

  • MGMT$EM_RULE_VIOL_CTXT_DEF

  • MGMT$ICS_TARGET_ASSOC

  • MGMT$REPO_RULE_CHK_DETAILS

  • MGMT$REPOSITORY_RULE_BIND_VARS

  • MGMT$REPOSITORY_RULE_PARAMS

  • MGMT$RULE_KEYWORD

ライセンス供与されているリポジトリ・ビュー – プロビジョニングおよびパッチ適用ビュー:

次のリポジトリ・スキーマ内のプロビジョニングおよびパッチ適用ビューは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseに基づいてライセンス供与されます。

  • EM$PROV_APPTYPES

  • EM$PROVAPP_METADATA

  • EM$PROVAPP_METADATA_VERSION

  • EM$PROVAPP_TAG_PROPERTIES

  • EM$PROVAPP_TAGS

  • MGMT$PA_RECOM_METRIC_SOURCE

ライセンス供与されているリポジトリ・ビュー – パッチ適用ビュー:

次のリポジトリ・スキーマ内のパッチ適用ビューは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseに基づいてライセンス供与されます。

  • GC$EM_PC_PLAN_PATCHES

  • GC$EM_PC_PLANS

  • GC$EM_PC_PLAN_TARGETS

  • GC_PC_EXECUTION_INSTANCES

  • GC_PC_PLAN_ANALYSIS_RS

  • GC_PC_PLAN_REMEDY

  • GC_PC_PLAN_REMEDY_DETAILS

  • GC_PC_PLAN_USERS

  • GC_PC_TARGETS

  • MGMT$APPLIED_PATCHES

  • MGMT$APPLIED_PATCHSETS

  • MGMT$ARU_FAMILY_PRODUCT_MAP

  • MGMT$ARU_LANGUAGES

  • MGMT$ARU_PATCH_RECOMMENDATIONS

  • MGMT$ARU_PLATFORMS

  • MGMT$ARU_PRODUCT_RELEASE_MAP

  • MGMT$ARU_PRODUCTS

  • MGMT$ARU_RELEASES

  • MGMT$ARU_TARGETS

  • MGMT$PA_AFFTED_HOST_GUID_OH

  • MGMT$PA_AFFTED_HOST_OH

  • MGMT$PA_AFFTED_TARGETS

  • MGMT$PA_FINAL_PATCH_LIST

  • MGMT$PA_TARGET_MAPPING

  • MGMT$PR_APPL_PATCHES_TO_OH

  • MGMT$PR_APPL_PATCHES_TO_OH_TGT

  • MGMT$PR_HOME_INFO

  • MGMT$PR_HOMES_AFFECTED_COUNT

  • MGMT$RECOM_METRIC_SOURCE

ライセンス供与されているリポジトリ・ビュー – 構成ビュー:

次のリポジトリ・スキーマ内の構成ビューは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseに基づいてライセンス供与されます。

  • GC$ECM_COMP_PROPERTIES

  • GC$ECM_CONFIG_SUMMARY

  • GC$ECM_CURR_CONFIG

  • GC$ECM_CURR_CONFIG_FLAT_MEMS

  • GC$ECM_CURR_CONFIG_SNAPSHOTS

  • GC$ECM_CURR_TARGET_SNAPSHOTS

  • GC$ECM_DATA_RETENTION_TIME

  • GC$ECM_GEN_SNAPSHOT

  • GC$ECM_SAVED_CONFIG

  • GC$ECM_SAVED_CONFIG_FLAT_MEMS

  • GC$ECM_SAVED_CONFIG_SNAPSHOTS

  • GC$ECM_SAVED_CONFIG_TARGETS

  • GC$ECM_SAVED_TARGET_SNAPSHOTS

  • MGMT$CCS_DATA

  • MGMT$CCS_DATA_SOURCE

  • MGMT$CCS_DATA_SOURCE_VISIBLE

  • MGMT$CCS_DATA_VISIBLE

  • MGMT$DB_CONTROLFILES

  • MGMT$DB_DATAFILES

  • MGMT$DB_DBNINSTANCEINFO

  • MGMT$DB_FEATUREUSAGE

  • MGMT$DB_INIT_PARAMS

  • MGMT$DB_LICENSE

  • MGMT$DB_OPTIONS

  • MGMT$DB_REDOLOGS

  • MGMT$DB_ROLLBACK_SEGS

  • MGMT$DB_SGA

  • MGMT$DB_TABLESPACES

  • MGMT$DB_TABLESPACES_ALL

  • MGMT$ECM_CMP_JOB_LAST_RESULTS

  • MGMT$ECM_CMP_JOBS

  • MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_DS

  • MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_DS_DTLS

  • MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_PD_ALL

  • MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_PD_DIFFS

  • MGMT$ECM_CMP_RPT_CI_DIFFS

  • MGMT$ECM_CMP_VISIBLE_CONFIGS

  • MGMT$ECM_CURRENT_SNAPSHOTS

  • MGMT$ECM_VISIBLE_SNAPSHOTS

  • MGMT$SERVICETAG_INSTANCES

  • MGMT$SERVICETAG_REGISTRY

  • MGMT$UNPATCHABLE_DB_TARGETS

ライセンス供与されているリポジトリ・ビュー – Oracleホームのパッチ適用ビュー:

次のリポジトリ・スキーマ内のOracleホームのパッチ適用ビューは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseに基づいてライセンス供与されます。

  • MGMT$APPLIED_PATCHES

  • MGMT$APPLIED_PATCHSETS

  • MGMT$APPL_PATCH_AND_PATCHSET

  • MGMT$CPF_ADVISORY_INFO

  • MGMT$CPF_HOMES_INFO

  • MGMT$CPF_PATCH_INFO

  • MGMT$EM_HOMES_PLATFORM

  • MGMT$HOMES_AFFECTED

  • MGMT$OH_CLONE_PROPERTIES

  • MGMT$OH_COMP_DEP_RULE

  • MGMT$OH_COMP_INST_TYPE

  • MGMT$OH_COMPONENT

  • MGMT$OH_CRS_NODES

  • MGMT$OH_DEP_HOMES

  • MGMT$OH_FILE

  • MGMT$OH_HOME_INFO

  • MGMT$OH_INSTALLED_TARGETS

  • MGMT$OH_INV_SUMMARY

  • MGMT$OH_PATCH

  • MGMT$OH_PATCHED_COMPONENT

  • MGMT$OH_PATCHED_FILE

  • MGMT$OH_PATCH_FIXED_BUG

  • MGMT$OH_PATCHSET

  • MGMT$OH_VERSIONED_PATCHV

  • MGMT$PATCH_ADVISORIES

ライセンス供与されているリポジトリ・ビュー – セキュリティ・ビュー:

次のリポジトリ・スキーマ内のセキュリティ・ビューは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseに基づいてライセンス供与されます。

  • MGMT$ESA_ALL_PRIVS_REPORT

  • MGMT$ESA_ANY_DICT_REPORT

  • MGMT$ESA_ANY_PRIV_REPORT

  • MGMT$ESA_AUDIT_SYSTEM_REPORT

  • MGMT$ESA_BECOME_USER_REPORT

  • MGMT$ESA_CATALOG_REPORT

  • MGMT$ESA_CONN_PRIV_REPORT

  • MGMT$ESA_CREATE_PRIV_REPORT

  • MGMT$ESA_DBA_GROUP_REPORT

  • MGMT$ESA_DBA_ROLE_REPORT

  • MGMT$ESA_DIRECT_PRIV_REPORT

  • MGMT$ESA_EXMPT_ACCESS_REPORT

  • MGMT$ESA_KEY_OBJECTS_REPORT

  • MGMT$ESA_OH_OWNERSHIP_REPORT

  • MGMT$ESA_OH_PERMISSION_REPORT

  • MGMT$ESA_POWER_PRIV_REPORT

  • MGMT$ESA_PUB_PRIV_REPORT

  • MGMT$ESA_SYS_PUB_PKG_REPORT

  • MGMT$ESA_TABSP_OWNERS_REPORT

  • MGMT$ESA_TRC_AUD_PERM_REPORT

  • MGMT$ESA_WITH_ADMIN_REPORT

  • MGMT$ESA_WITH_GRANT_REPORT

ライセンス供与されているリポジトリ・ビュー – クライアント構成ビュー:

次のリポジトリ・スキーマ内のクライアント構成ビューは、Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseに基づいてライセンス供与されます。

  • MGMT$CSA_COLLECTIONS

  • MGMT$CSA_FAILED

  • MGMT$CSA_HOST_COOKIES

  • MGMT$CSA_HOST_CPUS

  • MGMT$CSA_HOST_CUSTOM

  • MGMT$CSA_HOST_IOCARDS

  • MGMT$CSA_HOST_NICS

  • MGMT$CSA_HOST_OS_COMPONENTS

  • MGMT$CSA_HOST_OS_FILESYSEMS

  • MGMT$CSA_HOST_OS_PROPERTIES

  • MGMT$CSA_HOST_RULES

  • MGMT$CSA_HOST_SW

  • MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY

Oracle Diagnostics Pack

追加費用パック: EEEE-ES

付属パック: BaseDB EEBaseDB EE-HPBaseDB EE-EPExaCS/CC

機能:

Oracle Diagnostics Packに含まれる機能は、次のとおりです。

  • パフォーマンス監視と診断(データベースおよびホスト)

  • 自動ワークロード・リポジトリ(AWR)

  • AWRウェアハウス

  • 自動データベース診断モニター(ADDM)

  • 期間比較ADDM

  • リアルタイムADDM

  • アクティブ・セッション履歴(ASH)

  • ASH分析

  • パフォーマンス・ハブ

  • 上位アクティビティ・ライト

  • Exadata CELLグリッドの管理

  • Exadata CELLグリッドのパフォーマンス

  • Exadata CELLグループの「状態の概要」ページ

  • Exadataのリソース使用率

  • ブラックアウト

  • 通知

  • メトリックおよびアラートまたはイベント履歴

  • ユーザー定義のメトリックおよびメトリック拡張

  • 管理コネクタ

  • 動的メトリック・ベースラインおよび適応メトリックしきい値

  • 監視テンプレートおよびテンプレート・コレクション

  • リプレイ期間比較レポート

  • ストリーム当たりのボトルネック検出およびコンポーネント当たりの上位待機イベント分析を実行するためのサポート機能

前述した機能を使用するには、Oracle Diagnostics Packのライセンスを購入する必要があります。新しい初期化パラメータCONTROL_MANAGEMENT_PACK_ACCESSにより、Oracle Diagnostics PackおよびOracle Tuning Packへのアクセスが制御されます。このパラメータは、次の3つの値のうちのいずれかに設定できます。

  • DIAGNOSTIC+TUNING: Oracle Diagnostics PackおよびOracle Tuning Pack機能がデータベース・サーバーで有効化されています。

  • DIAGNOSTIC: Oracle Diagnostics Pack機能のみがサーバーで有効化されています。

  • NONE: Oracle Diagnostics PackおよびOracle Tuning Pack機能がデータベース・サーバーで無効化されています。

Oracle Diagnostics Pack機能にアクセスするには、Enterprise Managerコンソール、デスクトップ・ウィジェット、コマンドラインAPIを使用するか、基礎となるデータに直接アクセスします。これには、Oracle Diagnostics Packのライセンスが必要です。

ライセンス供与されているリンク:

Enterprise Manager内のどのリンクがOracle Diagnostics Packの一部であるかを判断するには、Enterprise Managerホーム・ページの右上にある「設定」リンクをクリックします。

  • 「設定」リンクをクリックした場合、ナビゲーション・バーには「Management Packのアクセス権」リンクが含まれます。このリンクをクリックします。

  • すると「Management Packのアクセス権」ページが表示され、ここですべてのManagement Packに対しアクセス権を付与および削除できます。

    • Enterprise Manager Database Controlの場合、Diagnostics Packの「アクセス権の削除」ラジオ・ボタンをクリックし、「適用」をクリックします。

    • Enterprise Manager Cloud Control,の場合、Diagnostics Packの適切なチェック・ボックスをクリックし、「適用」をクリックします。

これによって、Enterprise Manager内のOracle Diagnostics Packに関連付けられたすべてのリンクおよびタブが無効になります。無効化されたリンクおよびタブはすべてOracle Diagnostics Packの一部であるため、パック・ライセンスが必要です。

ライセンス供与されているコマンドラインAPI:

Oracle Diagnostics Packの機能は、データベース・サーバーAPIおよびコマンドライン・インタフェースでもアクセスできます。

  • DBMS_ADDMDBMS_PERFDBMS_UMFおよびDBMS_WORKLOAD_REPOSITORYパッケージは、このパックのライセンスが必要です。

  • advisor_nameパラメータの値としてADDMを指定した場合、またはtask_nameパラメータの値にADDM接頭辞で始まる値を指定した場合、DBMS_ADVISORパッケージはこのパックの一部です。

  • DBMS_WORKLOAD_REPLAY.COMPARE_PERIOD_REPORT関数は、このパックのライセンスが必要です。

  • V$ACTIVE_SESSION_HISTORY動的パフォーマンス・ビューおよびその基礎となる表X$ASHは、このパックのライセンスが必要です。

  • DBA_STREAMS_TP_PATH_BOTTLENECKビューは、このパックのライセンスが必要です。

  • DBA_ADDM_で始まるすべてのビューは、このパックのライセンスが必要です。

  • DBA_STREAMS_TP_COMPONENT_STATの一部のデータは、Oracle Diagnostics Packのライセンスが必要です。DBA_STREAMS_TP_COMPONENT_STATに対する問合せの次のフィルタ句により、Diagnostics Packに依存するデータが表示されます。

    where STATISTIC_UNIT = 'PERCENT'

    たとえば、次の問合せにより、Diagnostics Packに依存するデータのみが表示されます。

    SELECT * FROM DBA_STREAMS_TP_COMPONENT_STAT
      where STATISTIC_UNIT = 'PERCENT';
    
  • 接頭辞DBA_HIST_で始まるすべてのデータ・ディクショナリ・ビューと、これらの基礎となる表はこのパックの一部です。例外は、DBA_HIST_SNAPSHOT, DBA_HIST_DATABASE_INSTANCE, DBA_HIST_SNAP_ERROR, DBA_HIST_SEG_STAT, DBA_HIST_SEG_STAT_OBJ,およびDBA_HIST_UNDOSTATの各ビューのみです。これらは、Oracle Diagnostics Packのライセンスがなくても使用できます。

  • DBA_ADVISOR_接頭辞を持つすべてのデータ・ディクショナリ・ビューは、これらのビューに対する問合せで、ADVISOR_NAME列内にADDMの値を持つ行、またはTASK_NAME列内にADDM*の値を持つ行またはそれに対応するTASK_IDの行が戻された場合、このパックの一部になります。

  • Oracleホーム・ディレクトリの/rdbms/admin/ディレクトリにあるawrrpt.sqlawrrpti.sqlawrgrpt.sqlawrgrpti.sqlawrgdrpt.sqlawrgdrpi.sqladdmrpt.sqladdmrpti.sqlashrpt.sqlashrpti.sqlawrddrpt.sqlawrddrpi.sqlawrsqrpi.sqlawrsqrpt.sqlawrextr.sqlawrload.sqlawrinfo.sqlspawrio.sqlおよびspawrrac.sqlのレポートは、このパックのライセンスが必要です。

ライセンス供与されているリポジトリ・ビュー – モニタリング・ビュー:

次のモニタリング・ビューがOracle Diagnostics Packでライセンス供与されます。

  • MGMT$ALERT_ANNOTATIONS

  • MGMT$ALERT_CURRENT

  • MGMT$ALERT_HISTORY

  • MGMT$ALERT_NOTIF_LOG

  • MGMT$AVAILABILITY_CURRENT

  • MGMT$AVAILABILITY_HISTORY

  • MGMT$BLACKOUT_HISTORY

  • MGMT$BLACKOUTS

  • MGMT$METRIC_COLLECTIONS

  • MGMT$ALERT_CURRENT

  • MGMT$METRIC_DAILY

  • MGMT$METRIC_DETAILS

  • MGMT$METRIC_HOURLY

  • MGMT$TARGET_METRIC_COLLECTIONS

  • MGMT$TARGET_METRIC_SETTINGS

ライセンス供与されているリポジトリ・ビュー – テンプレート・ビュー:

次のテンプレート・ビューがOracle Diagnostics Packでライセンス供与されます。

  • MGMT$TEMPLATES

  • MGMT$TEMPLATE_METRIC_COLLECTION

  • MGMT$TEMPLATE_METRIC_SETTINGS

  • MGMT$TEMPLATE_POLICY_SETTINGS

追加のライセンス情報:

Oracle Tuning Pack

追加費用パック: EEEE-ES

付属パック: BaseDB EEBaseDB EE-HPBaseDB EE-EPExaCS/CC

機能:

Oracle Tuning Packに含まれる機能は、次のとおりです。

  • SQLアクセス・アドバイザ

  • SQLチューニング・アドバイザ

  • Oracle Database In-Memoryアドバイザ

  • 自動SQLチューニング

  • SQLプロファイル

  • リアルタイムSQLおよびPL/SQLの監視

  • リアルタイム・データベース操作の監視

  • オブジェクトの再編成

新しい初期化パラメータCONTROL_MANAGEMENT_PACK_ACCESSが導入され、データベース・サーバーでのOracle Diagnostics PackおよびOracle Tuning Packへのアクセスが制御されます。このパラメータは、次の3つの値のうちのいずれかに設定できます。

  • DIAGNOSTIC+TUNING: Oracle Diagnostics PackおよびOracle Tuning Pack機能がデータベース・サーバーで有効化されています。

  • DIAGNOSTIC: Oracle Diagnostics Pack機能のみがサーバーで有効化されています。

  • NONE: Oracle Diagnostics PackおよびOracle Tuning Pack機能がデータベース・サーバーで無効化されています。

Oracle Tuning Pack機能にアクセスするには、Enterprise Managerコンソール、デスクトップ・ウィジェット、コマンドラインAPIを使用するか、基礎となるデータに直接アクセスします。これには、Oracle Tuning Packのライセンスが必要です。

前提条件:

Oracle Tuning PackにはOracle Diagnostics Packが必要です。

ライセンス供与されているリンク:

Enterprise Manager内のどのリンクがOracle Tuning Packの一部であるかを判断するには、Enterprise Managerホーム・ページの右上にある「設定」リンクをクリックします。

  • 「設定」リンクをクリックした場合、ナビゲーション・バーには「Management Packのアクセス権」リンクが含まれます。このリンクをクリックします。

  • 「Management Packのアクセス権」ページが表示され、ここですべてのManagement Packに対しアクセス権を付与および削除できます。

    • Enterprise Manager Database Controlの場合、Tuning Packの「アクセス権の削除」ラジオ・ボタンをクリックし、「適用」をクリックします。

    • Enterprise Manager Cloud Control,の場合、Tuning Packの適切なチェック・ボックスをクリックし、「適用」をクリックします。

これによって、Enterprise Manager内のOracle Tuning Packに関連付けられたすべてのリンクおよびタブが無効になります。無効化されたリンクおよびタブはすべてOracle Tuning Packの一部であるため、パック・ライセンスが必要です。

ライセンス供与されているコマンドラインAPI:

Oracle Tuning Packの機能は、データベース・サーバーAPIおよびコマンドライン・インタフェースでもアクセスできます。

  • DBMS_ADVISOR(advisor_nameパラメータの値が「SQL Tuning Advisor」または「SQL Access Advisor」である場合)

  • DBMS_AUTO_SQLTUNE

  • DBMS_PERF

  • DBMS_SQL_MONITOR

  • DBMS_SQLTUNE (ノートを参照)

  • V$SQL_MONITOR

  • V$SQL_PLAN_MONITOR

  • Oracleホーム・ディレクトリの/rdbms/admin/ディレクトリにあるsqltrpt.sqlのレポートはこのパックの一部です。

ノート: オンプレミスのOracle Database Enterprise Editionのライセンスを供与されている場合、Oracle Tuning PackのライセンスがなくてもDBMS_SQLTUNEパッケージ内の一部のサブプログラムを使用できます。詳細は、表1-6のSQLチューニング・セットに関する項を参照してください。

1.6 機能、オプションおよびManagement Packの使用状況の確認

データベースの機能の使用状況、Oracle Databaseオプションの使用状況、Oracle Management Packの使用状況を確認できる、options_packs_usage_statistics.sqlスクリプトが用意されています。このスクリプトでは、次の2つの項が表示されます。

  • Oracle DatabaseオプションおよびOracle Management Packの使用状況

  • 各オプションおよびManagement Packで使用される機能

このスクリプトは、次のようにしてMy Oracle Supportから取得できます。

  1. Webブラウザを使用して、次のMy Oracle SupportのWebサイトを表示します。

    https://support.oracle.com

  2. My Oracle Supportにログインします。

    My Oracle Supportにユーザー登録していない場合は、「登録」をクリックし、登録の指示に従います。

  3. ドキュメントID 1317265.1を検索するか、次のURLからドキュメントに直接アクセスします。

    https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=1317265.1

各データベースでスクリプトを手動で実行することも、Oracle Enterprise Managerジョブ・システムを使用して、複数のデータベースで自動的にスクリプトを実行することも可能です。Oracle Enterprise Managerジョブ・システムの詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイドを参照してください。

ノート:

このスクリプトで取得される情報は、お客様の組織で使用されていると識別された、ライセンス供与可能なOracle DatabaseオプションおよびOracleManagement Packの概要を示すものです。情報として使用することを目的としたものであり、ライセンス資格または要件を表すものではありません。お客様のライセンス要件の詳細は、http://www.oracle.com/us/corporate/license-management-services/index.htmlのLicense Management Servicesの担当者に問い合せてください。

1.7 特別なライセンス権限

表1-16 特別なライセンス権限

機能/オプション ライセンス情報

Data Guard遠隔同期

遠隔同期インスタンスは、Oracle Databaseがインストールおよび使用されているサーバーとは異なるサーバーでインストールおよび使用できます。遠隔同期インスタンスを実行しているサーバー用に別途ライセンスを取得する必要はありません。

エンタープライズ・ユーザー・セキュリティ

Oracle Database Enterprise Editionでエンタープライズ・ユーザー・セキュリティを使用する場合、KerberosおよびPKIベース認証のOracle Advanced Securityオプションに対するライセンスは必要なくなりました。対応するOracle Identity Management Directory Services Plusのライセンス供与は必要ありません。2004年4月5日以前に購入したOracle Advanced Securityライセンスでは、エンタープライズ・ユーザー・セキュリティをサポートするOracle Directory Services PlusのOracle Internet Directory (OID)コンポーネントの制限付きライセンスが含まれています。

グローバル・データ・サービス

GSMリスナーは、Oracle Databaseがインストールおよび使用されているサーバーとは異なるサーバーでインストールおよび使用できます。GSMリスナーを実行しているサーバー用に別途ライセンスを取得する必要はありません。

インフラストラクチャ・リポジトリ・データベース

ライセンスを追加購入しなくても、独立した単一のインスタンスのOracle Databaseをインストールし、RMAN、Oracle Enterprise Manager Cloud Control、自動ワークロード・リポジトリ(AWR)ウェアハウス、グローバル・データ・サービス・カタログ、シャーディング・カタログおよびグリッド・インフラストラクチャ管理リポジトリのインフラストラクチャ・リポジトリとして使用できます。ただし、すべてのターゲットについて適切なライセンスを購入している場合に限られます。このデータベースは、他の用途で使用することもデプロイすることもできません。

RMAN、Oracle Enterprise Manager Cloud Control、AWRウェアハウス、グローバル・データ・サービス・カタログおよびシャーディング・カタログのインフラストラクチャ・リポジトリは、単一のデータベースで共有するか、または独立したデータベースにデプロイできます。インフラストラクチャ・リポジトリ・データベースにはEnterprise Editionを使用する必要があります。

Oracle RACがインフラストラクチャ・データベースに使用されている場合、すべてのサービスについてOracle RACライセンス、および最初以外のすべてのサーバーについてEnterprise Editionライセンスが必要です。

Data GuardがRMAN、Oracle Enterprise Manager Cloud Control、AWRウェアハウス、グローバル・データ・サービスおよびグリッド・インフラストラクチャ管理リポジトリのインフラストラクチャ・データベースに使用されている場合、スタンバイ・サーバーにEnterprise Editionライセンスが必要です。シャーディング・カタログのインフラストラクチャ・データベースは、2つ目のEnterprise EditionライセンスがなくてもData Guardを使用して保護できます。

Oracle ASMクラスタ・ファイル・システム(Oracle ACFS)

Oracle Database以外のファイルで使用する場合、すべてのOracle ACFS機能は無償です。

Oracle Databaseファイルで使用する場合、次の例外以外のOracle ACFS機能は無償です。

  • ACFS監査 - 利用不可(Oracle Audit Vaultを使用してください*)

  • ACFS圧縮 - 利用不可(Oracle Advanced Compression*を使用してください)

  • ACFS暗号化 - 利用不可(Oracle Advanced Securityオプションの一部であるOracle Transparent Data Encryption (TDE)を使用してください*)

  • ACFSセキュリティ - 利用不可(Oracle Database Vaultを使用してください*)

* これらの製品やコンポーネントに対する適切なフル・ライセンスが必要です。

Oracle ACFSが稼働しているサーバー上で、Oracleサポート契約の対象であるOracle製品(Oracle LinuxやOracle Solarisなど)も稼働している場合、Oracle ACFS専用のサポート・サービスを提供します。

Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)

Oracle ASMは、無償で、すべてのOracleデータベースおよびOracle ACFSファイル・システムとともに使用できます。

Oracle Clusterware

Oracle Clusterwareでは、クラスタ・メンバーシップと高可用性の監視およびフェイルオーバーを提供します。Oracle Clusterwareは、アプリケーションを保護する(障害発生時のアプリケーションの再起動またはフェイルオーバー)用途において無償で使用することができます。サーバーで有効なOracleサポート契約に基づいてOracle製品が実行されている場合のみ、Clusterwareに対するサポートが提供されます。そのような製品の例には、Oracle Linux、Oracle Solaris、Oracle Database、Oracle Fusion Middlewareがありますが、これらに限定されません。

Oracle Connection Manager

Oracle Connection Managerは、Oracle Databaseがインストールおよび使用されているマシンと異なるマシン上にインストールし、使用できます。Oracle Connection Managerを実行しているマシン用に別途ライセンスを取得する必要はありません。

Oracle Data Guard Broker

Oracle Data Guardのプライマリ・システムおよびスタンバイ・システムとは別のコンピュータ・システムに、ブローカ・コマンドライン・インタフェースDGMGRLをインストールしてオブザーバ・ソフトウェアを実行できます。オブザーバをホストするサーバー用に別途ライセンスを取得する必要はありません。

Oracle Database Backup Cloud Service

Oracle Database Backup Cloud Serviceでは、Oracle Advanced SecurityオプションまたはOracle Advanced Compressionオプションの2つの機能を、追加費用なしで使用できます。

  • RMANバックアップの暗号化

  • すべてのRMANバックアップ圧縮のアルゴリズム

Oracle Advanced SecurityオプションまたはOracle Advanced Compressionオプションの追加機能を使用するには、それらのオプションのライセンスを別途購入する必要があります。また、直接ディスクにRMAN暗号化バックアップを実行する場合も、Oracle Advanced Securityオプションのライセンスが別途必要です。

Oracle Database Gateway for ODBC

Oracle Database Gateway for ODBCは、Oracle Databaseがインストールおよび使用されているマシンと異なるマシン上にインストールし、使用できます。Oracle Gateway for ODBCを実行しているマシン用に別途ライセンスを取得する必要はありません。

Oracle Database Provider for DRDA

Oracle Database Provider for DRDAは、Oracle Databaseがインストールおよび使用されているマシンと異なるマシン上にインストールし、使用できます。Oracle Database Provider for DRDAを実行しているマシン用に別途ライセンスを取得する必要はありません。

Oracle Database Vault

Oracle Database Vaultを構成し、有効化すると、Oracle Database VaultによってOracle Label Securityが構成され有効化されます。Oracle Label Securityの使用はOracle Database Vaultソフトウェアによる使用に限定されます。Oracle Label Securityポリシーを作成する場合は、Oracle Label Securityの完全使用ライセンスが必要になります。

Oracle Real Application Clusters (RAC)およびReal Application Clusters One Node

次のライセンス情報は、Oracle Database Standard Edition 2とともに、クラスタ・サーバー環境でOracle Real Application ClustersまたはReal Application Clusters One Nodeを使用する際に適用されます。

  • Oracle Clusterwareを使用する必要があります。サード・パーティのクラスタウェア管理ソリューションはサポートされません。

  • Oracleデータベースのすべてのファイル・タイプの作成および管理に、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)またはOracle ASMクラスタ・ファイル・システム(Oracle ACFS)を使用する必要があります。ロー・ボリュームやロー・パーティション、サード・パーティのクラスタ・ファイルシステムは、Oracle Database Standard Edition 2およびOracle RACまたはRAC One Nodeを使用したOracleデータベース・ファイルの格納に対応していません。データベース関連ファイル・タイプの一覧は、Oracle Automatic Storage Management管理者ガイドを参照してください。

  • すべての非データベース・ファイルの格納には、Oracle ACFSまたはローカルのOSファイルシステムを使用する必要があります。Oracleによって複製された非データベース関連ファイルは、次の例外を除いて、それ以外の領域に格納することはできません。

    • スタンバイ・データベースのメンテナンス・スクリプトを手動で記述する場合は、アーカイブ・ログの2つ目のコピーをOracle ASM以外のLOG_ARCHIVE_DEST_nパラメータによって指定されたローカル・ファイルシステム上にのみ作成できます。

    • ファイルのRMANバックアップは、ローカルまたはネットワークにマウントされたファイル・システム上に置くことができます。

  • OCFS、OCFS2、サード・パーティのクラスタウェア、サード・パーティのクラスタ・ボリューム・マネージャ、サード・パーティのクラスタ・ファイルシステムなど、その他のクラスタ・ソフトウェアはシステムにインストールできません。

Oracle Real Application Testing

Oracle Real Application Testingのフル機能は、Oracle Database 11gリリース1以上でのみ利用可能です。ただし、Oracle9i Databaseリリース2またはOracle Database 10gからのアップグレードを希望しているお客様は、Oracle Real Application Testingの一部の機能を利用できます。

Oracle9i Databaseリリース2で利用可能な機能は次のとおりです。

  • データベース・リプレイ: ワークロードの取得機能のみがサポートされます。取得されたワークロードの再実行は、Oracle Database 11gでのみ可能です。この機能は、Oracle9i Databaseリリース2からOracle Database 11g以上へのアップグレードに役立てるためだけに使用できます。

Oracle Database 10gリリース2で利用可能な機能は次のとおりです。

  • データベース・リプレイ: ワークロードの取得機能のみがサポートされます。取得されたワークロードの再実行は、Oracle Database 11gでのみ可能です。この機能は、Oracle Database 10gリリース2からOracle Database 11gへのアップグレードに役立てるためだけに使用できます。

  • SQLパフォーマンス・アナライザ: リモートSQLのテスト実行、およびSQLチューニング・セットへのSQLの取得機能のみがサポートされます。これらの機能は、Oracle9i Databaseリリース2およびOracle Database 10gリリース1からOracle Database 10gリリース2以上へのアップグレードに役立てるためだけに使用できます。以前のリリース(Oracle 9i DatabaseまたはOracle Database 10gリリース1)からOracle Database 10gリリース2へアップグレードする際には、ターゲット・データベース(Oracle Database 10gリリース2)上でSQLをリモート実行するためにOracle Database 11gが必要です。Oracle Real Application Testingのライセンス取得は、Oracle Database 10gリリース2とOracle Database 11gの両方のシステムについて必要です。

Oracle Secure Backup

Oracle Secure Backup Cloud Module

Oracle Database Enterprise Editionのバックアップの場合、Oracle Secure Backupには次の使用制限付きライセンスが含まれます。

  • テープまたはAmazon S3へのRMANバックアップの暗号化

  • LOW、MEDIUM、BASICまたはHIGHアルゴリズムを活用したRMANバックアップ圧縮

Oracle Secure Backupの特殊な使用方法のライセンスは、Oracle Advanced SecurityオプションのコンポーネントであるRMANバックアップの暗号化と、Oracle Advanced CompressionオプションのコンポーネントであるRMANバックアップ圧縮レベルに適用されます。Oracle Advanced SecurityオプションまたはOracle Advanced Compressionオプションの追加機能を使用するには、それらのオプションのライセンスを別途購入する必要があります。また、Oracle Secure Backupがメディア・マネージャであるかどうかにかかわらず、直接ディスクにRMAN暗号化バックアップを実行する場合も、Oracle Advanced Securityオプションのライセンスが必要です。

ZDLRA上のOracle Secure Backup Cloud Module

Oracle Zero Data Loss Recovery Appliance (ZDLRA)では、Oracle Secure Backup Cloud Moduleを無料で使用できます。ただし、その使用は、ZDLRAと同じキャンパス上にあるS3互換ストレージ・デバイスへのデータのバックアップおよび同デバイスからのリストアに限定されます。

この特殊用途のライセンスの場合、そのようなデータを非Oracle Public Cloud環境との間で移動することは、直接またはゲートウェイ・デバイスを経由する方法のいずれの方法であっても許可されません。

そのようなデータをZDLRAを持たないOracleデータベースとの間で移動することはできますが、その場合、それらのOracleデータベース上でOracle Secure Backup Cloud Moduleのライセンスが供与されている必要があります。たとえば、ZDLRA上の無料のOracle Secure Backup Cloud Moduleを使用して、S3互換ストレージ・デバイスにデータをバックアップした場合、Oracle Secure Backup Cloud Moduleを使用してZDLRAを持たないOracleデータベースにそれらのデータをリストアすることは可能ですが、そのOracleデータベース上でOracle Secure Backup Cloud Moduleのライセンスが供与されている必要があります。

Oracle Cloud Infrastructureとの間でデータを移動する場合は、ZDLRAをライセンス不要のOCIバックアップ・クラウド・モジュールと統合できます。

Oracle Secure Backup Express

Oracle Secure Backup ExpressはOracle Databaseにバンドルされています。Oracle Secure Backup Expressに関するサポートは、オラクルの社員やコミュニティの専門家によってモニターされる無料のOracle Discussion Forumを通じてのみ提供されます。

Oracle Secure Backup Expressでは、Oracleデータベースおよびテープ保護を必要とするOracleホーム・ファイルおよびその他のファイル・システム・データをバックアップできます。

詳細は、Oracle Secure Backupライセンス情報を参照してください。

Oracle Spatial and Graph

次のOracle Spatial and GraphコンポーネントはOracle Databaseがインストールおよび使用されているサーバーとは異なるサーバーで、別途ライセンスを取得しなくてもインストールして使用できます。

  • 空間ジオコーダ

  • 空間ルーティング・エンジン

  • 空間Webサービス

  • プロパティ・グラフ・クライアント

  • インメモリー・アナリスト(PGX)

  • 空間視覚化コンポーネント

  • Spatial Studio

詳細はOracle Spatial and Graph開発者ガイドおよびOracle Spatial and Graphプロパティ・グラフ開発者ガイドを参照してください。

Oracle Wallet

Oracle WalletはPKCS#12コンテナで、認証および暗号化鍵を格納するのに使用されます。Oracleデータベースのセキュアな外部パスワード・ストア機能により、Oracleデータベースに対するパスワード・ベースの認証用にOracle Walletにパスワードが格納されます。Oracle Walletは、Oracle Databaseに対するPKI認証用の資格証明、ネットワーク暗号化の構成(SSL/TLS)およびOracle Advanced Security透過的データ暗号化(TDE)マスター暗号化鍵を格納するのにも使用できます。ネットワーク暗号化(ネイティブ・ネットワークの暗号化、ネットワーク・データの整合性およびSSL/TLS)と厳密認証サービス(Kerberos、PKIおよびRADIUS)は、Oracle Advanced Securityの一部ではなくなり、Oracle Databaseのすべてのサポート対象リリースのライセンス供与されているすべてのエディションに含まれるようになりました。

シャード・ディレクタ

シャード・ディレクタは、Oracle Databaseがインストールおよび使用されているサーバーとは異なるサーバーでインストールおよび使用できます。シャード・ディレクタを実行しているサーバー用に別途ライセンスを取得する必要はありません。

XStream

XStreamは、クライアント・アプリケーションによるOracleデータベースからのリアルタイムのデータ変更の受信(XStream Out APIを使用)およびOracleデータベースへのリアルタイムのデータ変更の送信(XStream In APIを使用)を可能にするApplication Program Interface (API)を提供します。これらのデータ変更は、Oracleデータベースと他のシステム(ファイルシステムやOracle以外のデータベースなど)で共有可能です。XStreamは、Oracle GoldenGate製品を介してライセンス供与されます。この製品のライセンスの購入が、XStream APIを使用するには必要です。詳細は、Oracle担当営業にお問い合せください。

1.8 使用制限付きライセンス

表1-17 使用制限付きライセンス

機能/オプション ライセンス情報

Oracle Advanced Compression

Oracle Advanced Security

Oracle Advanced CompressionおよびOracle Advanced Securityの使用制限付きライセンスは、次の移行のいずれかの実行時に付与されます。

  • Oracle Zero Downtime Migration

  • Oracle Cloud Infrastructure Database Migration (DMS)

これらの使用制限付きライセンスは、移行の実行中のみ有効になり、移行操作の目的に対してのみ適用されます。Oracle Advanced CompressionおよびOracle Advanced Securityの他のすべての使用には、ライセンスが必要です。

Oracle Advanced Security

2004年4月5日以前に購入したOracle Advanced Securityライセンスでは、エンタープライズ・ユーザー・セキュリティをサポートするOracle Directory Services PlusのOracle Internet Directory (OID)コンポーネントの制限付きライセンスが含まれています。

Oracle Advanced Securityには、次のOracle Enterprise Manager機能の使用制限付きライセンスが含まれています。

  • アプリケーション・データ・モデル(旧称: データ検出およびモデリング)

  • 機密列タイプおよび機密データ検出

  • Application Accelerator

Oracle Advanced Security以外の目的で前述のOracle Enterprise Manager機能の使用を希望する場合は、Oracle Data Masking and Subsetting Packの完全使用ライセンスの購入が必要です。

Oracle Application Server Containers for J2EE

Oracle Application Server Containers for J2EE (OC4J)の使用制限付きライセンスが、(Oracle Database Express Editionを除く)すべてのエディションに含まれています。この組込みバージョンは、Oracle Enterprise Manager (DatabaseおよびCloud Control)、Advanced Queuing Servlet、Ultra SearchおよびApplication Expressをサポートする目的でのみ提供されており、他の目的で使用することもデプロイすることもできません。

Oracle Applications Unlimited

Oracle Applications UnlimitedアプリケーションのOracle Cloudデプロイメントをサポートする目的でOracle Base Database Service Enterprise Edition (BaseDB EE)インスタンスを使用する場合は、Oracle On-Line Analytical Processing (OLAP)およびOracle Partitioningオプションの使用制限付きライセンスが含まれます。これらのオプションはOracle Applications Unlimitedをサポートする目的でのみ使用でき、他の用途での使用またはデプロイは許可されません。

Oracle Big Data SQL

Oracle Big Data SQLには、HDFS、Kafka、NoSQLストアなどのデータ・ソースの問合せに使用する問合せサーバーが含まれています。Oracle Big Data SQLには、問合せサーバーが維持するメタデータ(外部表およびビュー)を保存するOracle Databaseの制限付き使用ライセンスが含まれています。このOracle Databaseに他のオブジェクトを作成することはできません。

Oracle Database Mobile Server

Oracle Database Mobile Serverは、集中管理コンソールからのモバイルまたは埋込みデバイス・ネットワーク制御用の強力なツールです。Oracleエンタープライズ・バックエンドに対するモバイルまたは埋込みデバイス上でローカルで実行されるアプリケーションにセキュアでスケーブルな接続方法を提供します。同期システムは、堅牢でフォルト・トレラントです。信頼性が低く、断続的に使用可能なネットワーク上でも同期できます。Oracle Database Mobile Serverでは、アプリケーション、ユーザーおよびデバイスを管理することも可能です。Oracle WebLogic、Oracle GlassfishおよびApache TomEEなど、各種アプリケーション・サーバー・プラットフォーム上で実行できます。

クライアント・デバイス側で、データ・ストアとしてOracle Berkeley DBと連携するよう設計されており、モバイルや埋込みデバイス上で、効率的かつ信頼性が高く、セキュアなデータ管理をローカルで実行できます。また、広く普及しているオープン・ソース・データ・ストアであるSQLiteとも互換性があります。Database Mobile Serverdは、Oracle Java、Linux、Windows (ラップトップ用やMobile/CE版)およびAndroidなど、多くの一般的なデバイス・プラットフォームをサポートしています。

Oracle Database Vault

Oracle Database Vaultには、次のOracle Enterprise Management機能の使用制限付きライセンスが含まれています。

  • アプリケーション・データ・モデリング(旧称: データ検出およびモデリング)

  • Oracle E-Business Suiteの選択バージョン用のアプリケーション・データ・モデリング・アクセラレータ

  • Oracle Fusion Applicationsの選択バージョン用のアプリケーション・データ・モデリング・アクセラレータ

Oracle HTTP Server

Oracle HTTP Serverの使用制限付きライセンスは、HTTP Serverがデータベースと同じサーバー上で実行されている場合、(Oracle Database Express Editionを除く)すべてのエディションに含まれています。異なるサーバー上でOracle HTTP Serverを実行する場合は、Oracle DatabaseまたはOracle Application Serverのライセンスを通じて、そのサーバーにHTTP Serverの使用ライセンスが供与される必要があります。

Oracle Internet Directory

Oracle Unified Directory

Oracle Identity Management Directory Services PlusコンポーネントのOracle Internet Directory(OID)/Oracle Unified Directory (OUD)の使用制限付きライセンスが(Oracle Database Express Editionを除く)すべてのエディションに含まれていますが、これはユーザーがOracle Net Servicesの構成にディレクトリ・ネーミング機能を使用する場合に制限されています。OID/OUDは、他の用途で使用することもデプロイすることもできません。

Oracle Label Security

Oracle Label Securityには、次のOracle Enterprise Manager機能の使用制限付きライセンスが含まれています。

  • アプリケーション・データ・モデル(旧称: データ検出およびモデリング)

  • 機密列タイプおよび機密データ検出

  • Application Accelerator

Oracle Label Security以外の目的で前述のOracle Enterprise Manager機能の使用を希望する場合は、Oracle Data Masking and Subsetting Packの完全使用ライセンスの購入が必要です。

Oracle Multitenant

すべてのOracle Database製品に使用制限付きライセンスが含まれているため、Oracle Multitenantオプションのライセンスがなくてもコンテナ・データベース・アーキテクチャをシングルテナント・モードで使用できます。シングルテナント・モードは1つのユーザー作成プラガブル・データベース(およびオプションで1つのユーザー作成アプリケーション・ルートと1つのユーザー作成プロキシ・プラガブル・データベース)として定義されます。

Oracle Programmer

Oracle Programmerは、Oracle Databaseのすべてのエディションのプログラムで使用するインタフェースをアプリケーション・プログラマに提供します。ただし、Oracle Programmerを使用するには、Oracle Programmerライセンスを別途購入する必要があります。

Oracle Programmerに含まれる製品は、次のとおりです。

  • SQL形式の埋込みインタフェース: Pro*C/C++、Pro*COBOL、Pro*Fortran、SQL*Module for Ada、SQLJ

  • データベース・スキーマからホスト言語バインドを生成するユーティリティ: Object Type TranslatorおよびJPub

Oracle Real Application Testing

Load Testing Accelerator for Oracle Database、Oracle Load TestingおよびOracle Load Testing Controllerの使用制限付きライセンスは、Oracle Databaseのテスティング用としてOracle Real Application Testingに含まれており、アプリケーションのテスティングには使用できません。

Oracle Secure Backup Express

Oracle Secure Backup Expressは、単一サーバーのOracle Database環境に対するデータ保護を実現する中央集中型のテープ・バックアップ管理ソリューションです。Oracle Secure Backup Expressの使用制限付きライセンスはすべてのOracle Databaseエディションに含まれています。Oracle Secure Backup Expressは、直接接続テープ・ドライブが1つである単一ホストに制限されており、高度な機能の使用に関していくらかの制約があります。詳細は、Oracle Secure Backupライセンス情報を参照してください。

Oracle Sharding

Oracle Shardingには、Global Data Servicesの使用制限付きライセンスが含まれます。

Global Data ServicesをOracle Sharding以外の目的で使用する場合は、Oracle Active Data Guardオプションのライセンスが必要です。

Oracle Spatial and Graph

Oracle Partitioningの制限付き使用は、次の空間、プロパティ・グラフおよびRDFグラフ・テクノロジ(RDF/OWL)機能をサポートする目的でのみ、すべての製品において無償で許可されています: 空間トポロジ、プロパティ・グラフ・スキーマおよびRDFセマンティック・グラフ。他のあらゆるOracle Partitioningの使用には、Oracle Partitioningオプションのライセンスが必要です(使用可能な場合)。

Real Application Security

Real Application Security (RAS)の制限付き使用は、Oracle Database Standard Edition 2 (SE2)およびOracle Base Database Service Standard Edition (BaseDB SE)において、DBMS_NETWORK_ACL_ADMINパッケージのサブプログラムの使用を目的とする場合のみ無償で許可されます。

Recovery Manager (RMAN)

Oracle Partitioningの制限付き使用は、RMANリカバリ・カタログをサポートする目的でのみ、すべての製品において無償で許可されています。他のあらゆるOracle Partitioningの使用には、Oracle Partitioningオプションのライセンスが必要です(使用可能な場合)。

統合監査

Oracle Partitioningの制限付き使用は、統合監査証跡を格納する目的でのみ、すべての製品において無償で許可されています。他のあらゆるOracle Partitioningの使用には、Oracle Partitioningオプションのライセンスが必要です(使用可能な場合)。