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Oracle® Database Clientインストレーション・ガイド
18c for Microsoft Windows
E99101-02
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Oracle Database ClientをインストールするためのOracle Universal Installerの実行

Oracle Database Clientのインストールには、この項の手順を確認します。

Oracle Universal Installerを使用してOracle Database Clientソフトウェアをインストールします。
Oracle Database Clientをインストールするには、次の手順を実行します。
  1. 管理者ユーザーとしてWindowsにログインします。プライマリ・ドメイン・コントローラ(PDC)またはバックアップ・ドメイン・コントローラ(BDC)にインストールする場合は、ドメイン管理者グループのメンバーとしてログオンします。
  2. Oracle Database Clientのインストール・メディアの場所に移動し、管理者権限でコマンド・プロンプトを開き、setup.exeコマンドを実行します。同じインストール・メディアを使用して、サポートされているすべてのWindowsプラットフォームにOracle Databaseをインストールします。
  3. 「インストール・タイプの選択」画面で、目的のインストール・タイプ(「InstantClient」、「管理者」、「ランタイム」または「カスタム」)を選択し、「次へ」をクリックします。
  4. インストール時に、「Oracleホーム・ユーザーの指定」画面でOracle Databaseホームに関連付けるOracleホーム・ユーザーを指定できます。Oracleホーム・ユーザーは、Oracle Databaseソフトウェアで実行されるすべてのWindowsサービスを所有します。既存のWindowsユーザーを指定することも、インストーラでユーザーを作成することもできます。適切なアクセス制御リスト(ACL)を持つOracleホーム・ユーザーといくつかのデータベース・サービスは、インストール中に構成されます。インストール時にOracleホーム・ユーザーを指定しない場合は、Windows組込みアカウントを使用しますを選択します。これにより、Oracleホームに対するサービスがLocalServiceユーザーまたはLocalSystemユーザーとして実行されます。「InstantClient」をインストール・タイプとして選択した場合、Oracle Homeユーザーは使用できません。
  5. 「インストール場所の指定」画面で、次の詳細を入力します。

    Oracleベース: このパスはデフォルトで表示されます。このパスは要件に応じて変更できます。

    「InstantClient」をインストール・タイプとして選択した場合、「Oracleベース」セクションは表示されません。

    「ソフトウェアの場所」 セクションで、デフォルト値をそのまま使用するか、Oracleコンポーネントのインストール先であるOracleホーム・ディレクトリ・パスを入力します。ディレクトリ・パスにはスペースを入れないでください。「次へ」をクリックします。

  6. 「カスタム」をインストール・タイプとして選択した場合は、「使用可能な製品コンポーネント」画面が表示されます。インストールする製品を選択し、「次へ」をクリックします。

    注意:

    Oracle Connection Manager、Oracle Net Listener、Oracle Scheduler AgentおよびOracle Services for Microsoft Transaction Serverを「カスタム」インストール・オプションを使用してインストールできます。
  7. インストールするコンポーネントの一部としてOracle Scheduler Agentを選択した場合は、「Oracle Database Scheduler Agent」画面が表示されます。Scheduler Agentホスト名とScheduler Agentのポート番号を入力します。「次へ」をクリックします。
  8. 「前提条件チェックの実行」画面では、ご使用のコンピュータが、目的の製品をインストールするための最低システム要件を満たしているかどうかを確認します。「次へ」をクリックします。

    注意:

    「すべて無視」オプションを選択する場合は注意が必要です。このオプションを選択すると、システムでOracle Databaseが正常にインストールできることを、Oracle Universal Installerによって確認されない場合があります。
  9. 「サマリー」画面に表示された情報を確認して、「インストール」をクリックします。

    注意:

    「レスポンス・ファイルの保存」をクリックすることで、すべてのインストール手順をレスポンス・ファイルに保存できます。このファイルは、後でサイレント・インストールに使用できます。
  10. 「製品のインストール」画面に、クライアント・インストールの進捗状況が表示されます。Oracle Database Clientがインストールされたら、「OK」をクリックします。
  11. 「カスタム」インストールを実行する場合、コンポーネントのリストからOracle Net Listenerを選択します。
  12. 「終了」画面で、「閉じる」をクリックしてOracle Universal Installerを終了します。