Windowsシステム上での無効なオブジェクトの再コンパイル

データベースのインストール、パッチ適用またはアップグレードの後にutlrp.sqlスクリプトを実行し、無効なオブジェクトを特定して、再コンパイルします。

utlrp.sqlスクリプトは、パッケージ、プロシージャおよび型も含めて、すべての無効なオブジェクトを再コンパイルします。インストールの直後にスクリプトを実行して、ユーザーが無効なオブジェクトにアクセスしないようにしてください。
  1. 管理者ユーザーまたはOracleホーム・ユーザーとしてログインします。
  2. SQL*Plusを起動して、SYSDBAユーザーとしてログインします。
    1. 「スタート」をクリックします。
    2. 「プログラム」(または「すべてのプログラム」)を選択します。
    3. Oracle - HOME_NAME」を選択します。
    4. 「アプリケーション開発」を選択します。
    5. 「SQL*Plus」を選択します。
  3. utlrp.sqlスクリプトを実行します。Oracle_homeはOracleホームのパスです。
    SQL> @Oracle_home\rdbms\admin\utlrp.sql

utlrp.sqlスクリプトは、無効なオブジェクトの数と使用可能なCPUの数に基づいて、シリアル再コンパイルまたはパラレル再コンパイルで無効なオブジェクトを自動的に再コンパイルします。CPUは、CPUの数(cpu_count)にCPUごとのスレッドの数(parallel_threads_per_cpu)を乗じて計算されます。Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)では、すべてのOracle RACノード全体でこの数が追加されます。