Windowsのツールを次の方法で使用して、Oracle Databaseを管理できます。
親トピック: Windowsでのデータベース・ツール
イベント ビューアを使用して、システム内のイベントを監視できます。イベントとは、ユーザーに通知する必要のあるシステムまたはアプリケーション(Oracle Databaseなど)内の重要な状態変化を指します。
重要なイベントについてのメッセージは、作業中のコンピュータの画面に表示されますが、即時に対応する必要のないイベントは、Windowsによって、イベント ビューアのログ・ファイルに記録されます。この情報は、必要なときに表示できます。
次のようなOracle Databaseイベントを監視するには、イベント・ビューアを使用します。
親トピック: Windowsツールの使用方法
Microsoft管理コンソールを使用すると、ネットワークを集中して管理できます。
Microsoft管理コンソールは、管理者がネットワークの管理に使用できるアプリケーション(スナップインと呼ばれる)のホストとして機能します。データベース管理者は、Oracleスナップインを使用して次のことを実行できます。
Windowsオペレーティング・システムが認証できるように、Oracle Database管理者、オペレータ、ユーザーおよびロールを構成
OracleService
SID
を構成
コンピュータ上のすべてのOracleホームのレジストリ・パラメータを変更
コンピュータのホスト名、データベースのユーザー名およびパスワードを変更
Oracle Databaseスレッドを表示および終了
親トピック: Windowsツールの使用方法
Oracle Databaseでは、レジストリと呼ばれる構造に構成情報が格納されます。
この構成情報は、レジストリ エディタを使用して表示または変更できます。レジストリにはコンピュータの構成情報が含まれているので、経験の乏しいユーザーがレジストリにアクセスして編集することがないようにしてください。経験を積んだ管理者のみがこの情報の表示や変更を行う必要があります。
レジストリ エディタには、構成情報がWindowsのエクスプローラと同様の形式で表示されます。左側のウィンドウは、キー(またはフォルダ)から構成されるツリー型の形式です。これらのキーの1つを選択すると、そのキーに割り当てられているパラメータと値がウィンドウの右側に表示されます。
メディアから製品をインストールすると、構成パラメータが自動的にレジストリに挿入されます。これらのパラメータは、Windowsコンピュータが起動され、Oracle Database製品が起動されるたびに読み込まれます。これらのパラメータには、次の設定情報が含まれます。
Oracleホーム・ディレクトリ
言語
企業名
個々の製品のOracleホーム・サブディレクトリ
SQL*Plusなどの個々の製品
Services
親トピック: Windowsツールの使用方法
タスク マネージャはアプリケーションおよびプロセスを監視します。
タスク マネージャには次のタブがあります。
「アプリケーション」タブでは、実行するアプリケーションが表示されます。応答のないタスクを識別し、終了するときに便利です。(Oracle Databaseはサービスとして実行されるため、アプリケーションとしては表示されません。)
「プロセス」タブでは、現在実行中のプロセスとリソース使用量の詳細が表示されます。列はカスタマイズできます。
「パフォーマンス」タブでは、CPUとメモリーのリアルタイムの使用量がグラフィカルに表示されます。突然の変化を見つける場合に便利です。
「ネットワーク」タブでは、コンピュータのネットワーク接続で生じるネットワーク通信量がグラフィカルに表示されます。
親トピック: Windowsツールの使用方法
「ローカル ユーザーとグループ」を使用して、Windows上のユーザーおよびグループを管理できます。
具体的には、次の操作を実行できます。
ローカル・ユーザー・アカウントの作成および変更
ユーザー・プロファイルの作成および変更
ローカル・グループの作成、追加および削除
親トピック: Windowsツールの使用方法