『Oracle OLAP DMLリファレンス』のこのリリースにおける変更内容

この序章では、『Oracle OLAP DMLリファレンス』のこのリリースにおける変更内容について説明します。以前のリリースにおける変更の詳細は、『Oracle OLAP DMLリファレンス』を参照してください。

Oracle Database 12cリリース2 (12.2)におけるOracle OLAPの変更内容

Oracle Database 12cリリース2 (12.2)における『Oracle OLAP DMLリファレンス』の変更点を次に示します。

  • OBJファンクションに、最終更新以降に変更されたアナリティック・ワークスペースのページ数を返す、新しいキーワードCHANGEDPAGESが追加されました。

また、Active Data Guard (ADG)読取り専用アクティブ・スタンバイ・インスタンスで、読取り専用OLAPアプリケーションをサポートするようになりました。アクティブ・スタンバイ・インスタンスはリアルタイム適用を使用する必要があります。

動的な抽象データ型(ADT)を使用するCUBE_TABLEおよびOLAP_TABLEファンクションを使用した問合せを、ADGアクティブ・スタンバイ・インスタンス・アプリケーションにオフロードできるようになりました。最初のADT作成で、ADGプライマリでの作成リクエストがトリガーされます。リアルタイム適用では新規のADTをアクティブ・スタンバイ・インスタンスに伝搬し、短い遅延後に問合せを実行できるようにします。妥当な時間内にADTがスタンバイに表示されない場合、エラー状態が発生します。

Oracle Database 12cリリース2 (12.1)におけるOracle OLAPの変更内容

Oracle Database 12cリリース1 (12.1)の『Oracle OLAP DMLリファレンス』における変更内容を次に示します。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

その他の変更

このリリースでの追加変更は次のとおりです。