5 Oracle Databaseの移行
トランスポータブル表領域機能を使用して、表領域セットを別のOracle Databaseにコピーします。
- キャラクタ・セットの互換性の確認
ソース・データベースおよび宛先データベースでこれらのコマンドを実行し、互換性のあるキャラクタ・セットを見つけます。 - データベース間での表領域のトランスポート
表領域または表領域セットをデータベース間でトランスポートできます。 - タスク1: 自己完結型の表領域セットの選択
トランスポータブル・セットのデータベース・オブジェクトとトランスポータブル・セット外のデータベース・オブジェクトの間に、論理的または物理的な依存関係がある場合があります。トランスポートできるのは、自己完結型である表領域セットのみです。つまり、表領域セット内のデータベース・オブジェクトは、その表領域セット外のデータベース・オブジェクトのいずれにも依存しません。 - タスク2: トランスポータブル表領域セットの生成
トランスポートする表領域セットが自己完結型であることを確認した後で、トランスポータブル表領域セットを生成します。 - タスク3: エクスポート・ダンプ・ファイルのトランスポート
ダンプ・ファイルを、DATA_PUMP_DIR
ディレクトリ・オブジェクトで指し示されているディレクトリ、または他の任意のディレクトリにトランスポートします。新しい場所はターゲット・データベースへアクセス可能であることが必要です。 - タスク4: 表領域セットのトランスポート
表領域のデータファイルをターゲット・データベースへアクセス可能なディレクトリにトランスポートします。 - タスク5: (オプション)表領域を読取り/書込みモードに戻す
トランスポートした表領域をソース・データベースで再び読取り/書込みモードにします。 - タスク6: 表領域セットのインポート
トランスポータブル表領域に対する操作を完了するために、表領域セットをインポートします。 - 移行後タスク
これらのタスクを完了して、使用するターゲットのOracle Databaseを準備します。