プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middleware Oracle Data Visualizationユーザーズ・ガイド
12c (12.2.1.4.0)
E96107-02
目次へ移動
目次

前
次

8 インポートおよび共有

他のユーザーと共有するためにプロジェクトをインポートおよびエクスポートできます。他のユーザーが使用できるビジュアライゼーション、キャンバスまたはストーリのファイルを共有することもできます。

アーティファクトのインポートおよび共有の一般的なワークフロー

ここでは、フォルダ、プロジェクト、ビジュアライゼーション、キャンバスおよびストーリをインポートして他のユーザーと共有するための一般的なタスクを示します。

タスク 説明 詳細情報
プロジェクトおよびフォルダのインポート プロジェクトおよびフォルダをアプリケーションとしてインポートします。 アプリケーションまたはプロジェクトのインポート
フォルダ、プロジェクト、ビジュアライゼーション、キャンバスまたはストーリの共有 プロジェクトまたはフォルダをアプリケーションとして複数のユーザーと共有します。プロジェクトのビジュアライゼーション、キャンバスまたはストーリを1つのファイルとして共有することもできます。

アプリケーションとしてのプロジェクトまたはフォルダの共有

ビジュアライゼーション、キャンバスまたはストーリのファイルの共有

プロジェクトまたはフォルダのインポートおよび共有

他のユーザーおよびソースからプロジェクトおよびアプリケーションをインポートしたり、プロジェクトを他のユーザーが使用できるようにエクスポートできます。

アプリケーションまたはプロジェクトのインポート

別のユーザーによって作成およびエクスポートされたアプリケーションやプロジェクトをインポートしたり、Oracle Fusion Applicationsなどの外部ソースからアプリケーションをインポートできます。

インポートは、関連データ・セット、接続文字列、接続資格証明および格納されたデータなどのアプリケーションまたはプロジェクトの使用に必要なすべてを含んでいます。
  1. 「ホーム」ページで、「プロジェクト」「ページ・メニュー」の順にクリックして、「インポート」を選択します。
  2. 「インポート」ダイアログで、「ファイルの選択」をクリックするか、ダイアログにプロジェクトまたはアプリケーション・ファイルをドラッグしてから、「インポート」をクリックします。
  3. 同じ名前のオブジェクトがすでにシステムに存在する場合、既存のオブジェクトの置換か、インポートの取消しを選択します。プロジェクトをインポートするときに、プロジェクト、データ・ソースまたは接続がすでに存在するというエラーが表示されますを参照してください。
  4. 同じ名前のオブジェクトがすでにシステムに存在する場合、既存のオブジェクトの置換か、インポートの取消しを選択します。トラブルシューティングの章の「プロジェクトをインポートするときに、プロジェクト、データ・ソースまたは接続がすでに存在するというエラーが表示されます」の項を参照してください。

アプリケーションとしてのプロジェクトまたはフォルダの共有

プロジェクトを共有して、他のユーザーがインポートおよび使用できるアプリケーションとしてエクスポートできます。

エクスポートにより、関連データ・セット、接続文字列、接続資格証明および格納されたデータなど、指定する項目を含んだ.DVAファイルが生成されます。
  1. 「ホーム」ページで、「プロジェクト」をクリックしてから、共有するプロジェクトまたはフォルダを選択します。
  2. 「アクション・メニュー」をクリックし、「共有」を選択してから「ファイル」をクリックします。
  3. 「ファイル」ダイアログで、「データを含める」オプションをクリックして、プロジェクトまたはフォルダにデータを含めます。
  4. エクスポートするプロジェクトにデータ・ソース接続のユーザー名およびパスワードを含める場合は、「接続資格証明」オプションをクリックします。次の点に注意してください。
    • Excel、CSVまたはTXTデータ・ソースを含むプロジェクトの場合: Excel、CSVまたはTXTデータ・ソースはデータ接続を使用しないため、「接続資格証明を含める」オプションをクリアします。
    • データベースのデータ・ソースを含むプロジェクトの場合: 「接続資格証明を含める」オプションをクリアした場合は、ユーザーが、インポートしたプロジェクトにデータをロードするために、有効なユーザー名およびパスワードを指定する必要があります。
    • Oracle ApplicationsまたはOracle Essbaseのデータ・ソースを含むプロジェクトの場合: 「接続資格証明」オプションの選択は、接続設定の「接続の作成」ダイアログの「認証」フィールドで「常にこのユーザー名とパスワードを使用」オプションを指定した場合に機能します。

      「接続資格証明」オプションをクリアするか、「認証」フィールドで「ユーザーは自分のユーザー名とパスワードの入力が必要」オプションを指定すると、インポートするプロジェクトにデータをロードするために、有効なユーザー名およびパスワードを指定する必要があります。

  5. 「データを含める」オプションまたは「接続資格証明を含める」オプションを選択した場合、プロジェクトまたはフォルダをインポートし、接続資格証明およびデータを復号化するために指定する必要のあるパスワードを入力して確認します。
  6. 「保存」をクリックします。

ビジュアライゼーション、キャンバスまたはストーリの共有

ビジュアライゼーション、キャンバスまたはストーリを共有して、他のユーザーが使用できるようにできます。

ビジュアライゼーション、キャンバスまたはストーリのファイルの共有

プロジェクトのビジュアライゼーション、キャンバスまたはストーリの1つ以上を1つのファイルとして共有できます。

  1. データ・ビジュアライゼーション・プロジェクトを作成するかまたは開きます。
  2. プロジェクト・ツールバーの「共有」アイコンをクリックしてから「ファイル」をクリックして「ファイル」ダイアログを開きます。
  3. 「ファイル」ダイアログで、選択したファイル形式を基にしてオプションを指定および選択します。
    • Powerpoint (pptx)Acrobat (pdf)およびImage (png): ファイル名および用紙サイズと向きを指定します。ペインに基づいて、次のいずれかを実行します:

      • ビジュアル化: アクティブなキャンバスまたはビジュアライゼーション、あるいはすべてのキャンバスを含めるように選択する必要があります。

      • 解説: アクティブなページまたはビジュアライゼーション、あるいはすべてのストーリ・ページを含めるように選択する必要があります。

    • データ(csv): ファイル名を指定します。

    • パッケージ(dva): ファイル名を指定します。「データを含める」および「接続資格証明」オプションを選択することもできます。「接続資格証明」オプションを選択する場合、パッケージ・データを取得するためのパスワードを入力および確認します。「ACLをアーカイブに含める」を選択することもできます。

    ノート:

    プロジェクトを共有するためのファイル形式として「パッケージ(dva)」のみを選択できます。
  4. 「保存」をクリックします。
  5. 「名前を付けて保存」ダイアログで、必要に応じて、ファイル拡張子を指定し、ファイルを保存する場所を参照してファイル名を変更します。「保存」をクリックします。

ビジュアライゼーション、キャンバスまたはストーリの印刷

プロジェクトのビジュアライゼーション、キャンバスまたはストーリを1つ以上印刷できます。

  1. データ・ビジュアライゼーション・プロジェクトを作成するかまたは開きます。
  2. プロジェクト・ツールバーの「共有」アイコンをクリックしてから「印刷」をクリックして「印刷」ダイアログを開きます。
  3. 「印刷」ダイアログで、ファイル名、用紙サイズおよび向きを指定します。すべてのオープン・ビジュアライゼーションまたはキャンバスをファイルに含めるか、アクティブなビジュアライゼーションまたはキャンバスのみを含めるかのいずれかを選択する必要もあります。
  4. 「印刷」をクリックします。ブラウザの印刷ダイアログが表示されます。
  5. 使用するプリンタや印刷部数などの他の印刷プリファレンスを指定し、「印刷」をクリックします。

ビジュアライゼーション・データのCSVまたはTXTファイルへの書込み

ビジュアライゼーションからCSVまたはTXTファイルにデータを書き込むことができます。これにより、Excelなどの互換性のあるアプリケーションでビジュアライゼーション・データを開いたり、更新したりできます。

  1. CSVまたはTXT形式で書き込むデータがあるビジュアライゼーションを見つけて、ビジュアライゼーション・ツールバーの「共有」をクリックしてから、「ファイル」を選択し、形式(.CSVなど)を選択し、「保存」をクリックします。
    「別名保存」ダイアログが表示されます。
  2. ファイルに名前を付けて、ファイルを保存する場所を参照します。必要に応じて、ファイル拡張子を.txtに変更します。「保存」をクリックします。