Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド 12c (12.2.1.4.0) E96099-04 |
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このトピックでは、大きいレポートのCSV出力を生成する方法について説明します。
他の出力フォーマットを選択せずにCSV出力フォーマットのみを選択すると、大きいレポートのCSV出力でメモリーの問題は発生しません。
要件
CSV出力のみを有効にするには、データ・モデル・プロパティ・ページで「CSV出力の有効化」プロパティを設定します。
制限事項
次の場合、データ・エンジンではCSV出力を生成できません。
SQL問合せにCLOB/BLOB列が含まれている
問合せにCLOB列が含まれている場合、LOBはXMLデータまたは非構造化データである可能性があるため、データ・プロセッサではCSV出力を生成できません。フラット化されたCSVフォーマットへのLOB列の変換は、スケールされません。このタイプの変換は、データ・エンジン内に書式設定エンジンを埋め込む場合と同様の複雑なコード変更を必要とします。
SQL問合せにDFF/EFF列が含まれている
問合せにDFF (付加フレックスフィールド)またはEFF (拡張フレックスフィールド)列が含まれている場合、データ・プロセッサはCSV出力を生成できません。各DFFまたはEFF列は、問合せでネストされたサブグループとして扱われるため、ネストされたXMLデータが生成されます。ネストされたXMLデータをCSV出力に直接フラット化することはできません。
データ・モデルにSQLデータ・セットとSQL以外のデータ・セットの両方が含まれている
データ・モデルにSQLとSQL以外のデータ・セット(Webサービス、http、xmlなどの非標準データ・セット)が混在している場合、データ・プロセッサではCSV出力を生成できません。
データ・モデルに非標準のSQL問合せが含まれている
データ・モデルに、参照を戻すプロシージャや関数などの非標準の問合せが含まれている場合、データ・プロセッサではCSV出力を直接生成できません。ネストされたXML構造を戻す非標準の問合せは、データ・エンジン内では処理できません。
スケジュールされたレポートに複数の出力フォーマットがある
スケジュールされたレポートに対して複数の出力フォーマットを選択した場合、データ・プロセッサでは、XMLファイルから直接CSV出力は生成されません。
スケジュールされたレポートでバーストが使用されている
レポートのバーストでは、CSVフォーマットはデータ・エンジンで直接生成されません。データの分割および配信には、Raw XMLデータの解析が必要です。