このドキュメントで説明されているソフトウェアはサポートされなくなったか、または拡張サポートされています。
Oracleでは、現在サポートされているリリースにアップグレードすることをお薦めします。

第8章 システム・グループを使用した構成の標準化

システムのグループを指定すると、同時にエラータを適用したり、パッケージを更新したり、チャネルのサブスクリプションを変更するなど、多くのシステムを同時に変更する方法が提供されます。 システム・グループを使用すると、ソフトウェア構成を標準化して、メンバー・システムが一貫したリリースおよびパッチ・レベルを持つようにすることができます。 大規模なデプロイメントでは、システム・グループを使用するとシステム管理タスクを自動化できます。

Webインタフェースのシステム・グループページで、またはspacecmdgroup_createおよびadd_systemsサブコマンドを使用して、システム・グループを作成できます。

たとえば、グループgrp-prod-db-mkeを作成し、現在ol7u1-x86_64-20150807チャネルにサブスクライブしているすべてのシステムをそのグループに追加します:

spacecmd {SSM:0}> group_create grp-pdb "Production DB Server Group"
spacecmd {SSM:0}> add_systems grp-pdb channel:ol7u1-x86_64-20150807

システム・グループ内のすべてのサーバーのベース・チャネルを変更するには、次の例に示すように、グループ名をspacecmdに指定します:

spacecmd {SSM:0}> system_setbasechannel group:grp-pdb ol7-x86_64-QAr2-base

このようなコマンドを使用すると、たとえば、現在テスト・チャネルに登録しているすべてのシステムをプロダクション・チャネルにサブスクライブするなど、多くのシステムのチャネル・サブスクリプションを同時に変更することができます。 Spacewalk管理操作は、単一のシステム・グループ、または2つ以上のシステム・グループの結合または共通部分で実行することもできます。