データベース・パラメータがパフォーマンスに影響するかどうかを評価します。
特定のデータベース・パラメータは、パフォーマンスに影響する可能性があります。特に、メモリー関連のパラメータ(MEMORY_TARGET
、SGA_TARGET
、PGA_AGGREGATE_TARGET
、SHARED_POOL_SIZE
)について、サイズが正しいことを確認する必要があります。埋込みPL/SQLゲートウェイを使用する場合は、複数の同時リクエストのパフォーマンスを向上させるために、SHARED_SERVERS
のサイズが正しいことを確認する必要があります。また、データベースのシステム・グローバル領域(SGA)が実際のメモリーに収まることも確認する必要があります。SGAが小さいと、Application Expressのパフォーマンスに大きく影響する可能性があります。PL/SQLの共有プールおよびApplication Expressメタデータのバッファ・キャッシュには十分なメモリーが必要です。SGAのサイズが正しい場合、定期的にアクセスされるため、メモリーからスワップ・アウトされず、Application ExpressエンジンからPL/SQLプログラムを固定する必要がなくなります。Application Expressエンジンはデータベース内に存在するため、統計をapex_180100
スキーマに集約することをお薦めします。正確な統計によって、コストベース・オプティマイザで、アプリケーション・メタデータにアクセスするための問合せ計画をより適切に作成できます。
親トピック: アプリケーション・パフォーマンスの管理